ホーチミンでシャワーを無料利用できるスパ・マッサージ店│予約可

ベトナムのホーチミン旅行でスパを楽しみにしている方は、施術後のシャワーの問題は解決していますか。オイルまみれで観光はできません。

そこで、ここではホーチミン市内のスパ・マッサージ店で無料でシャワー利用できるお店をまとめてみました。

ホーチミンでスパ＆マッサージを満喫。シャワーを浴びないでオイルまみれで観光再開できる？

ホーチミンは東南アジアの中でも典型的な熱帯気候で、1年を通して真夏の陽気となります。スパやマッサージを楽しんだあとは、一度ホテルに戻ってシャワーを浴びる人もいますが、大抵はそのまま市内観光を続けることかと思います。

しかし想像してみてください。シャワーを浴びずに観光を再開すると、ボディオイルがたっぷりと両手両足背中についた体で町中を歩くことになります。すぐに汗が噴き出て体中がべたべたになるだけではなく、せっかくスパで天国に昇るひとときを体験したのに、そのあとに待ち受けている不快な体の感触は堪ったものではありません。

シャワー利用の魅力：帰国最終日はシャワーを浴びてから空港へ向かえる

ホーチミン旅行帰国最終日にスパ＆マッサージを楽しもうと考えている旅行者も非常に多くいます。

ホーチミンから日本までは5～7時間。その間背中にオイルが付着していると、かゆくなったり蒸れたりしてしまいます。

スパ後にシャワー利用できれば、ホテルに戻る必要なく、そのままタクシーに乗って空港へ向かうことができます。

ホーチミンのスパでシャワーを利用できるスパはたくさんある？

では、実際ホーチミンの観光エリア内において、シャワーを利用できるスパはどれだけあるのでしょうか。体感的には3～5店舗に1軒のスパはシャワーを利用することができます。ただし、「トイレと同室の狭いシャワー室」、「温水が出ない」、「有料」、「男女共用のため鉢合わせする可能性がある」といったスパも少なくありません。また、スパではなくマッサージ店の多くはシャワーは用意していません。

しかし、せっかくであれば清潔なシャワールームを無料で利用したいところです。「シャワーを浴びるだけでお金を取られるのはちょっと……」と考えるのも自然です。

そこで、ここではホーチミン市内のスパ・マッサージ店において、「施術後に無料でシャワーを利用できるお店」をまとめてご紹介します。

1．お風呂付個室無料手配！シャワーも利用可「センススパ(SENSE SPA)」

ドンコイエリアのドンユー通り、シェラトンホテルの通り沿いにある日本人旅行者に人気のスパ。センススパ/SENSE SPAは日本語堪能のベトナム女性がオーナーで、日本旅行者へのマーケティンを欠かしません。

日本人旅行者向けに事前予約するだけで割引や無料送迎、個室手配といった特典を受けることができます。メニューも種類が多く、フットマッサージやアロマオイルマッサージなど、1時間程度の気軽なメニューから、90分から3時間超えのパッケージコースまで揃えています。

VIPルームはジャグジー付きの個室なのでカップル夫婦で楽しみたいところです。その他オープンルームもカーテンでしっかりと仕切ってくれるセミプライベートなので周囲の気配は気になりません。

内装はベトナム中部世界遺産のホイアンを再現。ベトナムの伝統を感じる古き良き静かな雰囲気なので、ドンコイの都会の喧騒を忘れさせてくれます。センススパも利用者はシャワーを無料で提供。

2．ホーチミン旅行者に大人気の南国スパ「アンナムスパ(AnNam Spa)」も無料シャワーサービスあり

ホーチミン旅行者や現地在中の日本人に高い支持を誇る「アンナムスパ(AnNam Spa)」は、ご覧のような「ザ・南国」といった雰囲気の人気スパです。ホーチミンのドンコイエリアから徒歩10分圏内の場所にあるのも旅行者にとっては魅力。

アンナムスパは日本人町エリアにあるため、夜遅くも安心して歩くことができます。最終案内は23時と、おそらくタビスパ掲載のスパの中では一番遅くまで受け付けています。ナイトツアーや市内観光を一通り終えたあとに、最後の締めとして訪れるのもおすすめです。

ご予約時に備考欄に記載してもらえればシャワーも無料で浴びることができます。また、VIPルームでは別途料金でスチームサウナ＆お風呂入浴も可能。ぜひホーチミン旅行のメモリアルとしてお楽しみください。

3．高級ホテルスパのVIPルームを無料手配「KLスパ(KL SPA)」

ホーチミン市内中心ドンコイ通りから徒歩5分で行ける「KLスパ(KL SPA)」は、5つ星ホテル・ザ・ミスト(The Mist)の直営スパです。とはいってもホテル内部ではなくホテルに隣接した路地中にあり、スパ自体は一軒家なので宿泊者以外でも行きやすいのが魅力です。

KLスパ(KL SPA)はVIPルームと通常部屋の2種類があり、シャワーを利用できるのはVIPルームとなります。VIPルームは部屋の中にシャワールームが完備されているので恥ずかしくもありません。

タビスパ上でパッケージコースを予約すれば「無料VIPルーム利用」、「無料サウナ」、「無料お風呂」といった特典を受けることができます。

4．ホーチミンの隠れ家的ヴィラ「サースパ(Sa Spa)」もシャワー無料提供中

ホーチミン旅行の思い出として一軒家のヴィラスパを体験したい、そう考えている方は、サースパ(Sa Spa)がおすすめです。ホーチミン中心からタクシーで少し北上した閑静な通りの路地中に建つため努めて静かなお店。

フランスとベトナムの雰囲気が混在したインドシナ時代を彷彿とさせる、古き良きムードを感じられるのがサースパの最大の特徴と言えるでしょう。

店内もご覧のような斜光が差しこむ美しい橙の世界が広がっています。ホーチミンが「プチパリ」と呼ばれる所以が分かるような気がします。個室部屋は2ベッドと3ベッドまで用意しているので、女子旅で楽しむのもいいですね。無料シャワー付きです。

サウナ＆お風呂も利用したいならサースパ・セントラル（2号店）がおすすめ

2025年にオープンしたサースパ・セントラル（タビスパ表記名「サースパ（ベンタイン市場店）」。本店のヴィラ型ではなく、一軒家となり、広々とした個室と独立型サウナ＆お風呂が人気。カップルで貸し切って一緒に入ることもできます。

5．シャワー無料もあり。ホーチミン「マルベリースパ(Mulberry Spa)」

マルベリースパはプライベートを重要視する路地中にある高級スパ。ベトナムの自然色と西洋の雰囲気が調和した東南アジアの象徴的なムードを漂わせているのが特徴。

また、無料シャワーも利用できるほか、パッケージコースでは広々とした個室で極上の時間を体験することができます。

パッケージコースは3種類で、最長3時間コースでも予算1万円を切るのが嬉しいところ。自然由来の高級アロマオイルやスクラブを使用するので敏感肌の人にも優しいのが特徴です。

また、無料で荷物を預かってくれるので、ホーチミン観光の最終日に予約するのもいいかもしれません。

6．ホーチミンのカップル向けスパ「センスパ(Senspa)」はシャワー付き個室完備

ホーチミンの市民劇場から徒歩10分のところにあるレタントンエリアは別名日本人町と呼ばれる駐在員が暮らすエリアとなります。「センスパ(Sen Spa)」はホーチミンの老舗高級スパとなり、取り分けカップル夫婦に高い人気を誇ります。

ベトナムの伝統とモダンの調和がコンセプトで、清潔感と高級感、そしてアジアらしさを随所に感じることができます。

センスパでは通常の個室でもシャワーは無料利用できますが、是非おすすめしたいのがVIPルームです。特定のパッケージコース利用者限定で手配されるVIPルームは、なんとシャワールーム、サウナ、ジャグジーが個室内についている贅沢さ。

他人と鉢合わせになることもありませんし、汚さも皆無。帰国最終日に最後のホーチミンメモリアルを体験してみてください。

7．ホーチミンのドンコイにある人気店「ユリスパ(Yuri Spa)」。無料シャワー利用可

ドンコイ通りと交差するマックチブオイ通り沿いにあるユリスパ(Yuri Spa)。ドンコイエリアの中心に営業しており、コロナ禍でほとんどのスパが閉店を余儀なくされた中、ユリスパだけが粘り強く残っていたことでも在住者の間で知られています。オープンルームと個室両方を兼ね備え、男性と女性でマッサージフロアが別々になっています。

人気のコースは2時間たっぷり楽しめて5000円程度という「活力コース」ですが、3時間の魅力コースや4時間の百合コースも同様に日本人女子で予約がいっぱいです。ドンコイエリアなので、スパが終わったら辺りのカフェやレストランでゆっくりしたり、雑貨店でお買い物をするのもいいでしょう。

予約特典として無料シャワーだけではなく往復の送迎（ホーチミン中心地に限り）も利用できます。

8．ヒマラヤ岩塩のドライサウナが人気！「ハムスパ　Hum Spa」もシャワー無料提供

ベンタイン市場から徒歩で行ける「ハムスパ(Hum Spa)」は清潔な店内とリーズナブルな予算で楽しめるスパメニューが人気のマッサージ店です。

観光エリア中心にありながらも閑静な通りに建つため、穴場的な雰囲気もあります。

タビスパでは40種以上のマッサージメニューの中から厳選して単品メニューとフットマッサージ＆ボディマッサージ＆ボディスクラブをセットにしたオリジナルパッケージを掲載中。

また、追加料金でご覧のヒマラヤ岩塩を敷き詰めたドライサウナの利用もできます。南国感たっぷりの時間をお過ごしください。シャワーも無料利用可能。スパ前後のお好きなタイミングでお近くのスタッフにお声かけください。

スパ後にホテルに戻ってシャワーを浴びるのは効率が悪すぎる

とはいえ汗だくの中でホテルに一度戻って、シャワーを浴びてから観光に再出発するのは、時間のない旅行者にとってはとても効率の悪い行動と言えますね。スパを満喫したあとに、そのままお店でシャワーを浴びることができたら助かりますね。

ホーチミン旅行者にとってシャワー利用の可否はスパ選びで一番重要！

スパを選ぶ際、立地や料金、コース内容、ジャグジーの有無など、さまざまな要素からお気に入りのお店をピックアップします。

しかし、忘れがちなのがスパ後のシャワーができるどうか、というもの。本当に多くの旅行者がこれに悩んでいるので、是非次のホーチミン旅行でスパを楽しむ場合は、シャワーを利用できるお店を選んでください。

ホーチミンでシャワー利用できるスパに関するよくある質問

ホーチミンのスパでは、施術後にシャワーを無料利用できるかどうかが快適さを大きく左右します。とくにオイルマッサージ後にそのまま観光や空港へ向かう場合、シャワーの有無はスパ選びの重要なポイントです。ここでは、ホーチミンでシャワー利用できるスパを探す際によく寄せられる質問と、そのチェックポイントを分かりやすくまとめました。

ホーチミン市内のスパでシャワーを無料利用できるお店は多いですか？

体感的には3〜5店舗に1軒ほどがシャワー利用可ですが、「無料で利用できるか」「清潔か」「個室かどうか」はお店によって大きく異なります。無料シャワーを重視する場合は、事前にスパの公式情報や予約サイトで確認しておくと安心です。

ホーチミンのスパでシャワーを利用する場合、どんな設備をチェックすべきですか？

清潔さに加え、「トイレと別室かどうか」「温水がしっかり出るか」「男女別かどうか」を確認しておくのがおすすめです。高級スパやヴィラスパでは個室内にシャワールームを備えていることも多く、プライベート感を重視する人に向いています。

シャワーの利用は事前予約のときに伝えたほうが良いですか？

無料シャワーサービスがあるスパでも、混雑状況によっては案内に時間がかかる場合があります。予約時の備考欄や当日の受付で「施術後にシャワー希望」と伝えておくと、スムーズに案内してもらいやすくなります。

ホーチミンのスパでシャンプーやアメニティは用意されていますか？

多くのスパではシャンプーやボディソープ、タオルなどの基本的なアメニティは用意されています。ただし、銘柄や肌に合うかどうかは人それぞれなので、敏感肌の人やこだわりがある人はミニボトルのシャンプーやクレンジングを持参すると安心です。

カップルや友人同士で同じシャワールームを使うことはできますか？

VIPルームやジャグジー付きの個室を備えるスパでは、カップルや友人同士で同じ部屋内のシャワーを利用できることがあります。一方で、男女別フロアや共有シャワーのスパもあるので、同室利用を希望する場合は予約前に確認することが大切です。

シャワーだけ利用したい場合でもスパを使えますか？

基本的にシャワーだけの利用は受け付けていないスパがほとんどで、あくまでスパやマッサージ施術を受けたお客へのサービスという位置づけです。シャワー利用を前提にする場合は、スパメニューとセットで考えるようにしましょう。

Writer／この記事を書いた人

古川 悠紀
トラベルライター

大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。