ベトナムのインターネット・スマホ・WiFi事情
海外旅行では、現地のネット事情も気になるところですね。特に発展途上国の東南アジアでは、日本のようにスムーズにネットが使えるかは微妙なところ。そこで、ここではベトナムのネット事情をお届けします。
市民劇場で開催されるベトナムエンタメ!「アオショー」ベトナムのホーチミン、およびハノインの市民劇場(オペラハウス)で週数回夜に公演される「アオショー」。中世フランス時代の雰囲気が漂う劇場で見るベトナムの伝統と習慣を再現したアクロバティックショーをお楽しみください。
ベトナム旅行中にインターネットを使いたい場合はどうすればいいのか。スマホやパソコンでWiFiを利用したい場合は、どこに行けばいいのか。簡単に使うことができるのか。旅行者が気になる疑問を解決したいと思います。
ベトナムのインターネット回線事情
日本では4Gが普通となりますが、ベトナムでは普段は3Gとなり、4Gはまだ試験段階。ネット速度は東南アジアの中では早い方ですが、日本と比べると半分程度となります。通常のネットサーフィンやユーチューブなどは問題ありませんが、ネット回線が込み合う夕方から夜の時間帯にかけては、ネットが遅くなって不自由することもあるかもしれません。
ただし、高級ホテルに宿泊するのであれば、WiFi速度は非常に速いので、1日中問題なく使えるかと思います。
ベトナム最大の魅力!WiFiはどこでも無料で利用可能!
これはベトナムならではの魅力かもしれません。日本でもここ最近はカフェやコンビニ傍でWiFiを利用することができるようになってきましたが、普及率でいえばまだまだ。しかし、ベトナムではどんなに小汚い場末のカフェであっても無料でWiFiを利用することができます。もちろんカフェの他、レストラン、ホテル、ショッピングセンター、スパなどどこでも店側が用意しているWiFiを利用することができます。
WiFiの利用方法
WiFiの利用手順は非常に簡単。
1.店のスタッフにWiFiのIDとパスワードを教えてもらう。
2.WiFiボタンを押して、周辺を飛んでいるWiFiのIDが表示されるので、利用する店のIDを見つける。
3.教えてもらったパスワードを打ち込む。
国によっては時間制限を設けているところが多いようですが、ベトナムでは無制限に利用できるのが普通。ただし、一部店舗では1時間か2時間程度使うと一度切れて、別のパスワードを入れなければならないシステムのところもあります。
また、WiFiのIDは通常は店舗名なので、聞く必要はなくすぐに分かるはずです。パスワードはカフェやレストランであれば店内の壁に表記されていたり、レシートに記載されていることがほとんどです。ホテルの場合はレセプションでチェックイン時にパスワードが記載された紙を貰ったり、客室内の固定電話にシールで貼り付けられています。
ベトナムで現地のSIMカードを調達
旅慣れた方であれば、現地のSIMカードを購入して、ネットを使う人もいますね。WiFiを介す場合は、あくまでもWiFi電波が飛んでいるところでなければ利用できませんので、基本はお店やホテルのみの使用。外で歩きながらネットを使ってグーグルマップや観光情報サイトを開いたりすることはできません。
SIMカードは空港や市内の携帯ショップで簡単に手に入ります。現金さえ持っていけば買えるのが普通ですが、場合によってはパスポートの提示を要求されることもあります。SIMカードを買う際には、必ずプリペイドカードも買わなければなりません。ベトナムは日本のような月額契約ではなく、その都度お金をSIMカードにチャージして使うプリペイド方式が普通となっているからです。3日4日の滞在であれば、10万ドン(約500円)分購入すれば足りるでしょう。ただ、国際電話をすると、すぐになくなってしまいますので、日本に電話する用事があるビジネスパーソンは、1000円、2000円分買っておくのもいいかもしれません。
海外パケ死を未然に防ぐ
近年は通信会社の対応やシステムプランも変わってきて、大分パケ死のトラブルは減ってきていますが、それでも海外旅行に慣れていない旅行者は、ときに陥りやすい問題でもあります。
パケ死の主な原因は、スマホ内の設定でデータローミングがオンになっていることによって起きます。ベトナム現地で自動的に電波をキャッチして、海外インターネットにつないでしまうと、通常よりも何倍のパケット通信が発生してしまいます。すぐに気づけばいいのですが、なかなか気づかず、しいては動画を視聴してしまったら、もう大変……。
ただ、最近は海外パケホーダイなども出てきたので、海外旅行に行く旅行者の中で、現地のSIMカードの調達を考えていない方は、こちらに加入するといいでしょう。
ネットを味方につければ旅の喜びが広がる
ベトナム旅行中、観光散策時やカフェ・レストランに居るときなどに気軽にネットに繋げることができれば旅の喜びはさらに大きく広がることでしょう。道に迷ったらグーグルマップを開くこともできますし、インスタ映えする観光スポットを見つけたら、写真を撮ってリアルタイムでアップロード。インスタグラムやフェイスブックでの投稿もすぐに行うことが可能です。