ダナン最大ビーチエリア「ミーケビーチ」一押しの楽しみ方

Top Image
Image 1
Image 2
Image 3
Image 4

ビーチリゾートのダナンにおける最大の海がこちらの「ミーケビーチ」です。過去にはフォーブス誌による「世界で最も美しいビーチ」にも選ばれました。

ミーケビーチでは海水浴、グルメ、マリンスポーツとなんでも楽しむことができます。今回はミーケビーチの概要と楽しみ方をご案内します。

目次

    ミーケビーチはダナン市街中心に広がる南シナ海。空港からタクシーですぐ

    ダナン市街に広がる雄大な南シナ海
    ヤシの木が並ぶ

    ダナン市街にはいくつか外国人旅行者が楽しめる海水浴場がありますが、ミーケビーチはその中で最も市街地に近く、また最も広いビーチエリアとなります。

    ダナン大聖堂からタクシーに乗りドラゴン橋(ロン橋)もしくはソンハン橋を渡り、真っ直ぐ直進先に広がっています。教会からおよそ15分程度です。また、ダナン国際空港はミーケビーチの目と鼻の先に位置しており、日本人が多く宿泊するビーチエリアまではタクシーで10分~20分の距離となります。

    ミーケビーチを地図で確認

    ダナンのミーケビーチ周辺のホテルに泊まるのもおすすめ

    ダナンのミーケビーチ周辺のホテルに泊まるのもおすすめ

    初めてのダナン旅行者であれば、宿泊するエリアに悩むものです。ダナン市街には大きく分けてダナン大聖堂周辺とミーケビーチ周辺エリアでホテルを探すことができます。

    一昔前はミーケビーチ周辺にはゲストハウスやミニホテルくらいしかなかったため、大聖堂周辺の4つ星ホテルが人気でした。しかし、近年はミーケビーチ周辺に4つ星クラスのホテルが数多く開業するようになったので、初めての人も旅慣れた旅行者もホテル探しはミーケビーチ周辺でするのがおすすめです。

    ダナンの海沿い(ビーチ)のホテルを選ぶならおすすめはココ!予算別で紹介
    ダナンに旅行へ来たら、やっぱりリゾートらしく海沿い(ビーチ)のホテルに泊まりたいですよね。しかし、高級ホテルやリゾートホテルは料金も高いですし、数が多いのでどこのホテルを選べばいいか迷います。そこで、今回は予算別におすすめの海沿いのホテルをご案内します。
    詳細を見る

    ダナンのミーケビーチ付近には何がある?実際に歩いてみよう

    ミーケービーチ周辺には何がある?

    ミーケビーチの海辺は、ヤシの木々が並ぶ南国風景が広がる遊歩道となっています。夕暮れときになると多くの現地人や観光客のカップル、ファミリーが散歩しています。

    ミーケビーチと並行して走るボーグエンヤップ通り(Vo Nguyen Giap)は、観光客向けの中級から高級ホテルが集まるエリア。さらに一本奥まった道を歩けば、スパやマッサージ店、物産店、レストラン、カフェ、コンビニなど、旅行者向けのあらゆるお店が並んでいます。

    5つ星のリゾートホテル以外の大抵の観光客は、ミーケビーチ周辺のホテルに宿泊することになります。安宿もたくさんありますので、欧米人の割合も多く、昼間からビールを飲んでいる外国人に異国を感じることもできます。

    ダナンのミーケビーチ周辺にコンビニや両替場所はある?

    ダナンのミーケビーチ周辺にコンビニや両替場所はある?

    ダナンのミーケビーチ周辺には小さなコンビニがあります。4つ星、5つ星ホテルの周辺にあることが多く、基本的な日用品や夜食類はここですべて買うことができるでしょう。

    また、ミーケビーチ周辺に営業しているホテルやツアーデスク、マッサージ店、ランドリーなどでも両替できる場合がありますが、両替は特別な事業ライセンスが必要なため、ホテル以外の両替店は違法なケースが多いです。ベトナムでは両替時にぼったくられるトラブルはあまり報告されていませんが、注意深くなるのであれば、ホテルで両替するのが良いかもしれません。

    ベトナム・ダナン旅行者必見!現地の両替場所~円ドル使えるの?
    ベトナムのダナンに初めて旅行に訪れる方は、現地の両替事情を知っておく必要があります。ここでは空港やホテル、両替所など、両替できる場所を紹介するとともに、現地で円やドルは使うことができるのかもご案内します。
    詳細を見る

    ミーケビーチ周辺のおすすめ店とシーフードレストラン選びの注意点

    ミーケビーチ周辺のおすすめレストラン

    ミーケビーチ周辺には数多くのレストランがありますが、ベトナム料理にしろシーフードレストランにしろ、いずれも外国人旅行者向けのお店となるため、値段はやや高めです。特に日本人が陥りがちなのはシーフードレストランの「価格表示」です。

    ベトナムでは、シーフード料理は一皿の値段ではなく、gもしくはkgの値段が表示されます。30万ドン/kgとある場合は、1kg30万ドンとなりますが、何も1kg注文する必要はありません。500g/15万ドンでで注文することももちろんできます。海老を注文するのであれば、「500gだと何尾ですか?」などと英語で質問して量を決めるのが良いでしょう。

    レストラン「ベップクオン」
    ダナン市街地のミーケービーチ周辺に建つ「ベップクオン(Bep Cuon)」は、ベトナム中部名物を主に取り扱う旅行者向けのベトナム料理店。生春巻きやバインセオはもちろん、下町グルメから定番まで扱う人気のレストランです。店内の雰囲気はホイアンの旧家を再現。
    詳細を見る
    レストラン「モックシーフード」
    ダナンの「モックシーフードレストラン」は、地元客やベトナム人観光客で賑わう海鮮食堂。近年はトリップアドバイザーから口コミが広がり、日本人含めたアジア、欧米客も多く見られます。ミーケービーチの傍なのも魅力。
    詳細を見る

    ダナンのミーケビーチではカフェ&朝食(ご飯)もおすすめできる!

    ダナンのミーケビーチではカフェ&朝食もおすすめできる!

    ダナンのミーケビーチを楽しむコツの一つが「カフェや朝食を楽しむ」ことです。5つ星の高級ホテルやリゾートホテルであれば、ホテルの朝食ビュッフェの方がもちろん良いのですが、低ランクホテルや安ホテルの場合、正直朝食は残念なケースが多いです。

    そのようなときは、ミーケビーチ周辺を歩いてみるのがおすすめです。お洒落な冷房付きのカフェや砂浜に建つオープンエアカフェなどで朝のコーヒーブレイクは南国らしいですし、大抵のお店ではバインミーのような朝食を食べることができます。

    ダナンのミーケビーチ周辺のカフェやご飯を食べに行くときは「営業時間」に注意して

    南国と言えばジャンクフード。朝から食べるのもベトナム旅行ならでは
    南国と言えばジャンクフード。朝から食べるのもベトナム旅行ならでは

    ちなみに、ダナンのミーケビーチ周辺のお店に行くときに注意したいのは「営業時間」です。お店の営業開始時間はかなりばらついています。ベトナムの一般的なビジネスアワーは8~17時ですが、ミーケビーチ周辺のお店は個人オーナーのお店ばかりですし、客層はほぼ旅行者となるので、変則的なお店も少なくありません。

    行きたいお店はネットで情報収集して、営業時間を押さえておくようにしましょう。

    ダナンのミーケビーチは泳げる?海水浴に適しているかどうかを解説

    ダナンのミーケビーチは泳げる?海水浴に適しているかどうかを解説

    ミーケビーチで泳ぐことを目的にダナン旅行を計画している人も多いでしょう。ダナンのミーケビーチではもちろん泳ぐこともできます。ミーケビーチ中心となるのはVo Van Kiet通りとVo Nguyen Giap通りのT字路の南北周辺となります。

    しかし、ミーケビーチは南北に非常に広く、海水浴場として人気のスポットは、隣町のホイアンまで海は広がっています。そのため、中心地であってもそれほど海水浴客で混雑していることはありません。ハイシーズンに行ってものびのびと海水浴を楽しむことができます。

    ダナンのミーケビーチで楽しめるマリンスポーツ&アクティビティをご案内!

    ダナンのミーケビーチで楽しめるマリンスポーツ&アクティビティをご案内!

    ダナンのミーケビーチで楽しめるマリンスポーツ&アクティビティは下記が定番となります。

    ・パラセーリング
    ・ジェットスキー
    ・バナナボート
    ・シュノーケリング(シュノーケル)
    ・ダイビング

    いずれも現地のツアーデスクからオプショナルツアーに申し込む必要があります。ツアーデスクはボーグエンヤップ通り周辺を歩いていても見つけることができますし、ホテルに相談すれば、案内してもらえたり、また高級ホテルであればホテルが催行していることもあります。

    ただし、ダイビングは資格が必要です。無資格の場合はインストラクターと一緒に泳ぐのはベトナムでも共通しています。

    ダナンでサーフィンはできる?おすすめの時期は「雨季(9月~2月)」

    ダナンでサーフィンはできる?おすすめの時期は「雨季(9月~2月)」

    ダナンのミーケビーチはサーフィンもできることで知られています。ただし、乾季となる3~8月は晴れの日が多い一方で波は小さいのが特徴です。一方で9月から2月頃までは雨季となり、天気が崩れる日が多くなる一方で波は高くなりがちです。

    ただし10月11月は台風シーズンとなり、「日本海」のような荒波となり、遊泳禁止フラッグが毎日立ちます。サーフィンに慣れた人は12月から2月の間が良いかもしれません。

    ダナンで初めてのマリンスポーツ体験!安いアクティビティをまとめて案内!
    ベトナムのダナンで初めてのマリンスポーツを体験したい!という人向けに、ダナンのマリンスポーツ事情をご紹介するとともに、安い料金で楽しめるおすすめのアクティビティも併せてご案内します。是非ダナンの美しい海をご堪能ください!
    詳細を見る

    船に乗って沖に行くオプショナルツアーもおすすめ!

    船に乗って沖に行くオプショナルツアーもおすすめ!
    サーフボードがあればサーフィンも

    オプショナルツアーでは船に乗って沖にいってマリンスポーツを楽しむツアーもあります。ミーケービーチは遠浅なので、魚と出会えるためにはちょっと沖に行く必要があります。ツアーではガイドが魚がたくさんいるスポットまで案内してくれるので、シュノーケリングやダイビング、釣りなどを楽しむことができます。

    ダナン・ホイアンのビーチでシュノーケリングを楽しむ!ツアー情報もご案内
    ダナン・ホイアンのビーチでシュノーケリング(シュノーケル)を楽しみたい!そう考えている旅行者は非常に多くいます。そこで、今回はダナンとホイアン旅行者が体験できるシュノーケリング(シュノーケル)の参加方法や現地ツアー情報をご案内します。初心者でも気軽に楽しめるので、是非ご覧ください。
    詳細を見る

    ダナンのミーケビーチで見つけた南国時間!

    砂浜を歩く行商人からお買い物♪

    ミーケービーチの砂浜にシートを敷いて座っていたり、パラソルとデッキチェアを借りて寝そべっていると、三角菅笠のノンラーを被ったおじちゃん、おばちゃんが天秤棒に商品をぶら下げてやってきます。せっかくのダナン旅行。彼らから商品を買ってベトナムらしさを感じてみてください。

    やっぱりココナッツジュースは欠かせない!

    やっぱりココナッツジュースは欠かせない!

    ダナン旅行では幾度となくココナッツジュースを飲む機会が訪れます。ミーケービーチもそうですが、やはり南国のビーチにヤシの実は必要不可欠ですよね!ヤシの実の上部をナタで切り落として、ストローを挿すだけ。意外と量があるので、二人で1つで十分です!

    安い!うまい!シーフードを食べる

    安い!うまい!シーフードを食べる
    大振りのエビ

    また、行商人が天秤棒にぶら下げているのは、大量のシーフードと七輪、なんてこともあります。シーフードは大振りのエビやカニ。小エビのフリッターなどが定番。ロブスターはレストランで食べると一匹5000円くらいしてしまいますが、ここではわずか1500円程度で食べることができます。

    早朝に水揚げされてレストランなどが引き取らなかった残りを行商が買い取る、といった流れなので、風味は落ちるかもしれませんが、それでも上等な味わいを堪能できるはずです。

    好き嫌いは分かれるけど……オイルマッサージ!

    好き嫌いは分かれるけど……オイルマッサージ!

    デッキチェアに寝そべっていると、砂浜を歩いて寄ってくる行商人の姿が。「オイルマッサージオッケー?」と誘ってきます。彼らに頼めばオイルマッサージやボディオイルを塗ってくれます。だいたい400円程度。ただしおじちゃんもいるので、嫌がる女性も多いでしょう。欧米人はあまり嫌悪感なく頼んでいるようですが……。

    ミーケービーチとノンヌオックビーチの違い

    ミーケービーチの南方にはリゾートホテルが並ぶエリアがあり、そこに広がるのがノンヌオックビーチです。ノンヌオックビーチのほとんどの場所がホテル宿泊者のみが入れるようになっているため、海水浴客の数はまばら。また、周辺に歩いて行けるレストランやカフェ、雑貨店などは数えるほどしかありませんので、基本はホテルライフに徹する形となります。

    ビーチと傍に広がる南国の町散策を楽しみたい、というのであれば、ここで紹介したミーケービーチ一択となります。是非お楽しみください!

    ダナンの海「ノンヌオックビーチ」はすべてがプライベートビーチ
    ダナンを旅行する上で覚えておきたい海は、ミーケービーチと「ノンヌオックビーチ」の2か所。ここでご案内するノンヌオックビーチは、カップルやファミリーにおすすめしたいプライベートビーチとなります。
    詳細を見る

    Writer/この記事を書いた人

    著者の写真

    古川 悠紀
    トラベルライター

    FacebookInstagram

    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。