成田空港からダナンへ行く直行便と経由便

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成田空港からベトナムのダナンへ行くには、直行便と経由便が利用できます。直行便は、ダナン国際空港まで片道5時間~6時間となります。経由便はハノイ、香港、ソウルなどアジアの主要都市を経由します。

時間は9時間~24時間と便によっては直行便と大差ない時間で行くことが可能ですが、長いと1日もの間フライトに耐えなければならないので、チケットを取る際には、どのくらい時間が掛かるかの確認が絶対に必要です。

目次

    成田空港からダナンへ行く直行便

    成田空港内の様子

    成田空港からダナンへ行くには、成田-ダナン国際空港を利用します。ダナン国際空港はダナン市内の中心部から約2キロの位置に存在し、市街地からすぐ近くのところにあります。ダナンは、ハノイ、ホーチミンに次ぐベトナム第三の都市と呼ばれていて、ダナン国際空港にはベトナム国内線だけでなく、中国・香港・韓国・タイ・シンガポールからの国際線も多く就航しています。

    ANAの飛行機機体

    直行便はベトナム航空、ANA(全日空)と格安航空会社(LCC)のジェットスター・パシフィック航空から出ています。ベトナム航空はANAとコードシェア提携を行っているので、ANA運航の日本国内線からダナン行きのフライトにスムーズに乗り継ぐことができます。

    ベトナムエアラインの写真

    成田空港からダナン(ダナン国際空港)行きの航空会社で一番人気なのは、ベトナム航空となっています。フライトの平均飛行時間は5時間30分で、往復航空券の値段の相場は年間の平均で約6万1902円です。

    また、1日に出ている直行便の本数は3本です。ただし、2019年4月1日以降の就航分から、ベトナム航空では独自の「ウィークエンドサーチャージ」という追加料金を徴収しております。土曜〜月曜発の日本からベトナム行き、及び金曜~日曜発のベトナムから日本行きの便に対して、エコノミークラスで2000円、ビジネスクラスで4000円加算されます。

    成田空港からダナンへ行く経由便

    ダナン国際空港内
    ダナン国際空港内

    成田空港から他の主要都市を経由してダナンに行くには、ハノイや香港、ソウルの空港を利用します。アジア主要都市で飛行機を乗り継ぐには、大韓航空・アシアナ航空(ソウル・仁川経由)、キャセイパシフィック航空(香港経由)のフライトを利用します。成田からマカオ航空(マカオ国際空港経由)、香港エクスプレス航空(香港経由)、エアプサン・アシアナ航空(金海国際空港経由)、大韓航空・アシアナ航空(ソウル・仁川国際空港経由)を利用してダナンへ行くという手段もあります。

    飛行機機内

    フライトの平均飛行時間は約12時間ですが、速い時間だと9時間という短さで目的地に着くことができます。最安値の往復航空券のチケットの価格はマカオ航空の5万5110円で、最高値の往復航空券のチケットの価格は大韓航空・アシアナ航空の13万870円となっています。各格安航空会社の平均を出すと8万2575円となります。また、1日に出ている経由便の本数は約90本と多いです。

    直行便と経由便どちらがお得か?

    成田空港のチェックインカウンター
    成田空港のチェックインカウンター

    時間で考えると直行便、経由便を比較すると直行便のほうが全体的には速いのですが、便によっては9時間程度とそんなに大差がないでしょう。なので、時間的な面で考えた場合、直行便と経由便のどちらを選んでも良いという感じになります。次に値段で見た場合、経由便のLCCを利用したほうが安上がりです。便の本数で見ると経由便が圧倒的に多いので、細かな時間指定にこだわりたい場合は経由便を選ぶべきだと思います。

    成田空港内のドラッグストア
    成田空港内のドラッグストア

    時間、値段、便数の3つの面から総合的に判断して、直行便と経由便どちらがお得かと言えば、どちらを取るということは言いづらいかも知れません。しかし、総合的に判断するとLCCの経由便が時間もほぼ変わらず、安く済むのでオススメです。

    Writer/この記事を書いた人

    著者の写真

    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。