【最新版】ホーチミン市内の移動・交通手段!旅行者必見

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初めてベトナムのホーチミンを旅行する人は、「ホーチミン市内の移動手段」を事前に理解しておくのがおすすめです。ホーチミン市内の観光名所やレストラン、スパなどに行く場合は、どのような交通機関を用いればいいのでしょうか。

今回はホーチミン旅行者は必ず押さえておきたいホーチミン市内の移動手段をすべてご案内するとともに、費用や安全面などを含めて、おすすめの移動手段もご紹介します。

【ホーチミン】タンソンニャット空港から市内までの移動手段
ホーチミンの空の玄関口であるタンソンニャット空港。同国際空港からホーチミン市内中心(市民劇場、ベンタイン市場)まで行く移動方法、移動手段をご案内します。
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目次

    2025年以降の移動手段「電車」ホーチミンメトロ1号線(地下鉄)

    ⒸHCMCMETRO
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    ハノイでは2023年より運行開始した、ベトナム初となる市内循環型の市営地下鉄ですが、ホーチミンでは2024年末より運行開始予定となっています。最初の開通となる1号線はホーチミン市内中心のベンタイン市場から隣町のスイティエン公園までを繋ぐ路線図となっていて、市民だけではなく旅行者の足としても期待されています。

    ちなみに現在ベトナムには長距離列車はあるものの、ディーゼルのため速度が出ず、地方へ行く際も、バスを利用するのと比較して、所要時間はほぼ変わりません。

    ホーチミン市内で最も人気の移動手段は配車アプリ「Grabタクシー」

    配車アプリと言えば日本ではウーバーイーツが知られていますが、ベトナムではウーバーを買収したGrab(グラブ)が大きな市場シェアを握っていて、ホーチミン市内であれば通常のタクシーよりも料金は安く、現在では外国人旅行者とホーチミン市民のメインの移動手段となっています。

    Grabのドライバーはご覧のように緑色のジャンパーを着ているので、すぐわかります。またGrabはスマホで呼び出すことができますが、バイクと車の双方を選ぶことができます。

    Grabは配車アプリとなるので、利用するためにはスマホでアプリをダウンロードしなければなりません。少し面倒と感じる人もいるかもしれませんが、Grabは東南アジアを中心にどこでも利用できるので、一度アプリをインストールしておけば、マレーシアやタイ、インドネシアなどでも使うことができます。

    Grabは現金払いとカード払いを選ぶことができますし、テキストチャットでやりとりする際は、自動翻訳機能も付いています。料金も通常のタクシーよりも半値程度で利用することも可能です(雨のときは一時的に高くなります)。最初は操作に戸惑うかもしれませんが、慣れれば非常に便利ですので、通常のタクシーと併せて使ってみてください。

    また、Grabのような配車アプリを利用するシーンの多くは外の道端となるので、屋外でネット接続が必要です。ポケットWiFiをレンタルしておけば1台で複数人ネットを使うことができます。

    ポケットWiFiレンタルはタビスパで!

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    当サイト「タビスパ」でもポケットWiFiのレンタルをしています。電源を入れるだけでスマホがネットが使えるようになります。旅行者の中には「現地でSIMカードを調達するから大丈夫」という人も多いですが、「なぜか自分のスマホだとSIMが認識しない」、「自分のスマホがSIMフリーじゃなかった」、「自分のSIMカードを取り出したくない」という人も多くいます。是非そんな人はポケットWiFiをレンタルしてください。

    【申込可】ホーチミンでポケットWi-Fiレンタルはタビスパで。日本及び現地空港調達がおすすめできない理由も解説
    ベトナムのホーチミン旅行で現地でWi-Fiを使いたい方向けに、タビスパではポケットWi-Fiレンタルサービスを実施しています。空港現地ではレンタルサービスはなく購入のみなので手続きが必要です。短期旅行ではレンタルがおすすめ。
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    ホテルからスパへの移動なら無料送迎サービスを利用するのがおすすめ!

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    ベトナム旅行では「スパ」も女子旅やカップル旅行者が目指す観光施設の1つです。予算5000円から1万円で2~3時間のパッケージコースを体験できるのはホーチミン旅行ならではの魅力です。

    スパによってはホーチミン市内中心部に限り、無料でホテル送迎をしてくれるお店もあります。お店によって「片道ピックアップのみ・片道ドロップオフのみ・往復送迎無料」と条件が異なるので、特典をよく確認してから予約してください。

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    ベトナムのホーチミン市内には数多くのスパがありますが、今回は店舗とホテルor空港の無料送迎サービスを実施しているマッサージ店を紹介します。 目次 ホーチミン市内のスパ特集!ホテル&空港送迎サービスを実施しているお店紹介 以下ではホーチミン市内のスパでホテル送迎・空港送迎を実施しているお店を紹介します。いずれも予約特典となりますので、条件などをよく確かめた上でお申込みください。 無料片道送迎サービス […]
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    ホーチミンからメコン&ビーチの移動手段は「現地ツアー」がおすすめの理由

    メコンやビーチなど郊外観光地に行く場合は「現地ツアー参加」がおすすめの理由

    ホーチミン旅行者の中には、東南アジアの象徴メコンデルタ地方やホーチミンから行ける海の町ブンタウ、砂丘の町ムイネーといった郊外エリアに行きたいと考える人も多いのではないでしょうか。

    ただし、上述した2025年以降利用できる電車は市内だけですし、タクシーや配車アプリで郊外まで行くと料金がとんでもないことになります。そのため、現実的な移動手段は「ホーチミン発の現地ツアーに参加する」こととなります。下手に自力で行くより料金も安くなるのでおすすめですよ!

    ホーチミン市内観光の移動手段「タクシー」はコロナ後少なくなる

    電車が開通したとしても、各観光名所を結ぶわけではありませんので、ホーチミン旅行者にとっての市内観光におけるメインの移動手段は、上述した配車アプリのGrabか、もしくは定番となる「タクシー」です。旅慣れた方もビギナー旅行者も、基本は何処へ行くにもタクシーが基本となるでしょう。

    コロナ後は流しのタクシーを捕まえるのが難しくなる

    ただし、コロナ後は大手タクシー会社も軒並み台数を減らし、またGrabの台頭により事業縮小を余儀なくされています。以前はホーチミン市内中心部であれば、流しのタクシーを見つけることは非常に容易でしたが、現在はどこでも捕まえられる状況にはないと言えます。そのため、タクシーとGrabの双方をバランスよく使いこなすのがおすすめです。

    ホーチミン市内を走る大手タクシー会社は「MAILINH(マイリン)」と「VINASAN(ビナサン)」

    ホーチミン市内には複数のタクシー会社が走っていますが、大手は「MAILINH(マイリン)」と「VINASAN(ビナサン)」。とは言え、悪質なドライバーも多いので、乗車時はメーターを確認することも忘れないようにしてください。

    ホーチミン市内にたくさん見かける白タクに気を付けて

    白タクとは、タクシー会社に属さず、個人で勝手にタクシー業務を行っている違法車です。乗客を騙すため、上記で挙げた有名なタクシー会社のロゴのマグネットをつけていたりします。乗ってしまうと料金メーターが高速で上がったり、わざと遠回りされたりするため、絶対に乗らないようにしてください。

    ホーチミン市内・郊外に多い「バイクタクシー」はひとり旅向け移動手段

    東南アジアではタイやインドネシアなど、どこでも見かけることができる「バイクタクシー」。バイク天国のベトナムでもそこかしこで見つけることができます。最近は市内中心部をGrabといった配車タクシーが流行り始めているので、おじさんのバイクタクシーは追いやられていますが、それでも外国人が多いエリアやちょっと郊外に行ったところでは、まだまだ現役です。

    ガイドブックではぼったくりに遭うこともあるので、なるべく避けるようにと記載されることが多いですが、最初に交渉さえできれば、むしろおすすめできる移動手段でもあります。

    ただし、ガイドブックにもあるように、ベトナムのバイクタクシーは企業が経営しているのではなく、全員が個人で勝手に無許可営業をしているので、トラブルがあったら当人同士で解決しなければなりません。

    ホーチミン市内のバイクタクシーからぼったくりを避けるために

    ホーチミン市内を観光中、バイクタクシーからぼったくりに遭うとしたら、

    1.前払いをしてしまい、目的地に到着後に再度請求される
    2.交渉で決めた料金以外にチップを要求される

    この2つが挙げられます。バイクタクシーやタクシーも、ベトナムでは原則前払いはありえません。もしドライバーが「先に払え」といってきたら、ぼったくられる可能性が高いので、別のドライバーを探しましょう。

    ホーチミン市内から郊外(隣町)へ行くなら「バス」がおすすめの移動手段

    ホーチミン市内から郊外(隣町)へ行くならバスもおすすめの移動手段

    例えばホーチミン市内や近郊のレストランや博物館、スパなどに行くためにバスに乗ることはありません。バスを利用するときは、隣町の中華街チョロンやダムセン公園、スイティエン公園、町離れにあるバスターミナルなどに行くときとなります。

    ローカルバスでは車掌からチケットを買うのですが、ベトナム語のみのやりとりとなりますし、途中下車の場合はどこで降りていいかも分かりません。初めてのホーチミン旅行者にとっては、なかなか乗りこなすのが難しい乗り物となります。

    バスは乗り物では一番安い。移動手段ではなく観光の乗り物として楽しんでみては

    タクシー、バイクタクシー、そしてバスの中では最安値を誇るバス。片道は約25円から30円程度で行くことができます。また、メコンデルタ地方やムイネー、ダラットといった他の観光エリアに行く際も長距離タクシーが利用できます。やはり片道は1000円程度と非常に安いのが魅力です。

    バスをホーチミン市内観光における移動手段として利用するのではなく、観光の乗り物として1~2駅程度乗って、雰囲気だけでも楽しんでみてはいかがですか。

    ベトナム・ホーチミン市内観光の移動手段。料金よりも安全を

    ベトナム・ホーチミン市内観光の移動手段。料金よりも安全を

    ベトナム・ホーチミンは上述したように「電車(2024年以降)・配車アプリ・タクシー・バイクタクシー・バス」が主要の移動手段として挙げられますが、この中で最も料金が安いのはバスとなります。

    ただし、ベトナムのバスは旅行者が使いこなすのは難しいですし、またタクシーやバイクタクシーのような料金の都度交渉が必要な交通手段も日本人にとってはトラブルの元となります。

    そのため、事前にスマホ上で料金を知ることができる配車アプリがぼったくりの危険性は最も低いと言えます。節約志向のホーチミン旅行者も、移動手段でぼったくられたり恫喝されるといった体験をすると、残りのホーチミン滞在時間が残念なものとなってしまいます。是非料金よりも安全をとって、移動手段の確保に努めてください。

    【申込可】ホーチミンでポケットWi-Fiレンタルはタビスパで。日本及び現地空港調達がおすすめできない理由も解説
    ベトナムのホーチミン旅行で現地でWi-Fiを使いたい方向けに、タビスパではポケットWi-Fiレンタルサービスを実施しています。空港現地ではレンタルサービスはなく購入のみなので手続きが必要です。短期旅行ではレンタルがおすすめ。
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    ホーチミン市内の移動を徒歩でする場合の注意点

    ホーチミン市内の移動を徒歩でする場合の注意点

    ホーチミンはハノイと違い、ホーチミン市内の中心部に観光スポットが集まっています。ドンコイエリア、ベンタイン市場、聖母マリア教会、統一会堂、戦争証跡博物館などは、すべて歩いて行くことができるので、ホーチミン市内観光では徒歩も立派な移動手段に数えられます。ただし、それは道に迷わなければの話。

    日中は炎天下ですので、地図を片手に旅行バッグを背負って町をさまようのは体力的に精神的にも大変です。そんなときは、迷わず流しのタクシーやGrabを捕まえるようにしましょう。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとしてベトナムを中心に東南アジアの旅行・生活・経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。