ベトナム旅行のお土産に特産品の蜂蜜を買おう
あまり知られてはいませんが、ベトナムはアジアの中では最大の蜂蜜消費量を誇る蜂蜜大国。全国に産地を持っていて、名実ともにベトナムの特産品となっています。
日本では蜂蜜よりもメープルシロップを使う人が多いですが、料理やティー、コーヒー、生食なと使用する幅が広いのは、断然蜂蜜の方。何よりも、無添加、無加工、加熱処理されていない「非加熱の生はちみつ」は、あのクレオパトラも愛していたと言われる栄養満点の完全食品。日本では手に入れることがほぼ不可能です。
そんな非加熱の生はちみつを、ベトナム旅行のお土産に持って帰ってはいかがですか。
今回は旅行者のお土産にぴったりのベトナムの特産品「蜂蜜」に関してご紹介します。
ベトナムの特産品である蜂蜜。日本の10倍の養蜂場が各地に点在
蜂蜜を特産品とするベトナムでは、全国各地におよそ3万(その内本業は6000戸)の養蜂場があります。日本はわずか3000戸なので、その規模ははかり知れません。蜂蜜を作る農家のほとんどは果物栽培と兼業しているため、蜂蜜(はちみつ)も果物由来となるのが特徴となります。
日本の養蜂場は面積が小さいため、いろんな花の種類が混じった百花蜂蜜が普通です。一方でベトナムは70~80%が単一種の蜂蜜(はちみつ)なので、味がはっきりしていることが挙げられます。
ベトナムの特産品の蜂蜜。お土産に買えるのはどんな種類がある?
東南アジアのベトナムは、日本では見ることのない南国果実を多く栽培できます。旅行者もさまざまな果物を現地で食べることを密かに期待しているのではないでしょうか。その中でも蜂蜜として製品化され、旅行者でもお土産として買うことができるのは、どういった種類なのでしょうか。いずれの蜂蜜もその地域の特産品として現地人に知られています。
少し例をあげれば、北部では「ミント」や「ライチ」。中部は「コーヒー花」、南部は「リュウガン」、「ランブータン」、「アボカド」、「ドリアン」といった種類があります。ベトナムで唯一熱帯気候に属する南部が取り分け蜂蜜の産地が多いようです。
ベトナムの蜂蜜の種類の留意点
上記でご紹介した蜂蜜の種類のうち、幾つか留意点がありますので、ベトナム現地で蜂蜜をお土産に買う際の参考にしてください。
ミントの蜂蜜
北部の一部お土産店でしか購入することができませんが、ベトナムの蜂蜜の中では最も高価となります。
ライチの蜂蜜
実はベトナムのライチの蜂蜜は日本にもたくさん輸出されています。しかし、いずれも品質が悪いため、そのまま食べるのではなく、調理用として加熱後に使われているのが普通ですので、お土産にはあまりおすすめできません。
ドリアンの蜂蜜
南部の一部ではドリアンの蜂蜜も売っていますが、ドリアンを栽培している農家はそれほど大きな面積を保有していないため、ドリアン蜂蜜と明記があっても、実際は他の果実の蜂蜜も多量含まれています。
ベトナムお土産としての蜂蜜事情
上記では蜂蜜の種類の留意点をご紹介しましたが、もう1つ覚えておいてほしいのは、スーパーで買える蜂蜜は熱処理されていて大事な栄養素がなくなっているという点です。また、ベトナムのスーパーであっても、大量生産用に百花蜂蜜を混ぜて用いているので、日本で買うのと変わりありません。また、お土産らしいラベルや包装でもありません。
ホーチミンで一番人気のメコンツアーでは、蜂蜜の養蜂場を訪れ、特産品の生はちみつをお土産に買うことができますが、ミネラルウォーターのペットボトルを使いまわしていたり、蜂の死骸や蟻が混入していたりと、とてもお土産に買っていけるものではありません。
大人気のベトナム特産品ブランド「ユーゴック」で蜂蜜(はちみつ)を買おう!
ベトナム各地の特産品を旅行者用のお土産にして販売する「ユーゴック(YUGOC)」は、ベトナム人女性がホーチミンで立ち上げたローカルブランド。現在ではガイドブックや観光情報サイトに紹介されたりと大きな話題となっています。
そのユーゴック(YUGOC)が販売する蜂蜜(はちみつ)は、旅行者が待ち望んでいた「非加熱の純粋生はちみつ」となります。コーヒー花、ランブータン、リュウガン(2024年時点)の3種類を販売しています。
日本人旅行者向けに日本語対応のネット注文サイトがありますが、実際手に取ってみたいという人も大丈夫。ベトナムのハノイ、ダナン、ホーチミンのお土産ショップにて購入することができます。ネット注文であれば、ベトナム全国どこでも時間指定で、宿泊先ホテルまでデリバリーしてくれるのが大きな魅力です。
また、蜂蜜やそれ以外の商品もすべて、ベトナム旅行のお土産らしい、南国感溢れるデザインのギフトボックスに詰めてくれるのも嬉しいポイントです。