2020年ダナン観光!人気ホテルランキングTop10~満足度別

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2020年にダナン旅行を考えている方向けのホテルランキング!日本人旅行者の中で満足度がとりわけ高いホテルを10軒ご案内。また、単純なメリットだけではなく、どこが満足するのかやデメリットも併せて紹介します。

目次

    10.ヴィンパール ラグジュアリー ダナン

    ヴィンパールダナン

    ビンパールホテルはベトナム最大手の不動産投資グループの「ビングループ」が運営する5つ星のラグジュアリーホテル。ビングループを信頼しているベトナム人に主に人気がある高級ホテルとなります。

    古風な寝室
    古風な寝室

    ダナン随一の面積を誇る敷地内には広々としたプールやビラがあり、団体客を主に受け入れている印象です。客室内はベトナムの伝統になぞらえた装飾が施されていて、“ベトナムらしさ”を求める人には持ってこいのホテルです。

    1泊の平均予算:2万3000円
    メリット:ベトナムらしい、プールが広い
    デメリット:部屋が汚い印象、団体が多い

    口コミ
    ・朝食ビュッフェは数は多いがそれほどおいしくない
    ・ベトナムの歴史を感じる部屋がいい
    ・スタッフがフレンドリー

    9.アラカルテダナンビーチ

    アラカルテ ダナンビーチ

    続いては4つ星ホテルの「アラカルテ(アラカルト)」。ミーケービーチの繁華街周辺では日本人旅行者の間で一番人気かもしれません。1泊の予算も1万円を下回りますし、縦長のビル型ホテルのため、高層階の客室から眺めるビーチの風景は一見の価値があります。また、レジデンスでもあるので多くの部屋にキッチンスペースがあるのも小さな魅力。

    アラカルトホテルのビュッフェ会場
    アラカルトホテルのビュッフェ会場

    アラカルテ(アラカルト)ホテルには1階のベーカリー&カフェと上階のビュッフェ会場&レストランがあります。その他スパ、フィットネスジム、屋上には屋外プール&バーがあり、こちらは宿泊者のみ利用可能。立地も非常にいいため、コスパを最優先に考えている人には最適です。

    1泊の平均予算:7000円
    メリット:屋上プールが素敵、比較的間取りが広い
    デメリット:ビル型なのでリゾート感に乏しい、レストランが1つしかない

    口コミ
    ・プールから見渡せる景色は最高!だけどプール自体は狭い
    ・朝食ビュッフェは種類、質ともに問題ないが、それ以外の時間で食べられる料理はあまりおいしくない上に高い
    ・スタッフはフレンドリーで、ホテル独自のツアーもやっているので、そちらは参加する価値があります。

    8.アンサナランコーダナン

    アンサナランコーダナン

    近年人気の観光地であるラグーン&ランコー村。息を吞むほど美しいラグーンの風景はダナンから車でわずか40分のところにあります。そのランコー村付近で宿泊を考えているならば、おすすめしたいのがこちらのアンサナランコー。とはいっても、ランコー村周辺で5つ星ホテルは実はここだけ。

    アンサナランコーのビラ
    プール付き客室

    敷地内には屋外プールはもちろん、海とも接続していますし、マリンスポーツも楽しむことができます。パターゴルフ場、ジム、スパ、客室プールなど、ファシリティは申し分ありません。どちらかというと、中国っぽい雰囲気が印象的なホテルです。

    1泊の平均予算:1万5000円
    メリット:客室プールが広い、辺りが自然に囲まれている
    デメリット:ダナン市街まで距離がある

    口コミ
    ・ラグーンから車で10分ほどの距離なのが嬉しいです
    ・中国人観光客がめっちゃおる(笑)
    ・海はほぼ独り占め!

    7.ハイアットリージェンシー ダナンリゾート&スパ

    ハイアットリージェンシー ダナンリゾート&スパ

    ハイアット系列の上級ブランド「ハイアットリージェンシー」。モダンな建物とダナンのホテルでは随一の広さを誇る屋外プールが人気。韓国旅行会社と提携しているようなので、宿泊客の7割以上は韓国人といった異色な雰囲気もあります。ただし満足度が高いのはやはりハイアット系列の特徴。宿泊客一人一人に気配りがキチンと届いていて、ビュッフェ会場では「コーヒーお持ちしましょうか?」と気の利いたことを言ってくれるのは、数多くのホテルに宿泊しましたがここだけ。

    ハイアットリージェンシーのレジデンス棟

    ハイアットリージェンシーはホテル棟、レジデンス棟、ビラ棟に分かれていて、それぞれに屋外プールが併設しているのがすごいところ。努めてモダンな空間なので、ベトナムらしさというよりはラグジュアリーさを求める人におすすめです。

    1泊の平均予算:2万5000円
    メリット:プールがたくさんある、料理がおいしい、スタッフが親切
    デメリット:客室から敷地内まで含めてベトナムらしさはない

    口コミ
    ・とにかく韓国人が多かった
    ・プールはたくさんあるし、どこも広いのでのびのびと泳げた
    ・リゾートホテルとしてはいかがなものか

    6.アルマニティホイアンウェルネス リゾート

    アルマニティホイアンウェルネス リゾート
    アルマニティホイアンウェルネス リゾートの全景

    レセプションロビーを抜けた正面には美しい屋外プールが広がり、ヤシの木々や仏像などがあしらわれていて、気分はホイアンリゾート。世界遺産のホイアン旧市街までは徒歩で10分と立地は抜群。

    プールサイドのカフェにて
    プールサイドのカフェにて

    ホテル自体はカフェ&レストランが1つと奥にスパ棟、左にホテル棟とそれほど広くはありませんが、宿泊すると1日1回スパを無料で受けられるサービスが人気です。多言語対応で日本人ゲストリレーションズが在籍していることもあります。

    1泊の平均予算:1万3000円
    メリット:ホイアン旧市街まで徒歩圏内、雰囲気がいい
    デメリット:ホテル面積は狭い、客室が狭い印象を受ける

    口コミ
    ・シングルに泊まったが、ちょっとびっくりするくらい狭かった。ただし雰囲気がいいから我慢できた
    ・料理がおいしかった
    ・欧米人やアジア人のスタッフが多く、インターナショナル感がたっぷりあった(笑)

    5.プルクラリゾートダナン

    プルクラリゾートダナン
    プルクラリゾートダナンの客室

    日本人が支配人を務めるプルクラリゾートダナン。全部屋プール付きのビラタイプで、かつてヒンズー教を元に中部を支配していたチャンパ王国をテーマにした高級ホテルです。プライベートをとにかく重視していて、極力お客同士が会わないように配慮されています。レストランではベトナム料理をはじめ、和食、西洋、アジア料理を楽しむことができます。

    客室の様子

    客室は非常に広いのが印象。魅惑的な東南アジアの雰囲気がばっちりなので、ハネムーンとしてもいい思い出が作れるでしょう。バリスタイルのスパも人気で、小高い丘の離れにあります。1日ここで過ごしてみるのはいかがでしょうか。

    1泊の平均予算:4万3000円
    メリット:プライベート重視、憧れのプール付きビラ
    デメリット:宿泊料金が高い、テニスコートなどファシリティがない

    口コミ
    ・エスニックな雰囲気に憧れて宿泊しました
    ・料金は高いけど、それだけの価値があります。客室内のお風呂がすごいリッチ!
    ・料理が自慢らしく、別のホテルに宿泊している旅行者もくるとのこと。確かにうまい

    4.ヴィクトリアホイアン ビーチリゾート&スパ

    ヴィクトリアホイアン ビーチリゾート&スパ
    ヴィクトリアホイアン ビーチリゾート&スパの外観

    ホイアン旧市街から車で15分ほど海側に向かって走ったところにあるヴィクトリアホイアン(ビクトリアホイアン)。クアダイビーチのすぐ傍にある5つ星ホテルで、欧米人に根強い人気があります。見た目の装いは古きホイアンやベトナムをイメージしていて、外観、客室の内装ともにベトナムの伝統建築を守っています。

    ヴィクトリアホイアン ビーチリゾート&スパのプール
    広いプールと目前に広がる南シナ海

    ヴィクトリアホイアン(ビクトリアホイアン)の一番の魅力は雄大なクアダイビーチを目前としたインフィニティプール。ヤシの木々に覆われ、プールサイドには白いパラソルの咲き、その下でチェアに寝そべってトロピカルジュースを飲むことだってできます。さらに歩いて数分でホテル区画内の海に行くことができ、こちらでも砂浜で日光浴したり、マリンスポーツを楽しむことができます。

    1泊の平均予算:1万2000円
    メリット:南国リゾート感覚、ベトナムらしい、
    デメリット:ホイアン旧市街までタクシーが必要

    口コミ
    ・プライベートビーチがうれしかったです
    ・ホテル催行のツアーに参加しました。田舎村の散策がおもしろかったです
    ・確かにホイアンまで距離があるけど、サイクリングもできるし無料シャトルバスもあるから便利

    3.フュージョンマイアリゾート

    フュージョンマイアリゾート
    フュージョンマイアリゾートのメインストリート

    ベトナムで高い人気を誇る5つ星ホテルチェーンのフュージョン系列。ダナン市内にはフュージョンスイーツもありますが、こちらのマイアの方が格は上。ハネムーナーに絶大な支持を得ているお洒落ホテルで、プールを目前にしたインフィニティプールにプールサイドカフェ&レストランなど、各施設が気の利いた配置となっているのが魅力。

    フュージョンマイアの客室
    フュージョンマイアの客室

    ブログや旅行雑誌などでも度々フュージョンマイアは紹介されていますが、客室内部の様子はあまり見ることはありません。フュージョンマイアの客室は斜光が差しこむ大窓に広いリビングスペースが設けられているのが特徴。大理石でできた浴槽は大の大人が足を延ばすことができます。その他プール付きビラや宿泊者無料スパなど、至れり尽くせりのサービスが女子に人気があります。

    1泊の平均予算:4万円
    メリット:カップル夫婦が絶賛する美しい敷地
    デメリット:ダナン市内のホテルでも随一の宿泊料金の高さ

    口コミ
    ・フラマやインターコンチと比べると面積が狭い。その割に値段がかなり高め
    ・ホテルは狭いが、一人一人に気配りが届いているので、ホスピタリティは高めです
    ・スパは混むのでチェックイン時に予約するのがベター

    2.フラマリゾートダナン

    フラマリゾートダナン
    フラマリゾートダナンの外観

    日本やアメリカ含む世界各国の大統領やVIP、有名人が宿泊するリゾートホテル。とはいっても宿泊料金は平均1万5000円前後とダナンの5つ星ホテルの平均価格。ダナン市内最大規模のホテル面積を有し、複数の屋外プール、インフィニティプール、スパ、ジム、テニスコート、カフェレストランがあり、また離れにあるビラ棟までは専用カートで移動することができます。

    フラマリゾートの客室

    ホテル棟はベトナムの伝統を感じる古風な佇まいが印象的。バルコニーから見下ろせるホテル&ビューも見逃せません。夜は野鳥の鳴き声をBGMに就寝できます。また団体ならビラ棟もおすすめ。1棟当たりの料金なので、みんなでシェアすれば安くすみます。ビラ棟エリアでは屋外プールやBBQも楽しめます。

    1泊の平均予算:1万5000円
    メリット:とにかく面積が広いので、南国リゾートを楽しめる
    デメリット:建物自体が古いので、一部老朽化が見える

    口コミ
    ・ベトナムらしいひと時をおくれます。ダナンに来たら毎回ここに宿泊します
    ・朝食ビュッフェが100種類くらいあり、大大大満足!
    ・ダナン大聖堂までは車で15分くらい。ホイアンまでは20分くらい。五行山までは5分!

    1.プルマンダナンビーチリゾート

    プルマンダナンビーチリゾート

    最後にお届けするのは「プルマン」。アコーホテルズの最上位ブランドです。料金は3万円前後となかなかのお値段ですが、ここで育める思い出はプライスレス。ホテル中央に広がるインフィニティプールや、目の前にある大きな海と砂浜にはバーカウンターもあり、カクテルやビールを飲みながらダナンの海を満喫できます。

    プルマンの砂浜&海
    1日過ごしたくなる夢の時間

    その他プールサイド奥に佇む「ナンスパ」ではジャグジー&サウナつきの贅沢なスパコースを堪能でき、その隣には世界各国の料理が勢ぞろいしたレストランも楽しめます。客室、施設、サービスともに申し分ない憧れの南国パラダイスを実現できるでしょう。

    1泊の平均予算:3万円
    メリット:清潔で静か、南国らしい、ベトナムらしい
    デメリット:宿泊料金が高い

    口コミ
    ・まさに南国リゾート。ただ料金が高いので何泊もできないのが悔しい
    ・スタッフのサービスが最高。素敵なハネムーンの思い出ができました
    ・ホイアンやダナン観光もいいけれど、半日以上はここで過ごすのがおすすめです

    ホテル選びの決め手はなに?

    ホテル選びの決め手はなに?

    今回は10軒のホテルを紹介しました。結局旅行者が宿泊できるのはその内の1つないし2つとなるので、たくさん紹介しても選びきれませんよね。ホテル選びのポイントは予算やホテルのファシリティの他に、「旅のテーマ」は何かを考えるのも大事。世界遺産や市内観光が中心ならば、ホテルの予算は抑えてもいいでしょう。一方で、南国ホテルライフを大切にしたいならば、他の予算を切り詰めてでも、上級ホテルを選ぶことをおすすめします。

    Writer/この記事を書いた人

    著者の写真

    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。