ホーチミン旅行で午前中に行きたい観光スポット

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ホーチミンがいつでも観光客で賑わっているのには理由があります。訪れるべきところの多さと、その街の活気が理由であると言えるでしょう。

ところが、人が多いがゆえに満足に展示を見ることができない博物館や観光名所が多くあることも事実です。そんな事態を回避するために、午前中を有効活用することがホーチミン観光を充実させるポイントです。

そこで、今回は午前中に行くメリットと行くべきスポットをご案内します。

目次

    暑いといけないところへ!

    統一会堂の中
    統一会堂。冷房はないのでひたすら暑い

    午前中に行っておきたい場所としてまず挙げられるのは、聖母マリア教会と中央郵便局、統一会堂です。ホーチミンの中心にある名所で、多くの観光客が訪れることになりますが、あいにく空調設備がそれほどよくなく、特に統一会堂は冷房もないため、むっとする蒸し暑さがあります。

    真昼から夕方にかけての太陽が高い位置にある時間帯は、直射日光がきついため、長時間の見学は危険です。集中力を保ちながら見学するという意味でも、午前中の日差しがまだ強くない時間に行くのがベストです。

    市場も午前中に行くのがおすすめ

    ベンタイン市場内部の様子
    ベンタイン市場内部の様子

    ホーチミン観光では市場も観光名所の1つ。市内中心であればベンタイン市場。チョロン(中華街)であれば、アンドン市場やビンタイ市場などが有名です。市場は基本的に早朝が賑わうピークとなります。

    アンドン市場の様子
    アンドン市場の様子

    問屋市場であれば6時から8時頃が一番賑わいます。「さすがに起きれない」という方は、ベンタイン市場に行くといいでしょう。ベンタイン市場は1日通して賑わいがありますが、ただし観光客とお店で埋め尽くされているので、市場内は熱気でむんむんです。こちらも気温が高くなる前の午前中に行くのがおすすめ。

    朝早くないとみられないものがあるところへ!

    朝早くは屋台も多い
    朝早くは屋台も多い

    例えば道端でコーヒーを飲みながら談笑するおじちゃんたち。新聞を広げてカフェでアメリカンをすするビジネスマン。青空市場でお店を広げるおばちゃんたちになど、早朝のホーチミンはそこかしこに現地人の息遣いを感じることができます。

    ホーチミンの露店風景

    まだ観光客がホテルで就寝している時間に、ふらっと周辺を歩いてみてください。きっとその時間でしか見ることができない、ベトナムらしい素朴な風景を目の当たりにすることができるはずです。

    午前中の観光は、午後になると人が多くなるところへ!

    ホーチミンはベトナム最大の都市であるため、訪れるべき場所がたくさんあります。人混みにもみくちゃになりながら周るのを覚悟で行かなければなりませんが、どうせならもっと快適に過ごしたいですよね。

    ぜひ午前中をうまく活用して、快適なホーチミンの旅をお楽しみください!

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。