ダナン名物「ドラゴン橋」水と炎を吹くファイヤーショー体験記


ダナン夜観光のナイトスポットで定番の「ドラゴン橋/ロン橋」。毎週金曜~日曜に行われる龍が火と水を噴くファイヤーショーのイベントはダナン観光の名物となっています。
今回は「ドラゴン橋/ロン橋」の概要と週末のファイヤーショーのイベントを実際に体験した模様をご紹介。どこから見るのが一番おすすめかも詳しく紹介します。
当サイト「タビスパ」はベトナム最大級のスパ・現地ツアー・レストランの予約サイトです。ダナンは世界中の旅行者が訪れるため、スパやレストランは事前予約が必要です。ぜひタビスパをお役立てください。
ドラゴン橋の場所・行き方:ダナン観光エリアの中心!地図で確認
ダナン市内中心部にある「ドラゴン橋/ロン橋」は、観光の中心にあるハン川に沿って走るバクダン通りを南へと進んだところにあります。チャム彫刻博物館のすぐ目と鼻の先にあり、ミーケービーチのある対岸に向かって伸びる橋です。
ダナンの中心市街地にあり、「ダナン大聖堂」からなら、徒歩で約15分くらいの距離のところ。車なら約3分で行くことができます。

ダナンのドラゴン橋/ロン橋の特徴:世界最長の鋼鉄製ドラゴン
ベトナムのダナン「ドラゴン橋/ロン橋」は、2013年のダナン解放記念日に開通した、比較的新しいダナンの観光名所です。全長は666m、片面3車線合計6車線もあって迫力も抜群。世界最大級を誇る鋼鉄でできた巨大なドラゴンの橋で、設立当初はギネスにも申請されました。
ドラゴン橋/ロン橋は観光スポットであると同時に、対岸との往来に欠かせないインフラでもあるため、昼夜問わず利用できます。ブリッジの端は歩道になっていて安心して歩けるので、チャム彫刻博物館を見学したあとに、そのまま徒歩で橋を渡って対岸まで歩いてみるのがいいでしょう。
ドラゴンの頭の部分はミーケービーチ側の方角を向いていて、尻尾の部分は市街地側を向いています。橋の中央から見れるソンハン橋や、川向こうの観覧車は昼でも美しいですが、夜になるとイルミネーションが行われ、より美観となります。
1万50000個のLEDが色鮮やかなイルミネーション
「ドラゴン橋/ロン橋」には、約1万5000個のLED電球をつけられています。夜には青や紫、黄や緑など、カラフルにライトアップされます。とても美しくて幻想的な光景を楽しめる観光スポットとなっています。時間とともにライトアップの色彩も変化も楽しめるのも魅力。
ドラゴン橋の全身を正面から見れる場所
ドラゴン橋はとても大きいので、ドラゴンの全身をみるためには、少し遠くなってしまいますが、同時に開通したチャンティリー橋や、この橋が完成するまでダナンの象徴的な存在だったソンハン橋からなら、全体像を眺めることができます。

ダナン・ドラゴン橋の名物「火と水を噴くファイヤーショー」イベント開催概要と体験記!
ドラゴン橋は毎週末の金曜・土曜・日曜日に、龍が火と水を噴くファイヤーショーのイベントが開催されます。
これまでは土日のみの開催でしたが、2023年以降、観光誘致のため金曜も実施されるようになりました。時間は21時開始でイベント時間は20分ほど。目の前でみると、火の熱気がすごくて迫力満点です。
迫力満点のドラゴン橋のファイヤーショー!イベント時間は歩行者天国
ドラゴンが火を噴いている間は交通規制がかかり、「ドラゴン橋」は一時通行止めになります。火を噴くタイミングは数分の間隔を空けて、合計で10回以上。シャッターチャンスをお見逃しなく。イベントが終了すれば、交通規制はすぐに解かれます。

ダナン・ドラゴン橋/ロン橋はどこから見るのが一番おすすめ?
週末ショー・イベントのときは、ドラゴン橋の龍の口の下周辺で見学するのがおすすめです。たくさんの人が集まっているので、少し早めに行くのがいいでしょう。
幾つか屋台が出ることもありますし、ここから眺められる夜景も素敵なので、多少の時間はぜんぜん潰すことができるはずです。口元に立っていれば、龍が火を噴く様子を間近で見学できるほか、熱風を感じられますし、水を浴びることもできます(笑)
ドラゴン橋のファイヤーショー終了後は歩いてDHCマリーナへ
ドラゴン橋のファイヤーショーを終了後は、そのまま歩いてミーケービーチ方面に降りるのが良いでしょう。もう1つのナイトスポットである「DHCマリーナ」は実は目と鼻の先にあるほか、その正面には「ソンチャナイトマーケット」も広がっています。
DHCマリーナの恋の滝登り像での記念撮影をして、愛の桟橋で愛の南京錠をはめ、オープンエアのカフェでアイスを頬張り、正面のナイトマーケットで雑貨の物色や屋台グルメを堪能。この一連の流れがおすすめです。

ダナン「ドラゴン橋/ロン橋」をめぐる3つの噂
このダナンの観光名所「ロン橋/ドラゴンブリッジ」には、3つの有名な噂があります。
1つ目は、ドラゴンの頭が東の海をのぞんでいるのは、風水的に良いからということと、火を噴いて海からの侵入者から守るためなのだそう。また、このドラゴンは水も噴くのですが、それは人びとに潤いを与えるためなのだとか。
2つ目は、同時に開通しているチャンティリー橋も、ドラゴンの形にする案という噂。しかし、風水的に2つのドラゴンはよくなかったため、取り止められたのだそう。また、チャンティリー橋のほうが、ロン橋よりも長かったことも一因らしいです。
3つ目は、設計上では、ドラゴンの頭はもっと高い位置にあったということ。けれども、その重さでは強度的に耐えられないため、やむなく10センチほど低くしたのだという噂があります。
それぞれの噂は本当かどうかわかりませんが、そんなエピソードも、この観光スポットを楽しむ良いスパイスになってくれることでしょう。

家族で楽しめるダナンの「ドラゴン橋/ロン橋」へ行こう!
ベトナム・ダナンの観光名所「ドラゴン橋」。巨大で迫力あるドラゴンの姿や、無数のLEDで彩られた美しい夜のライトアップは本当に美観です。毎週金曜~日曜に開催されるドラゴンが火と水を噴くイベントまで、どれをとっても必見の魅力的な夜の観光スポットです。ダナンを訪れる際は、ぜひ足を運んでみてください。
DATA
■ドラゴン橋/ロン橋
住所:Cau Rong Nguyen Van Linh St. Danang
アクセス:ダナン大聖堂からタクシーで約3分/チャム彫刻博物館の目の前
ファイヤーショー:毎週金~日曜21:00~