2泊3日のベトナム旅行!費用やおすすめ観光地完全ガイド
東南アジアの中では日本と距離が近いベトナムでは、現地滞在のコツを知っていれば2泊3日でも十分満足できるベトナム旅行が実現できます。
そこで、ここでは2泊3日で楽しめるベトナム旅行の費用や、おすすめの観光地を詳しく解説します。ホーチミンやハノイ、ダナンといった都市で、限られた日数でも満喫できるプランを提案します。
また、2泊3日ベトナム旅行の費用の目安や節約方法も紹介しますので、安心して旅の計画を立てることができます。
当サイト「タビスパ」はベトナム全国のスパ・現地ツアー・レストランの予約サイトです。是非ベトナム旅行中にご利用ください。
ベトナム旅行の基本情報:2泊3日のおすすめ時期とシーズン
ベトナムは1年を通じて旅行が楽しめる国ですが、時期によって気候が大きく変わります。また、日本人旅行者にとっては北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンが人気ですが、両都市はそれぞれ気候が異なる点にも注意が必要です。
ベトナム旅行の2泊3日という短い期間では、天候に左右されない旅行計画が重要なので、おすすめは雨があまり降らない乾季の都市を選ぶことです。
ベトナムのハノイ、ダナン、ホーチミンの乾季の時期
ベトナムの気候は北部、中部、南部で異なります。北部(ハノイ)は四季があり、冬は寒く夏は暑い。一方、南部(ホーチミン)は年中高温で、湿度が高い熱帯気候となります。以下では日本人に人気のハノイ、ダナン、ホーチミンにおける旅行のベストシーズンである「乾季」の期間を記載します。
ハノイ:11月~5月上旬
ただし、11月から2月のハノイは秋冬に相当するため、日によってはジャンパーが必要なほど寒くなることがあります。南国の都市と思って行くと面食らうかもしれないので注意してください。
ダナン&ホイアン:2月~9月
ベトナム中部ダナンと世界遺産ホイアンは気候柄乾季の時期が少し長いのが特徴です。ただし2月3月は雨がぱらつく日も多いです。ハノイとホーチミンが雨季に入る5月中旬から9月は、ダナンはまだ乾季のため、旅行には最適となります。
ホーチミン:11月~5月上旬
雨季と乾季の時期はハノイと同じですが、ホーチミンは常夏となるので、年間を通じて気温は高いのが特徴です。雨季は確かに雨が厄介ですが、高級スパやショッピングセンターなど室内観光に切り替えることができれば、旅の満足度は下がりません。
2泊3日のベトナム旅行では混雑を避けよう!
ベトナム国内では旧正月の期間と9月2日の独立記念日、5月のゴールデンウィークはベトナム人の国内旅行・帰省のため、航空券やホテル宿泊代金が高くなりがちです。観光地もベトナム人旅行者で混み合うので、これらはできれば外していくのがおすすめです。
ベトナム2泊3日旅行の費用目安と内訳【航空券・宿泊・食費】
ベトナム旅行の費用は日本と比較するとリーズナブルです。2泊3日での旅行では、航空券、宿泊、食費、交通費などを合計して、一般的には7万〜10万円ほどが目安です。
航空券の費用は時期や航空会社によって大きく変動しますが、LCCを利用すると往復5万円程度に抑えることができ、セール期間で買うことができれば、さらに安くなります。ホテル宿泊費も3つ星ホテルであれば1泊3,000~5,000円前後で宿泊可能ですし、4つ星、5つ星でも1万円から探すことができます。
食費はベトナムの物価が安いため、高級レストランに行かなければ1日あたり1,500円〜3,000円程度で満足な食事が楽しめます。さらに、交通費や観光費用を加えても、十分に予算内で収まるでしょう。
2泊3日のベトナム旅行で別途費用/予算を確保したいもの
2泊3日のベトナム旅行では、短い滞在時間で充実した現地滞在をおくりたいものです。そこで、「高級スパ」、「高級レストラン」、「お土産」に掛かる費用は別途予算を取ってください。
2泊3日ベトナム旅行を満喫!ハノイ・ダナン・ホーチミンの費用と見どころ紹介
以下では日本人旅行者に人気のハノイ・ダナン・ホーチミンの3大都市における2泊3日の現地費用と見どころを紹介します。
2泊3日のベトナム旅行:ハノイ観光の費用と見どころ
ベトナム北部ハノイは政治と芸術の都と言われています。歴史的な名所が多く、文化的な体験ができる都市です。2泊3日の旅行では、ハノイ中心に広がるハノイ旧市街やホアンキエム湖の散策、歴史史跡である文廟、ホーチミン廟、歴史博物館、世界遺産タンロン遺跡などを訪れるのが定番の市内観光です。
1日目はハノイ市内観光を中心に、2日目には日帰りツアーでハロン湾やニンビンを訪れるのがいいでしょう。ただし、ハロン湾とニンビンはいずれも朝出発の夜解散となり、1日潰れてしまいます。いっそのんことハロン湾とニンビンは諦めて市内観光に徹するのも一つの手です。
費用については、宿泊費が1泊5,000円〜8,000円、食費は1日1,500円〜3,000円ほどが目安です。交通手段はタクシー、配車アプリ「Grab」が主となります。2024年から電車も運行していますが、観光目的ではいまのところ利用価値はあまりありません。
費用を節約したい場合は、現地ツアーには参加せず徒歩で行ける市内観光がおすすめです。ハノイ旧市街で買い物や高級スパを満喫し、ホアンキエム湖周辺の博物館でベトナムの歴史を学びましょう。
2泊3日のベトナム旅行:ダナン観光の費用と楽しむポイント
ベトナム中部のダナンはビーチリゾート地として人気があり、2泊3日でも十分に観光を楽しめる都市です。1日目はダナンのビーチやリゾートホテルでリラックスし、高級スパやシーフード料理など市内観光を楽しむのが良いでしょう。2日目には世界遺産ホイアンの古都を訪れるモデルプランが人気です。
観光スポットとしては、世界遺産のミーソン遺跡や巨大テーマパークのバーナーヒルズのゴールデンブリッジが有名ですが、いずれも郊外となるので2泊3日の旅行では諦めるのが無難です(それほど満足度も高くありません)。
ダナン現地で費用を節約するポイントとしては、「観光スポットを絞る」のが良いでしょう。あちらこちらに足を延ばしていれば移動費用がかさみますので、ダナン市内とホイアン旧市街に的を絞ると費用の節約になります。また、リゾートホテルに宿泊するならば、半日から1日はホテルライフを楽しむのもいいでしょう。ホテル内施設も充実しています。
ダナンで見逃せない観光スポット
ダナンは近年観光開発が進んでおり、観光スポットも広域に分布していますが、大きく分ければダナン市内観光と世界遺産ホイアンの夜観光の2つを抑えておけば十分です。
2泊3日のベトナム旅行:ホーチミン観光の費用と観光ルート
ホーチミンは、エネルギッシュな都市で、短期間でも多くの観光スポットを巡ることができます。2泊3日の旅行では、市内中心部の観光名所や歴史的な建造物を効率よく回ることがポイントです。1日目には、ホーチミン市博物館やサイゴン大教会、統一会堂を訪れ、2日目にはクチトンネルツアーやベンタイン市場で地元の文化を体験しましょう。
観光地の多くは市内中心部に位置しているため、タクシーやバイクタクシー、Grabを利用すれば効率的に移動できます。費用の目安としては、1日あたりの交通費が約1,000〜2,000円、観光スポットの入場料が数百円〜1,000円程度です。
2泊3日のベトナム旅行の移動費用【タクシー・Grab】
ベトナムの市内観光ではタクシーとGrabが移動の際に便利です。タクシーは市内中心部であれば流しが走っているので、基本的に時間かからずに捕まえることができます。一方でネット環境が必要なものの、配車アプリのGrabの利用はさらに安価で、スマホ画面に料金が事前に表示されるためぼったくりの心配もありません。
2泊3日のベトナム旅行の移動費用は1日あたり1,000〜2,000円が目安です。バイクタクシーは交渉次第では節約にもなりますが、逆に相場よりも高い金額で成立するリスクもあるため、旅行者にとっては現状Grabが最も利用価値が高い移動手段となります。
2泊3日のベトナム旅行の食事の費用と節約法について詳しく解説!
ベトナムは食文化が豊かで、ガイドブックでもお馴染みのベトナム人のソウルフードであるフォーやバインミーなど、多彩なベトナム料理をリーズナブルに楽しむことができます。2泊3日のベトナム旅行では、1日あたりの食事にかかる費用は1,500円〜3,000円が目安です。屋台での食事は特に安く、1食あたり200円程度で、食堂やローカルレストランでも300円~700円程度でお腹いっぱい食べることができます。
食事費用の節約法としては、屋台やカフェでの食事を利用することで大幅にコストを抑えることが可能です。ベトナム旅行の楽しみのひとつとして、現地の屋台やレストランでローカルな食文化を体験しましょう。
屋台や食堂の注意点と高級レストランのすすめ
ベトナム旅行において屋台や食堂は食費の節約になりますが、衛生面が悪いためお腹を壊す心配があります。2泊3日のベトナム旅行で道中お腹を壊してしまうと、せっかくの海外旅行が台無しです。
そのため、屋台や食堂は1~2食程度に抑えておき、残りは旅行者向けの高級レストランで食事をするのがおすすめです。
ベトナム旅行のお土産費用の目安
ベトナムは雑貨天国と称されるように、日本人旅行者にとってはお土産選びも楽しみの一つです。2泊3日のベトナム旅行では、1万円~2万円程度の予算をとってお土産を選びましょう。近年はベトナム地場のブランドが旅行者のお土産として人気で、生はちみつの「YUGOC(ユーゴック)」や高級チョコの「Marou(マルウ)」、コーヒー豆の「La Vietn(ラービエット)」などはハノイ、ダナン、ホーチミンのどこでも手に入るので絶対に押さえておきたいところです。
また、地元の市場ではハンドメイドの雑貨、スパイス、アジア風の装飾雑貨などが人気です。市場での買い物は価格交渉を楽しむのもベトナムならではの体験です。ただし、市場は高温多湿で365日野ざらしで商品が置かれているため、食品の購入は避けましょう。他人に贈るお土産ならなおさらです。
予約可のお店も紹介│2泊3日のベトナム旅行で行きたい高級スパ&高級レストランの費用相場
ベトナム旅行を2泊3日でより満足するためには、節約よりも贅沢な滞在をするのがおすすめ、という考え方もあります。ハノイやダナン、ホーチミンとともに市内中心部には外国人旅行者向けの高級スパや高級レストランがあります。
高級といっても日本人旅行者にとっては十分予算の範囲内になるはずなので、滞在中1度や2度は体験して行ってください。
高級スパは2時間パッケージで5000円台からある!
ベトナムには安マッサージ店と高級スパがありますが、おすすめは断然高級スパです。安マッサージ店では「足や身体がむしろ痛くなった」、「セクハラされた」、「冷房がなく汗だくになりながらマッサージを受けた」といったクレームもあります。
高級スパは2時間のパッケージコースで5000円~1万円の予算で体験できます。事前予約となりますが、無料送迎や割引、個室手配、お風呂やサウナ無料といった特典もあるので、是非ご利用ください。
ベトナムでおすすめの高級レストランと費用
ベトナム旅行で足を運んでほしい高級レストランは、「ベトナム料理店」と「フランス料理店(フレンチ)」です。ベトナム料理レストランの予算は1人2000円~3000円、フレンチは7000円~1万5000円でアラカルトもしくはコース料理を堪能できます。
まとめ:2泊3日のベトナム旅行。費用/予算は多めにとるのがポイント
今回は2泊3日のベトナム旅行にかかる費用や観光地事の滞在のポイントや節約術を紹介しました。ベトナム旅行においては、やはり予算を多めにとって高級スパや高級レストランを利用することで旅の充実度は比例して上がると言えます。
2泊3日という短期間でもベトナムの主要観光地を効率よく観光することで充実し滞在をおくることができます。ぜひ次の海外旅行はベトナム旅行を満喫してください!