ホーチミン旅行者におすすめ!「インドシン(Indochine)」の庭園で素敵なディナー

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これからホーチミン旅行を計画している方は、ベトナム料理やフレンチといったグルメ旅にも期待したいところですね。ホーチミンはベトナム料理だけではなく、世界各国の料理を扱うレストランが揃っているので、楽しみは尽きません。日本にいるうちから、しっかりとどこのレストランに行くのか決めておくといいでしょう。

今回ご案内するレストラン「インドシン(Indochine)」は、ベトナムとフランスの融合を体験できるお店。建物、レストランの雰囲気、料理とあらゆる面で西洋とベトナムらしさを感じることができます。

目次

    ホーチミン市3区。街路樹が続く一角に佇むレストラン

    インドシン(Indochine)はホーチミン市3区のチュオンディン(Truong Dinh)通りに建っています。周辺の観光スポットといえば、戦争証跡博物館が挙げられますが、徒歩よりはタクシーが無難。市民劇場やベンタイン市場からはタクシーで15分程度で行くことができます。

    フレンチコロニアルのビラで優雅なディナーを

    フレンチコロニアルのビラで優雅なディナーを

    お店の門をくぐると、そこに広がるの優雅な庭園とその背後に建つ大きな邸宅。フレンチコロニアルの邸宅はフランス植民地時代に建てられたもので、建物内には当時の様子を収めた写真などを見ることができます。食事は屋内と屋外どちらでも選ぶことができますが、日中は暑いので屋内がおすすめ。

    レストラン「インドシン」の中世をイメージした内装

    ちなみに店内は、御覧のように古き良き時代の流れを感じることができます。このような内装、インテリアはフランス領インドシナと呼ばれていた時代に築かれた、フランス建築に中国の文化が取り入ったベトナム独自の空間。

    高級レストランらしいフレンチスタイルの雰囲気

    ベトナムは中国に1000年間、フランスに100年間支配されていたため、両国のさまざまな文化、習慣、伝統を随所に見ることができます。

    ディナータイムは生演奏を聴きながら食事を

    インドシン(Indochine)のおすすめはディナータイム。夜の時間になると、庭園内は間接照明でライトアップ。中央に広がる池に沿って等間隔でテーブル席が並び、その向こうにはグランドピアノが配置。定時になると生演奏を聴くことができ、リクエストも可能。カップルでロマンティックな時間を過ごすのもいいですし、グループ、団体も歓迎してくれます。

    ベトナムとフランスが融合した創作料理

    インドシン(Indochine)で食べられる料理はベトナム料理を軸としたフレンチとの融合。一流シェフによる創作料理が多いため、同店でしか食べられない料理も多くあります。

    メニューはコースとアラカルト両方を用意していて、インドシンの魅力を手っ取り早く感じたいならばコースがおすすめ。コースは数種類予算別にあるほか、こちらが予算を伝えて、コースを見繕ってもらうこともできます(事前予約)。

    予算は1人当たり2000~4000円。ベトナムにおいては高級レストランの括りになることは間違いありませんが、それでも現地の物価なので、十分予算の範囲内なのではないでしょうか。また、高級店とは言っても、ドレスコードはありませんし、予約が必須というわけでもありません。学生も気軽に来ることができます。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。