ベトナムに初めて行くならココ！テーマ別おすすめ観光地解説
ベトナムに初めて行くならどこの観光地を訪れればいいのか悩んでいませんか？
「ベトナムのどの都市が自分に合っているのか分からない」
「初めてのベトナム旅行をより楽しめるポイントはなに？」
今回はこのような疑問を具体的に解説。初めてのベトナム旅行で訪れるべき都市を、観光の目的別に詳しく紹介しています。
さらに、観光地ごとの特徴や現地での注意点もわかりやすくまとめています。
この記事を読むことで、初めてベトナム旅行を検討している人でもぴったりのベトナム旅行プランを作成し、安心して旅の準備を進められるはずです。
ベトナムに初めて行くなら覚えておくべき失敗しない旅のポイント
ベトナムを初めて訪れる場合、ベトナムのどの都市を選ぶかが旅行の満足度に大きく影響します。それぞれの観光地には異なる魅力があり、旅行の目的や好みに応じて行き先を決めることで、旅先の過ごし方も大きく変わってきます。ここでは、初心者が自分に合った都市を選ぶための基準を解説します。
自分の旅行スタイルを見極めてベトナム観光地を選ぶ
ベトナムでは都市によって異なる特徴があるため、自分の旅行スタイルに合った都市を選ぶことが重要です。活気ある都市生活を楽しみたいならホーチミン、歴史と伝統文化を感じたいならハノイ、リゾート気分を満喫したいならダナンとホイアンを選ぶと良いでしょう。また、歴史遺産を深く学びたいならフエが適しています。それぞれの都市の特徴を理解し、自分に合った体験を選ぶことで、初めてのベトナム旅行がより思い出深いものになります。
初めてのベトナム旅行では必要に応じて現地ツアーの活用も検討
初めてのベトナム旅行では、必要に応じて現地ツアーを活用することもおすすめです。ベトナムは都市部でもまだ交通手段が限られており、郊外観光地へ自力で行くことは困難です。そのようなときは、惜しみなく現地ツアーに参加するのがおすすめです。
ベトナムに初めて行くなら大都会「ホーチミン」！おすすめの楽しみ方
ホーチミン市は、ベトナム最大の都市で、賑やかさと歴史が調和した魅力的な場所です。多くの観光名所や現代的な楽しみが詰まっているため、観光客にとっても人気のエリアです。ここでは、初めてホーチミンを訪れる方におすすめの観光地と楽しみ方について解説します。
初めてのベトナムでアジアの象徴「ベンタイン市場」で現地の活気を感じる
ホーチミンの中心に位置するベンタイン市場は、観光客にも地元の人々にも人気の市場です。
食品、服、土産物など、さまざまなものが揃っており、ベトナムの日常的な生活を垣間見ることができます。交渉次第で価格が下がることが多いため、値引き交渉も楽しみのひとつです。
ベトナム戦争を辿る。統一会堂と戦争証跡博物館で歴史を学ぶ
ホーチミンには、ベトナムの歴史を感じることができる場所がたくさんあります。統一会堂（旧南ベトナムの大統領官邸）は、歴史的な出来事の舞台となった場所で、現在は博物館として公開されています。
また、戦争証跡博物館では、ベトナム戦争に関する貴重な展示物が数多く展示されており、戦争の悲惨さと歴史を深く知ることができます。
ベトナムのホーチミンに初めて行くなら「ルーフトップバー」で夜景を楽しむ
ベトナムのホーチミンでは、夜になると高層ビルのルーフトップバーから美しい夜景を楽しむことができます。市内にはたくさんのルーフトップバーがあり、それぞれに異なる雰囲気や景色を楽しめます。
カクテルを片手に都会的な夜景を眺めるひとときは特別な体験です。ベストな時間帯は夕方から夜にかけてで、特に日没の時間に訪れるとよりドラマチックな景色を楽しむことができます。
ベトナムに初めて行くなら「ダナン＆ホイアン」へGO！ビーチと歴史の融合を体験
初めてのベトナム旅行者であればダナンとホイアンもおすすめです。ベトナム中部に位置するビーチリゾートダナンと、歴史あるホイアンの町並みを散策できる特別なエリアです。
ベトナム・ダナンのミーケビーチの魅力
ベトナム・ダナンのミーケビーチは、広々とした白砂のビーチが続き、リゾート気分を味わうにはぴったりの場所です。
ダナンのビーチは世界的にも評価が高く、ビーチ沿いにはリゾートホテルや海鮮食堂、ナイトバーなどが立ち並び、南国バカンスを満喫できる環境が整っています。アクティビティとしてはサーフィンやパラセーリングなども楽しめます。
ベトナムの世界遺産ホイアン旧市街でのランタン祭り体験
ホイアン旧市街は、1999年に世界遺産に登録。日本の江戸時代には貿易港として栄えた歴史ある街並みが保存されています。毎月の満月の日（旧暦14日）にはランタン祭りが開催され、ホイアン全体がカラフルなランタンで彩られ、幻想的な雰囲気に包まれます。
ランタンの温かな光に包まれた街を歩くと、ロマンチックな気分を味わうことができます。ベトナムに初めて行くならダナン＆ホイアンは最適です。南国リゾートとベトナムの歴史遺産を同時に体験できます。
ベトナムに初めて行くならハノイのハロン湾で圧巻自然クルーズ
ベトナムに初めて行くならアジアを象徴する世界遺産ハロン湾を目指すのもおすすめです。ベトナムのハノイから行くハロン湾は、ユネスコ世界自然遺産にも登録された美しい景観が広がる湾です。
岩々が海から突き出す独特な地形は、「海の桂林」とも称され、その美しさから訪れる観光客を魅了します。ハロン湾を訪れるなら、クルーズでその魅力を堪能するのがおすすめです。
ベトナムに初めて行くなら知るべきハロン湾クルーズの選び方と予約のポイント
ハロン湾クルーズは、日帰りから1泊2日の宿泊クルーズまで、さまざまなプランがあります。どのプランを選ぶかは、自分の旅行スタイルと日程に応じて決めるとよいでしょう。
宿泊クルーズでは、ハロン湾内の静かな環境で夜を過ごし、朝日を眺める特別な体験が可能です。予約は事前にオンラインで行うと安心です。
初めてのベトナム・ハノイなら市街散策も見どころ多数！「旧市街」
ベトナム北部旅行はハノイ市内観光とハロン湾クルーズをセットで楽しむのが一般的です。
ハノイ市内では旧市街が観光の繁華街となり、ベトナム料理を堪能できるレストランやお土産店、ローカル市場などを回ることができます。
ベトナム旅行に初めて行くなら知っておくべきホテルの選び方
ベトナムに初めて行くなら宿泊先の選択が重要です。ベトナムのホテルは世界的にみても宿泊料金が安く、ハノイやホーチミンといった都市部でも1～2万円で5つ星ホテルに泊まることができます。
ベトナム旅行のホテル選びで重要なポイントとは？
ベトナムでホテルを選ぶ際には、立地、価格、清潔さが特に重要です。都市の中心部に位置するホテルを選べば、観光スポットへのアクセスが良く、移動に時間を取られることが少なくなります。
また、ホテル内のファシリティ施設も事前に確認してください。4つ星と5つ星は値段はそれほど変わらなくとも、ホテル内部の施設や規模はまるで違います。せっかくの初めてのベトナム旅行となるので、ホテルライフも満喫してください。
ベトナムに初めて行くなら覚えておくべき現地ツアーの活用法
ベトナムに初めて行くなら現地ツアーを利用することでベトナム旅行の満足度を大幅に向上させることができます。
言葉の壁やアクセスの難しい観光地でも、ガイドがいればスムーズに観光を楽しむことができますし、何よりも安全を保証してくれます。以下では現地ツアーをうまく活用するためのポイントを紹介します。
ベトナムに初めて行く旅行者が現地ツアーに参加するメリットと注意点
現地ツアーの大きなメリットは、日本語もしくは英語ガイドによる詳細な説明を聞くことで、観光地の理解を深めることができます。食事や現地の入場料も込みなので、その日はツアー代金以上にお金がかかりません。
一方で、団体行動が苦手な方には向かない部分もありますので、その際はプライベートツアーを選ぶといいでしょう。
ベトナムに初めて行くならビーチリゾートはダナンとニャチャンが最適
ベトナムには美しいビーチリゾートが多数ありますが、ベトナムに初めて行くなら特におすすめなのがダナンとニャチャンです。どちらの都市も、東南アジアらしいリゾート気分を満喫できる素晴らしいビーチと、多様なアクティビティが楽しめる場所です。
ベトナムのダナンとニャチャンのビーチリゾートの違い
ベトナム中部のダナンと中南部ニャチャンのビーチは、それぞれ異なる魅力を持っているビーチリゾートです。日本人に人気のダナンは静かで落ち着いた雰囲気が特徴で、美しいミーケビーチが広がり、タクシーで隣町の世界遺産ホイアンまでも気軽に行けます。
一方、ニャチャンはより活気があり、昔から欧米人に人気のアジアンリゾートです。ニャチャン市内はダナンよりも発展しており、旅行者向けのレストランや市場、自然景勝地も揃っています。
ベトナムに初めて行くなら最適な観光地と旅行ポイントを解説しました。
今回はベトナムに初めて行くならおすすめの観光地を具体的に紹介しました。
- 初めてのベトナム旅行には、ホーチミン、ハノイ、ダナン＆ホイアンが特におすすめ。
- 旅行の目的に応じて、ビーチリゾートや歴史散策など、自分に合った都市を選ぶ。
- 現地ツアーや4つ星以上のホテルを利用することで、初めてでも安心して旅行を楽しめる。
ベトナム旅行は、事前に計画を立てておくことでより充実したものになります。各都市の特徴を理解し、自分に合った体験を選んでください。
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。