ホーチミンのレストランでクレジットカード&円ドルは使える?

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ベトナムのホーチミンに初めて旅行する人は、現地で食べる名物料理を楽しみにしていることでしょう。屋台や食堂、レストランなどいろいろ試してみたいところですが、現地のお店ではクレジットカードは使えるのでしょうか?また、現金払いの場合、米ドルや円は使えるのでしょうか?

今回はベトナム・ホーチミンのレストランの支払い事情を紹介。食堂や屋台、レストランとお店の形態ごとに解説します。

目次

    ベトナム/ホーチミン市内のクレジットカード普及率は高い!

    ベトナムにおけるクレジットカード保有率は10%未満と言われていますが、都市部と郊外・田舎地域との環境の違いが大きく、都市部では成人社会人のほとんどの人がクレジットカードを持っています。

    コンビニやカフェなど数百円程度の買い物でもクレジットカードやQRコード決済を利用するのも普通なので、ネットの情報で「ベトナムのカード普及率は4%」などと記載があっても、ホーチミン市内であれば状況はまったく異なると言っていいでしょう。

    ホーチミンのレストランでクレジットカード決済した後はその場で確認する

    ホーチミン旅行でレストランやその他のお店でクレジットカード決済をした後は、必ずその場で決済された金額を確かめるようにしてください。引き落とし銀行側で通知設定しておけば、クレジットカードやデビットカードを使うと1分待たずにメール通知が来るはずです。

    また、スマホアプリをインストールしておけば、デビットカードならその場で引き落とされているのが分かりますし、クレジットカードの場合は残り使える限度額から決済金額分が差し引かれているはずです。

    ホーチミンのレストランでクレジットカード払いの注意点:JCBは微妙

    ホーチミンのレストランでクレジットカード払いの注意点:JCBは微妙

    日本人の普及率は2割程度と言われているJCBカードですが、こちらは日本のクレジットカード会社となります。近年は東南アジアで普及率が高くなっていますが、それでも日本人客を贔屓しているお店でない限り、JCBカードの利用可能店はそれほどありません。

    ホーチミン含むベトナムでクレジットカード払いを希望する場合は、VISA(ビサ)かMaster(マスター)カードとなります。JCBだけでなく、米国のAMEX(アメリカンエクスプレス)やダイナースはほぼ使えない、仮に使えてもカードの支払い手数料を多く請求されることが多いです。

    クレジットカードの手数料を請求される?いくら?

    レストランやお土産店、スパなどホーチミン市内のお店でクレジットカード払いを選択すると、カードの支払い手数料が上乗せされることが良くあります。

    手数料の相場は3%~4%で、本来はお店が負担しなければならないのですが、実際はお客に請求するところが大半です。それを知らずにクレジットカード決済を選択してしまうと「ぼったくられた」と勘違いしてしまうことがあるので注意してください。

    ホーチミン旅行者は絶対に「複数枚」のクレジットカードを持っていくべき理由

    ホーチミン旅行者は絶対に「複数枚」のクレジットカードを持っていくべき理由

    ホーチミン旅行でクレジットカードを積極的に利用することを考えている人は、必ず「複数枚」持って行くようにしましょう。

    ホーチミン含むベトナムの都市部では、広くクレジットカードが普及しています。しかし、お店によっては「クレジットカードの決済機が壊れている」ことや、「原因不明のエラーでカードが決済されない」ことがよくあります。

    特に後者が多く、クレジットカードの発行元が決済を許可しなかったり、お店のクレジットカード決済機が日本発行のクレジットカードの決済をなぜか受け付けないことがあります。

    ホーチミン旅行ではクレジットカードと現金両方持参を!

    ホーチミン旅行ではクレジットカードと現金両方持参を!

    そのため、できればVISAとマスターカードをそれぞれ1~2枚ほど安全策として用意しておくのがおすすめです。

    また、すべてのカードが使えなかったときのために、必要分の現金は念のため用意しておきましょう。

    ホーチミン市内のレストランでは現金は原則「ベトナムドンのみ」支払い可能

    ホーチミン市内のレストランでは現金は原則「ベトナムドンのみ」支払い可能

    ホーチミン市内のレストランでクレジットカードでなく現金払いを選択する場合、支払い通貨は原則「ベトナムドン(ベトナムの自国通貨)」となります。

    ベトナムでは一昔前までは米ドルや日本円が普通に町中のお店で使えていましたが、ベトナム政府が自国通貨強化のため推奨をはじめ、2010年代後半よりほとんどのお店でベトナムドン払い一択となっています。

    お店によっては米ドルや日本円を受け付けているレストランもありますが、全体の割合からすると1割未満です。基本はベトナムドン払いであることはよく覚えておきましょう。

    ホーチミン市内の旅行者向け「レストラン」はクレジットカード決済可能

    ホーチミン市内のレストランでクレジットカード決済は大半のお店で利用可能

    ホーチミン市内で日本人旅行者が行くようなレストランでは、基本的にどこのお店もクレジットカードの利用ができます。

    ただし、あくまでもホーチミン市内中心に限った話であり、ホーチミン郊外のメコンデルタ地方やその他田舎地域ではレストランであっても現金払いのみのところがほとんどです。最近ホーチミン発の現地オプショナルツアーでは、好きな料理を食べられるように食事代は自己負担のツアーが増えてきました。郊外であれば現金しか受け付けていないことは十分考えられるので注意してください。

    ホーチミン市内の「食堂」料理店はクレジットカードは使えない!

    一方でホーチミン旅行者の中には「大衆食堂」で庶民のベトナム料理を現地人と肩を並べて食べることを楽しみにしている人もいますね。

    しかし、ご覧のような大衆食堂は基本的にクレジットカードは使えません。ベトナムドンの現金払いのみとなります。もし必要分の現金を持って行き忘れた場合は大変なことになるので、必ず現金を持って行くようにしてください。

    ベトナム/ホーチミン市内の「屋台」もクレジットカードは使えない!

    ベトナム/ホーチミン市内の「屋台」もクレジットカードは使えない!

    ホーチミンでは屋台グルメも楽しみですね。小奇麗なレストランでは食べられないB級グルメは必見です。南部ホーチミンの屋台名物のバインセオは、屋台で食べると1枚150円程度ですが、レストランだと500円~1000円することもざらです。

    また、予想通り支払いはベトナムドンの現金のみ。クレジットカードはもちろん米ドルや日本円も使えません。

    まとめ:ホーチミンのレストランではクレジットカードが役立つ!でも現金も持って行こう

    今回はベトナム南部ホーチミン旅行におけるレストランのクレジットカード払いについて具体的に説明しました。ホーチミン観光ではレストランやショップ、スパなどあらゆるところでクレジットカードを利用できます。

    しかし、上記で説明したように現地でクレジットカード決済時に不具合で使えないこともありますので、あまり過信しないよう、必要分の現金は最低限持参するようにしてください。