ダナンの「ミーソン聖域(遺跡)」の行き方・見どころを徹底解剖!

ダナン旅行の鉄板である世界遺産「ミーソン聖域(遺跡)」の場所や行き方、見どころを徹底紹介します。チャンパ王国が残したミーソン聖域は、まだまだ謎がたくさん。子供から大人まで冒険気分で楽しむことができます。

ミーソン聖域までの行き方・アクセス

ミーソン聖域までの行き方・アクセス

ダナン市街地からミーソン聖域(遺跡)に行く場合は、車で南方へ90分ほど走ったところ。ホイアン市街地からはおよそ1時間の道のりとなります。行き方はタクシーよりもツアーがおすすめ。タクシーだと往復+現地の待機時間の費用が発生するので、ツアーで行く方がお得となります。現地のオプショナルツアーでは半日ツアーが午前と午後に開催されていますが、まだ気温が上がりきらない午前参加がおすすめです。

ダナンからホイアン、フエ、ミーソン遺跡へのおすすめの行き方・アクセス
ベトナム中部のダナンは近年人気のリゾート地。そのダナンを拠点にホイアン、ミーソン遺跡、フエといった世界遺産を巡ることもできます。ここではそれぞれの移動方法、行き方をご案内します。
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入口から遺跡までは電気自動車で行ける

入口から遺跡までは電気自動車で行ける

入口でチケットを買った後は、電気自動車に乗って遺跡まで行きます。こちらは無料で乗車することができます。ツアーの場合はツアーガイドがアテンドしてくれるので心配ありませんね。道中には博物館がありますが、展示数は多くありませんので、見学する必要はないかもしれません。

見学の所要時間は1時間~1時間半。暑さ対策をしっかりと

一応お土産店もあるので、帽子やサングラス、ミネラルウォーターなどは調達してもいいかもしれませんね。見学は長くて1時間半くらいで、すべて屋外を歩くことになります。日が高いときは非常に暑いので、熱中症対策を忘れないでください。

世界遺産ミーソン聖域(遺跡)を歩こう!

世界遺産ミーソン聖域(遺跡)を歩こう!

ミーソン聖域(遺跡)は敷地内に複数の祠堂となる遺跡があり、これらはA~Lにブロック分けされています。順を追うごとに発掘年度が新しくなり、まだ発掘調査中の箇所も多々あるのが特徴の1つ。基本はどこのブロックから見学するのも自由となるので、近場から順々に歩いていくといいでしょう。

ミーソン聖域(遺跡)の歴史~チャンパ王国の遺産

ミーソン聖域(遺跡)の歴史~チャンパ王国の遺産

ミーソン聖域(遺跡)は、2~19世紀まで存在した独立海洋国家のチャンパ王国の聖域となります。チャンパ王国はベトナムとは別に独立した政権を持っていて、中部沿岸地域で当初勢力を誇っていましたが、ベトナムの侵攻で中南部クイニョン、ニャチャン、ムイネーと勢力を南下していき、19世紀中ごろに当時ベトナムを支配していたフエの王朝により鎮圧・終焉を迎えました。

実はミーソン聖域(遺跡)のようなチャンパ王国の遺跡は、先に紹介したクイニョンやニャチャン、ムイネーなど複数個所にも存在します。つまり、チャンパ王国は勢力を確保した場所に、このような聖域を作ったと解釈されます。しかし、このダナンから行ける中部のミーソン聖域(遺跡)が最も規模が大きいことから、チャンパ王国にとって特別な場所であることが推測されています。

ミーソン聖域(遺跡)とはどんな場所?

正直これはよくわかっていません。エジプトのピラミッドのように、研究者によって多少の解釈が異なります。ある研究者は死者を祀る場所と言いますし、またある研究者は祭事を行う場所とも言います。

チャンパ王国は19世紀まで残っていたため、一見すると「歴史は明るみになっているのでは?」と思うかもしれませんが、チャンパ王国はベトナムとは異なる独自の言葉、文字、文化、習慣、宗教を持っており、また研究者も少ないため、今だ謎に包まれた部分が多いのが実情。

ベトナムでは珍しいヒンズー教だった!

ベトナムでは珍しいヒンズー教だった!
ヨニ

ヒンズー教といえばインドやインドネシアを思いつきます。ベトナムは努めて仏教大国ですが、ことチャンパ王国に関してはヒンズー教シヴァ派でした。そのため、伝説でお馴染みのシヴァ神やガネーシャ、ガルーダ、マハーカーラ、パールバティといった石像もあります。

高い建築技術を誇っていた?レンガ造りの祠堂に隠された意味

高い建築技術を誇っていた?レンガ造りの祠堂に隠された意味

チャンパ王国の文化や技術はいまだ謎めいていますが、祠堂はすべてレンガ造りとなり、建築技術はそれなりに高かったとされています。レンガは風を通さないだけではなく、少しずつずらして重ねることによって、三角形の屋根ができます。この建築様式は真ん中に屋根を支える支柱を必要としないのが特徴。

ちなみに祠堂の中も入ることができ、発掘品が展示されています。

チャム族はチャンパ王国の子孫?その真実は

チャム族はチャンパ王国の子孫?その真実は

ベトナムには53の少数民族が各地に点在していますが、その中でも最大規模のチャム族は、チャンパ王国の子孫であると言い伝えられています。当のチャム人に訊いても、やはり自分たちはチャンパ王国の子孫だと考えているようです。

しかし、実はこれには穴があり、正確に子孫だとは言い切れない節があります。チャンパ王国の歴史は石碑を解読することによって多少明るみとなっています。しかし、その石碑にチャンパ王国は自分たちのことを「チャンパ人」と称し、一度も「チャム人」という言葉は使っていないのです。研究の見方としては、「のちの研究者がチャンパ人を略してチャム人と呼び、それが少数民族たちの間でも広まったのでは?」という人もいれば、「間接的な結びつきはあるかもしれないが、実はチャム人は直接の子孫ではない」という研究者もいます。

ダナン旅行でミーソン聖域(遺跡)に行こう!ミステリー好きは特におすすめ!

ダナン旅行で人気の観光地となるミーソン聖域(遺跡)。ちょっと遠いので、ダナンからミーソン聖域へ、その後ホイアンへ行くルートが効率よくおすすめです。また、ダナン市街地には「チャム彫刻博物館」があり、こちらはミーソン聖域含む各地の遺跡で発掘されたチャンパ王国の遺産が展示されています。ミーソン聖域に行く前に見学していくといいでしょう。

ダナン市内で一番人気の博物館「チャム彫刻博物館」
かつて中部に独立国家を築いていたチャンパ王国。そのヒンドゥー教遺跡の発掘品が展示されているのが、「チャム彫刻博物館」です。ダナン市街中心にあるので、他の観光スポットと絡めて見学に行くのがおすすめです。
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