ダナンのロマンティック街道「バクダン通り」

Top Image
Image 1
Image 2
Image 3
Image 4

ベトナム中部ダナンは、近年観光産業の発達がめざましい街です。市街地の中心に雄大なハン川が流れ、その河川に沿って走る道が「バクダン通り(Bach Dang)」となります。。

この通りは、ダナンに暮らす人びとの憩いの場所でもあり、旅行者にとってもおすすめの観光スポットとなります。とくに夜のダナン観光ではロマンティック街道としてカップルの強い味方となってくれるでしょう。

ここではダナン観光の中心地ともいえる「バクダン通り」の魅力をご案内いたします。

目次

    ダナン大聖堂から徒歩1分

    ダナンのバクダン通りの様子

    「バクダン通り(Bach Dang)」があるのは、名実ともにダナン観光の中心地。ロン橋(ドラゴン橋)とソンハン橋の2つの大きな橋に挟まれたハン川沿いの通りなので、そのことを知っていればまず迷うことはありません。

    ダナン大聖堂のあるチャンフー通りの一本隣の道でもあり、ハン市場はこのチャンフー通りとバクダン通りの両方に面しています。

    ダナンの魅力が詰まった「バクダン通り」

    ダナンのバクダン通りの様子

    バクダン通りはチャンフー通りと並ぶ観光のメインストリート。周辺はダナン大聖堂やハン市場、ロン橋にチャム彫刻博物館とあらゆる観光スポットが散らばっていて、いずれも徒歩で行ける範囲内。

    バクダン通り周辺のローカルカフェ
    ここに座るのはちょっと勇気がいるかも

    バクダン通りは昼のあいだ、外国人観光客や現地に暮らす人びとの憩いの散歩道になっています。ハン川を背にして写真撮影をしたり、ベンチに腰掛けて休憩したり、鉄格子に頬杖をついて、ハン川に浮かぶ貨物船や漁船を眺めたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。

    ダナンのバクダン通りの様子
    大理石像も見れる

    散歩のスポットとしては、南のロン橋から北のソンハン橋まで。川沿いは幅広い遊歩道になっていて、ダナンの特産である大理石で作られた像やベンチが等間隔で設置されているのが印象的。まるで豊かな公園みたいな素敵な観光スポットとなっています。

    ダナンのバクダン通り傍の雑貨店

    また、カフェや雑貨店、レストランにホテルといった、外国人旅行者向けのお店もたくさんあるのも魅力のひとつ。

    夜のダナン観光のすべてがここにある

    夜のバクダン通り

    この「バクダン通り」の周辺は、リーズナブルに宿泊できるホテルが数多くあるのも特徴のひとつ。

    バクダン通りと並行して南北を走っているチャンフー通りよりも、ちょっとランクが高めのホテルが集まっています。旅行者なら、見晴らしのいいバクダン通り沿いのホテルはおすすめ。

    バクダン通りの夜

    バクダン通り北部には5つ星ホテルの「ノボテル」もあり、同ホテル内上階に手営業しているスパ「インバランス(In Balance)」が日本人旅行者に大人気。ジャグジーに浸かりながらリバー&シティビューを楽しむことができます。ちなみに、ソンハン橋とロン橋を渡った先には、ダナン最大のビーチリゾート・ミーケビーチが広がっています。

    また、この通りは、ダナンにおける夜の散歩スポットとしてもおすすめ。

    ロン橋
    ドラゴン(ロン)橋

    たとえば、全長600mもある大きな「ロン橋(ドラゴン橋)」。この巨大な橋は、まるで昇り龍のような迫力があるのですが、週末の夜21時から、龍の口から火と水を噴くというダイナミックな演出があります。

    また、「ソンハン橋」も、毎夜美しいイルミネーションが催され、バクダン通りのどこからでも鑑賞することができます。カップルのデートスポットとしても人気があります。

    夜のダナンの魅力は、この「バクダン通り」に詰まっているといっても過言ではないでしょう。

    ベトナムの穏やかな時間をバクダン通りで満喫

    カップルや子連れファミリーにとっては、ダナンにおけるとっておきの観光スポットとなるでしょう。ハノイやホーチミンと比べると、ゆったりと流れる時間を満喫することができるのが特徴。風に吹かれて午後のひとときをバクダン通りで過ごしてみてください。

    観光情報

    バクダン通り Bach Dang Street
    住所:Bach Dang St. Dist. Hai Chau. Da Nang
    アクセス:ダナン大聖堂から徒歩1分

    Writer/この記事を書いた人

    著者の写真

    古川 悠紀
    トラベルライター

    FacebookInstagram

    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。