ダナンからホイアンへ移動手段や所要時間を解説!【行き方・アクセス】
ベトナム中部の都市ダナンは、近年日本人旅行者に注目されているビーチリゾート。そのダナンを拠点に、ランタンが美しい世界遺産のホイアンにも気軽に行くことができます。
ここでは、ダナンからホイアンへ行く移動手段や所要時間といった行き方・アクセス情報を具体的にご案内します。
【ベトナム】ダナンからホイアンへ行こう!移動時間は車で約40分!路線バスは期待できない
ダナンから世界遺産ホイアンまでは、車で約40分くらいの距離となります。もっともリーズナブルに移動できるのは公共バスですが、新型コロナ以降ダナン⇔ホイアンの直通の路線バスは休止されており再開の目途が立っていません。
そのため、路線バスで行く場合は現状複数回の乗り継ぎが必要となるため現実的ではありません(しかもホイアンバスターミナルから旧市街までは徒歩20分かかります)。
ダナン⇔ホイアンは「スパ予約」特典のピックアップ&送迎サービスもおすすめ
ダナン市内からホイアン、及びホイアン市内からダナン市内までの移動は、距離があるため交通手段の料金も高くつきがちです。円安の現在、少しでも節約したいと考える場合は「スパの送迎サービスを利用する」のはいかがでしょうか。
タビスパではダナンとホイアン市内にて数多くのスパと提携しており、その中には予約者限定で送迎サービスを実施している店舗もあります。例えばダナン市内のスパに予約して「ホイアンにピックアップに来てもらう」こともできますし、「ダナン市内のスパを楽しんだあとに、送迎サービスを利用してホイアンまで送ってもらう」こともできます。どこまで無料で行けるかはスパの特典によりますので、選ぶ指標にしてみてはいかがでしょうか。
ダナン&ホイアンで送迎サービスを実施しているスパ&マッサージ店はこちら!
ダナンからホイアンは「配車アプリ(Grab)」が安くて便利!一番人気の方法!
ダナンからホイアンは配車アプリを利用することで安く確実に行くことができます。配車アプリは個人が自分の車をタクシーにして乗客を目的地に運ぶマッチングアプリで、ベトナムでは「Grab」アプリが市場シェア1位となります。※日本ではUberが知られていますが、ベトナムでは2018年にUberがGrabに事業売却をしています。Grabの方が大きい会社なんです!
Grabはマレーシアやインドネシアなど東南アジア諸国で高いシェアを誇り、一度アプリをダウンロードすれば、どの国でも使うことができます。
配車アプリの使い方を簡単に説明
- 現在地と目的地を設定
- 料金を確認してブッキング
- マップ上に自分とドライバーの現在地が表示されるので、ドライバーの車が来るまで待つ
- 合流したら車のナンバープレートと顔を確認後乗車
- 目的地に到着したら料金を支払って完了
注意点として、配車アプリは「ネット環境」がなければ使用できません。
ポケットWi-Fiレンタルサービスを利用しよう!観光中どこでもWiFi(ネット)が繋がる
室内であれば店舗の無料WiFiが使えますが、だいたい配車アプリを呼ぶときは道端です。そのため、外でもネット環境が必要となりますので、「ポケットWi-Fi」が大変便利です。
「ベトナムのSIMカードを現地調達するから大丈夫」という人も多いですが、実際現地に来ると「自分のスマホがSIMフリーじゃなかった」、「なぜかベトナムのSIMをスマホが読み込まない」といったトラブルが多いです。
タビスパではダナン&ホイアンにてポケットWi-Fiレンタルサービスを提供しています。受け取り&返却は宿泊ホテルとなりますので郵送する手間もありません。1台で複数人使えますし、わざわざ自分のSIMカードを取り出す必要もなく、ポケットWi-Fiの電源を入れるだけでネットに繋がります(初回スマホ上でWiFiパスワードを入力)。
是非ご利用ください。
ダナンからホイアンエリアまで「タクシー」で行く時は料金に注意
路線バスよりも料金は高くなりますが、旅行者におすすめで自由が効き、比較的安心して使えるのがタクシーです。タクシーを利用する注意点としては、「悪質なタクシードライバーによるぼったくり」です。
ダナンは無許可営業の白タクが少ないため、流しを走っているタクシーは大抵信頼できます。有名どころで言えば、ビナサン(Vinasan)やマイリン(Mailinh)、ティエンサー(Tien Sa)といったタクシー会社が大手となります。
ただし、大手タクシー会社であっても、実際悪さをするのはドライバーです。悪質なドライバーにあたってしまうと、「メーターが改造されてものすごい勢いで料金が上がっていく」、「チップを請求される」、「遠回りされる」といったトラブルもいまだ少なくありません。
ちなみに、通常であれば「ホイアン」と伝えれば、タクシーが入れる旧市街入口ぎりぎりまで行ってくれるはずです。
ダナンからホイアン行きのタクシーは固定料金をとっていることが多い
ダナンからホイアンへタクシーで行く場合、タクシー料金は通常のメーターで行くとおよそ40~50万ドンとなります。ただし、多くのタクシー会社ではダナンーホイアン区間を固定料金としていて、35~70万ドンに設定しています。タクシー会社によってそれほど料金差はないので会社を選ぶ必要はありませんが、乗車する人数が増えると、タクシーの車種が変わり、その分料金が上がります。
ベトナムのタクシーは5人乗りのセダンと7人乗りのミニバンがあります。人数が少なければ、できるだけ5人乗りのセダンを選ぶのが安く行くコツとなります。
ダナンからホイアンまでのアクセスは旅行会社の専用車も交通手段の1つ
ダナンの町中にあるツアーデスクや、現地に支店を持つ日系旅行会社では、専用車で行くダナンからホイアン現地ツアーを催行しています。日系旅行会社の場合はダナンもしくはホイアンの市内観光付きであったり、ミーソン遺跡見学付きがほとんどとなります。
ツアーデスクであればミニワゴンで相乗りで行くツアーがあります。人数が少ないと催行されなかったり、時間が遅くなることがあるので注意が必要です。
宿泊ホテルがダナンからホイアン行きの観光シャトルバスを運行しているかも
また、ダナン市内に点在する4つ星・五つ星のリゾートホテルの中には、ホイアンまでのシャトルバスを運行しているところもあります。相乗りのミニワゴンか専用車で行くかはホテルによって異なります。
ちなみにシャトルバスと聞くと「当然無料でしょ?」と考える旅行者が多いかもしれませんが、ベトナムではそうとは限りません。専用車は有料でも定時シャトルバスは無料の場合もあるのでお得です。ただし、前日予約が必要な場合も多いので、ホテルのスタッフに確認してみましょう。
ホイアンからダナン市内までの移動手段。行き方・アクセス方法を紹介
一方でホイアンに宿泊している旅行者や、ホイアン観光を楽しんだあとにダナン市内に帰りたい方は、ホイアンからダナン行きの移動手段や行き方を知っておきたいところですね。
まずはホイアン旧市街を出よう。世界遺産内部はタクシーの乗り入れ禁止
ホイアン旧市街は歴史保護地区全体がユネスコの世界遺産となるため、タクシーの乗り入れは禁止されています。そのため、まずは歩いて歴史保護地区を出なければなりません。
ダナンに行くのであれば、ホイアンを南北に走るレロイ通り(Le Loi)を北に歩くのがおすすめです。チャンフンダオ通り(Tran Hung Dao)との交差点まで出れば歴史保護地区を抜けているので、流しのタクシーを捕まえることができます。
ホイアンからダナンへ行くおすすめ移動手段は「配車アプリ」
ホイアンからダナンへ行くおすすめの移動手段は、上記でも紹介した「配車アプリ」となります。流しのタクシーを捕まえるのもいいのですが、帰宅時間によっては他の旅行者と奪い合いになるので、想像以上に苦戦するかもしれません。
一方で配車アプリであれば、一度手配できたら他の旅行者に奪われる心配もありませんし、ドライバーとの位置関係もGPS地図表示があるので一目瞭然です。
また、料金もタクシーよりも安くなることがほとんどです。注意点としては、配車アプリは雨の日や混雑する時間帯によって、一時的に料金が跳ね上がることがあります。
まとめ:ダナン⇔ホイアンルートの移動手段は事前に考えておく
今回はダナンからホイアン、及びホイアンからダナンの移動手段や注意点を具体的に解説しました。どの移動手段を選択するかは悩ましいところですが、基本的にダナンはタクシーによるぼったくり被害が他都市と比べて圧倒的に少ないので、通常のタクシーでも問題ありません。
一方で東南アジア旅行をよくする旅行者であれば、配車アプリを活用するのもおすすめです。なかなか流しのタクシーが見つからないようなら、配車アプリを利用するのがいいかもしれません。