知っとくと便利!観光地で使える簡単なベトナム語
ベトナム旅行に行く時、少しでも知っていれば便利なベトナム語の表現をご紹介!
ベトナム語は声調が5つもあり、発音を苦手とする日本人には厄介な言語と言われていますが、旅行者向けの簡単な言い回しも存在します。現地の人とのスムーズなコミュニケーションを可能にすることで、旅がより楽しいものになるでしょう。
あいさつ編
こんにちは、ありがとうなどの基本的な表現は、1度でもベトナムに行ったことがある方ならば耳にしたことがあるはずです。
こんにちは:Xin chao(シンチャオ)
ありがとう:Cam on (カムゥオン)
この二つを覚えていれば、コミュニケーションのファーストタッチは完璧です。また、道を歩いていてぶつかったりした時などには、
ごめんなさい:Xin loi (シンロイ)
というようにしましょう。Xinは知らない人に使う丁寧語のようなイメージです。ありがとうをいう時、Xin cam on と言ってもいいのですが、かしこまりすぎているので通常は省かれます。
ショッピング編
ベトナムに行ったらショッピングは欠かせません。ところがぼったくられる可能性が低くないのが悲しい現実です。そんな事態を回避するためにも、買い物をするときは知っているベトナム語を駆使するようにしましょう。
いくら?:Bao nhieu tien?(バオニューティエン)
もしくは、
Cay nay Bao nhieu tien? (カイナイ バオニューティエン)
とあらかじめベトナム語で尋ねます。そうすると、少なからずベトナムについての知識があることがわかるので、法外な額は言ってきません。ただ、それでも相場より高い額を示されるのは当たり前なので、そこからは
高いよ!:Mac qua (マック クア)
まけて!:Bot di (ボット イー)
などと訴えかけましょう。また、ベトナム語で1〜10、100、1000ぐらいは覚えて行ったほうがいいでしょう。せっかくベトナム語で交渉できるようになっても数字が分からなければ意味がありません。また、ベトナム人はだいたい1000の位までを省略します。例えば、100,000ドンだった場合は、100といいます。決して100ドンではないので注意してください。
0 khong ホン
1 mot モッ
2 hai ハイ
3 ba バー
4 bon ボン
5 nam ナム
6 sau サウ
7 bay バイ
8 tam ターム
9 chin チン
10 muoi ムイ
100 mott tram モッ・チャム
1000 mot ngien モッ ンギィーン
病気になったら?
ベトナムは日本よりも気候が厳しく、体調を崩すことがあるかもしれません。食べ物が当たってお腹を壊してしまうことも少なくありません。旅先で体調を崩すのはとても不安ですよね。もしもの時に使える表現を紹介します。
病院に行きたい:Toi muon di bent vien(トイ ムーン ディ ベン ヴィエン)
熱がある:Bi sot cao (ビィッ ソッ カオ)
吐き気がする:Buon non (ボン ノン)
これを知っていれば緊急の時でも一応の意思疎通ができるので安心ですね。あらかじめ日本語や英語が通じる病院を調べておくのも不安を取り除くいい方法でしょう。
料理・レストラン編
ベトナム旅行での楽しみの一つがなんといっても絶品グルメですよね。ヘルシーなのに美味しくてレパートリーもたくさんあるから退屈しません。そんな素敵なベトナム料理の中でもおすすめを6つベトナム語で紹介します。
Pho フォー:最も有名な麺料理。鶏肉か牛肉かを選べます。
Bun cha ブンチャー:いわゆるつけ麺。ハノイに行ったら絶対食べて欲しい一品です!
Com ga コムガー:チキンご飯。中部の郷土料理でレストランによって味や内容が違います。
Goi cuon ゴイクン:生春巻き。エビや豚肉を様ザナ野菜と巻き込んで食べます。
Banh xeo :ベトナム風お好み焼き。パリパリな食感がやみつきになります。
Cha gio チャーヨー(南)、チャーゾー(北):揚げ春巻き。ひき肉とビーフンが独特の味を出す、代表的な一品です。北部と南部で発音が違うので注意です。
また、お会計を呼ぶときは
Tihn Tien (ティンティン)
といいます。響きが可愛く覚えやすいフレーズです。ぜひ使ってみてください。
まとめ
簡単なベトナム語の表現をご紹介しました。日本語表記はしてありますが、そのまま話すとうまく通じない場合もあります。そんなときは、ぜひ現地の人に色々聞いて学んでみてください。それもベトナム旅行ならではの貴重な体験となるでしょう。