ホーチミン旅行の予算/費用を徹底解説!

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ベトナムのホーチミン旅行で想定される旅費を紹介。2泊3日、3泊4日に掛かる予算や、観光や滞在で発生する各種費用も詳しく解説します。

目次

    ベトナム│ホーチミン旅行初心者の予算/費用の考え方

    ベトナム│ホーチミン旅行初心者の予算/費用の考え方

    ベトナムのホーチミンへ訪れる日本人旅行者は年間およそ40万人(コロナ以前)。2度目、3度目のホーチミン旅行であればいいのですが、初めての旅行者は現地で掛かる費用がイメージできません。

    基本的に旅費は「移動費用」、「ツアー代金」、「食費」、「娯楽費用」、「お土産」で構成され、それぞれの予算を考えることから始めます。

    ホーチミン旅行の費用:2泊3日の予算はいくら持っていく?

    ホーチミン旅行の費用:2泊3日の予算はいくら持っていく?

    ホーチミン旅行者の多くは3泊4日ですが、最近は2泊3日の弾丸トラベルも増えてきました。コロナ後は円安で航空券も高くなっているものの、ベトナム及びホーチミンはまだまだ物価の安い国・都市となるため、土日祝や有給休暇を利用した短期旅行の需要も増しています。

    ホーチミンを2泊3日の旅行を計画するとき、必要となる費用/予算は以下をイメージすることができます。

    名称費用/予算注意
    航空券5~8万円LCCなら4~5万円で購入可能
    食費3万円食堂なら200円/食で済むが、レストランだと高くつく
    ホテル代1万5000円5つ星でも1泊8000円~1万5000円で宿泊可能
    ツアー/観光2万円ツアー代金が高くつく。安さを狙うなら英語ツアーがおすすめ
    移動費用5000円ホーチミン市内は歩いて観光できる。
    お土産代1万5000円雑貨やお菓子土産が充実しているため予算を取ろう
    ポケットWi-Fi5000円eSimでも構わないがポケットWi-Fiがおすすめ
    スパ1万5000円ベトナムはスパ天国。1度はコースを体験したい

    2泊3日ホーチミン旅行の予算/費用の目安は「10万円」※航空券除く

    2泊3日ホーチミン旅行の予算/費用の目安は「10万円」※航空券除く

    2泊3日のホーチミン旅行の予算は航空券を除くと10万円前後となります。スパに興味がなかったり、ツアーに参加しなければもっと安く済みますが、せっかくの東南アジア旅行なのだから、日本では普段体験できないことに挑戦してほしいところです。

    ホーチミン旅行の費用:3泊4日の旅費・予算はいくら必要?

    ホーチミン旅行の費用:3泊4日の旅費・予算はいくら必要?

    続いてご紹介するのは3泊4日ホーチミン観光の旅費・予算費用です。ホーチミン旅行で最もニーズのある旅行日数となりますが、土日祝の3連休の前後日に有給休暇を追加すれば決行できる旅程となるので、比較的年間を通じて休みは取りやすいのではないでしょうか。

    名称費用/予算注意
    航空券5~8万円LCCなら4~5万円で購入可能
    食費4万円高級レストラン、ホテルビュッフェの利用もできる予算
    ホテル代1万5000円5つ星でも1泊8000円~1万5000円で宿泊可能
    ツアー/観光2万5000円ツアーは1回で十分。博物館などの見学料は格安
    移動費用7000円隣町の中華街やタオディエン(お洒落タウン)に行くのもあり
    お土産代1万5000円雑貨やお菓子土産が充実しているため予算を取ろう
    ポケットWi-Fi5000円eSimでも構わないがポケットWi-Fiがおすすめ
    スパ1万5000円ベトナムはスパ天国。1度はコースを体験したい

    3泊4日のホーチミン旅行の予算/費用が前後するのは「食費」次第

    3泊4日のホーチミン旅行の予算/費用が前後するのは「食費」次第

    3日間の旅行日数と比較すると、予算/費用の目安は航空券を除いて12万円以下。1日追加しただけなので、変わるのは食費と移動費のみとなります。

    現地ツアーにもっと参加したいのであれば、バイクツアーやチョロン観光などがおすすめです。比較的安く行けます。

    また、食費は多めに予算を取っているので、滞在中1度か2度は高級レストランや5つ星ホテルのビュッフェを満喫することもできるでしょう。

    ホーチミン旅行の費用:5日間の旅費・予算はどうする?

    ホーチミン旅行の費用:5日間の旅費・予算はどうする?

    一方で5日間のホーチミン旅行を計画している人は、お盆や年末年始、GWといった長期連休が多数を占めます。予算の目安は3泊4日とほとんど変わりませんが、その代わり航空券が高くつく可能性が高いです。

    この時期の航空券はLCC(格安航空会社)でも最低8万円程度、ベトナム航空やJAL、ANAでは12~17万円ほどします。向こう数年である程度航空券代は落ち着いてくるかもしれませんが、それでもオフシーズンと比べるとかなり高いため、現地の予算を切り詰める人は、以下ポイントを押さえておきましょう。

    食費:食堂を利用する。屋台はお腹いっぱいならないので返って高くつくかも。
    ツアー:自力で行けない郊外ツアーに参加。市内観光は自力で計画。
    ホテル:ベトナムは室料なので、1部屋2名まで一律料金なのでかなり安く泊まれる。

    ホーチミン旅行のツアー費用はいくら?予算取りのポイント

    ホーチミン旅行のツアー費用はいくら?予算取りのポイント

    初めてのホーチミン旅行者は現地オプショナルツアーに参加したいと考えているでしょう。ホーチミン発の現地ツアーはメコンやクチ、カンザーといった自然エリアをはじめ、市内観光ではチョロン散策、バイクツアー、ディナークルーズなどが人気です。

    郊外ツアーの費用目安は「1~2万円」、市内観光で「5000~8000円」となります。コロナ後は多少高くなっていますが、それでも郊外のホタル観賞ツアーやメコンツアーは相変わらず人気があり、また見どころも多いです。

    現地ツアーに参加しないと考えている人は、その分の予算をスパやお土産などに回すのが良いでしょう。

    ホーチミン旅行で予算/費用を節約する方法やプランを解説

    ホーチミン旅行で予算/費用を抑える方法やプランを解説

    ホーチミン旅行で予算/費用を節約したい人は、「決まったものはどんどん予約する」ことをおすすめします。旅行プランを動かせないように予約しておけば、発生する費用が決まりますので、現地に持って行く予算も立てやすいです。

    具体的には「スパ・レストラン・現地ツアー・お土産」など。日本人向けにお土産アピールしているお店や会社は、最近日本語の通販サイトを持つようになり、注文すれば宿泊ホテルに届けてくれるサービスがあります。こういったサービスも積極的に利用して、予算をどんどん固めていくのが良いでしょう。

    ホーチミン市内観光の費用/予算は格安!

    ホーチミン市内観光の費用/予算は格安!

    ホーチミン観光にかかる費用・予算は実はそれほどかかりません。観光予算の大半は現地オプショナルツアー代金となります。

    ホーチミン市内観光では、主に「博物館・寺院・美術館」を回ることになりますが、博物館/美術館の入館料は100~300円程度ですし、寺院の入場料は無料です。ホーチミン市内の観光施設は近場にあるため、移動費となるタクシー代も安く、またGrab(配車アプリ)を利用することで、さらに節約できます。

    ホーチミン旅行のホテル費用と予算:4つ星より5つ星ホテルに泊まろう

    ホーチミン旅行のホテル費用と予算:4つ星より5つ星ホテルに泊まろう

    ホーチミン旅行の予算を節約したい場合、ホテルに掛かる宿泊費用を見直してみるのもいいかもしれません。ただし、必ずしも安ホテルを選んだ方が良いわけではありません。5つ星ホテルであれば朝食ビュッフェは豪華ですし、屋外プールや屋上ナイトバーなどファシリティサービスが充実しているので、ホーチミン旅行全体の満足度が上がります。

    また、日本のホテルは1名につき宿泊料金が発生するのが普通ですが、ベトナムは室料が基本です。1部屋料金=大人2名+子供(5~6歳まで)1名となりますので、カップル夫婦はもちろん、大人数でも部屋割りを考えれば、パッケージツアー(日本発の航空券+ホテル代込みのツアー)よりも大分安く済ませることができます。

    まとめ:ベトナムのホーチミンはまだまだ物価が安い!低予算/費用で旅行できる!

    まとめ:ベトナムのホーチミンはまだまだ物価が安い!低予算/費用で旅行できる!

    近年は円安と世界インフレで海外旅行が行きづらくなっていますが、それでもベトナムはまだまだ物価安の国です。ホーチミンという大都市であっても、「どのような滞在をおくるか」によって、予算はかなり節約できます。

    是非次の海外旅行はホーチミン観光を計画してみてください。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。