【一時休止】フエ現地発!「1日丸ごと世界遺産観光」リバークルーズ付(ベトナム・ダナン)のサービス

店舗詳細サービスページでは、ツアー及びエンタメスポットの詳細情報を紹介。アクセス方法からプログラム内容、雰囲気、サービスなどを詳しく解説します。日本語対応の可否、送迎サービスやチップの有無など、旅行者が気になる店の特徴も網羅。ベトナム全国を歩きまわる経験豊富のプロライターが取材・執筆しています。

ベトナムのフエ現地発「1日丸ごと世界遺産観光」リバークルーズ付の当日の様子をご案内します。いずれも個人では行きづらい場所なので、1日かけて世界遺産の主要観光地を網羅する当ツアーが旅行者に大人気。是非ご参加ください。

目次

    今回の現地ツアーの見どころ

    今回の現地ツアーの見どころ

    今回の現地ツアーは何と言っても「フエの世界遺産を1日で回ることができる」ことです。また、世界遺産に登録されているカイディン帝廟やトゥドゥック帝廟は森林の中に建つため、自力で行くのはちょっと不可能。ベトナム人旅行者であってもツアーに参加するのが原則となります。また、旧市街と新市街を隔てるフォン川のボートクルーズも見どころの1つ。多少バタバタはしていますが、1日飽きのこないツアーを満喫することができるはず。このツアーで回る観光スポットさえ押さえておけば、翌日以降は自由時間を楽しめますよ。

    8:00 ホテル送迎

    ホテル送迎

    集合時間は午前8時。フエ市内の宿泊ホテルにてツアーガイドが迎えに来てくれます※繁忙期は指定ホテル。
    その後ツアー参加者一向は新市街と旧市街を隔てる大きな河川のフォン川の船着き場へ向かい、午前の早速ではありますが、ドラゴンボートに乗船してしばしのリバークルーズを楽しむことができます。

    フエらしさを満喫!ドラゴンボート乗船

    ドラゴンボート

    船着き場から船に乗ってドラゴンボートに乗船したら、対岸の旧市街まで遊覧を楽しむことができます。フォン川は全長67kmの大きな河川で、源流はラオスの国境付近まで上ります。遊覧中に見える大きな鉄橋はフランスのエッフェル塔でもお馴染みのギュスターヴ・エッフェルが設計。もし同日はフエに宿泊するのであれば、夜にもう一度ドラゴンボートに乗ってみてはいかがですか。船内では民族舞踊鑑賞や灯篭流しを体験することができます(夜限定)。

    背後に見える橋はエッフェル塔の設計者が手掛ける
    背後に見える橋はエッフェル塔の設計者が手掛ける
    海と見間違えるほど大きな河川
    海と見間違えるほど大きな河川

    8:30 伝説がいまに残るティエンムー寺の見学

    ティエンムー寺

    ドラゴンボートを降りた目の前には、小高い丘に上がる石段があり、のぼっていくと見えるのがこちらの「ティエンムー寺」。八角七重の塔と本堂に分かれる仏教寺院で、世界遺産ではありませんが、旅行者に高い人気のほこる観光スポットとなります。外観の見学だけではなく、本堂にも実際入ることができますし、仏教徒が参拝している様子も見ることができます。

    ティエンムー寺の参拝の様子
    ティエンムー寺の参拝の様子
    本堂で見学できる僧侶たち
    本堂で見学できる僧侶たち

    9:30 フエ最大の世界遺産「元朝王宮」を観光

    阮朝王宮

    ティエンムー寺の見学を終えたあとは、近くにある阮朝王宮に向かいます。阮朝王宮は1802年から1945年までフエに一貫して勢力を築いた全13代皇帝が居城した王宮です。かつての貴族たちがこの王宮と周辺に暮らし、彼らが当時食べていた料理はフエ宮廷料理と呼ばれ、現在でもベトナム国内で語り継がれています。

    フエの元朝王宮内部では定時イベントが開催される
    フエの元朝王宮内部では定時イベントが開催される

    阮朝王宮内部といっても、実際その大半が焼け野原となっていて、見学できるのは一部のみとなります。ただし、当時の再現3D映像を見たり、中華風の美しい午門を見学することができます。名実ともにフエの最大規模の世界遺産となりますので、是非楽しんでいってください。

    11:00 ベトナムらしいアジアンな時間を「ドンパ市場」の見学

    11:00 ベトナムらしいアジアンな時間を「ドンパ市場」の見学

    阮朝王宮を見学したあとは、ベトナムらしいアジアンな雰囲気を満喫できる「ドンパ市場」に足を運びます。ドンパ市場では現地人の生活の様子を垣間見ることができ、お土産を扱うお店も多数あります。ただし、ここで買い物をするというよりは、市場内を歩いて古き良きフエの下町を感じるに徹するのがいいかもしれませんね。

    12:00 昼食(フエ料理)

    一般のベトナム料理とは一線を画すフエ料理
    一般のベトナム料理とは一線を画すフエ料理

    昼食はレストランでフエ料理を堪能。フエ料理はベトナム料理の中の1つのカテゴリーですが、使う食材やスパイスが通常のベトナム料理と大きく異なるため、どの料理も味わいは特徴的です。ベトナム旅行を通して一度は体験してほしいグルメとなるので、ここで定番どころは押さえておきましょう。

    13:00 美しい別荘地「トゥドゥック帝廟」の見学

    トゥドゥック帝廟には船着き場もある
    トゥドゥック帝廟には船着き場もある

    午後最初に訪れるフエの観光スポットは、こちらのトゥドゥック帝廟。4代阮朝皇帝が築いた別荘地で、自然に満ちた森林の中にあります。こちらもユネスコ世界遺産に登録された建築物となります。

    トゥドゥック帝廟の風景
    トゥドゥック帝廟の風景

    4代目トゥドゥック帝の時代は最も平和な時期だったとされて、およそ35年続きました。歴代皇帝の中でも最も最長であり、暇を持て余したトゥドゥック帝が別荘地をここに作りました。当時は皇帝がボートに乗って溜池で釣りに興じていたそうですよ。

    14:30 美しいフランス様式「カイディン帝廟」の見学

    カイディン帝廟の自然風景

    続いて訪れるのはカイディン帝廟。12代皇帝カイディン帝の遺体が眠るとされている廟で、トゥドゥック帝廟よりさらに森林の奥深くに入った丘の上に建ちます。当時は中国の保護下から脱却し、フランスを敬愛するようになったため、廟の装いは中華らしい奥ゆかしさから一転して煌びやかな外観となっているのが特徴です。

    他の廟や寺院には見られない煌びやかさ
    他の廟や寺院には見られない煌びやかさ

    このカイディン帝の黄金の像の地下深くには、実際の遺体が眠っていると言われていますが、実は定かではありません。また、見どころとしてはご覧のように、他の廟にはない打って変わった煌びやかさ。壁には宝石が埋め込まれていて、これらもフランスから輸入したとのこと。ただし、この建築物を作るために多額の税金を国民から徴収したため、カイディン帝の評判はすこぶる悪かったという話もあります。

    15:30 フエの古きを感じる2代目「ミンマン帝廟」の見学

    15:30 フエの古きを感じる2代目「ミンマン帝廟」の見学

    最後に見学するのは2代目ミンマン帝廟。阮朝王宮に次ぐ広大な敷地面積を有して、建築は努めて中国風。3門あるうち、開門されているのは左側のみ。中央は当時皇族のみ通過することが許されました。こちらは中国の紫禁城を倣ったとされています。

    ミンマン帝廟の奥には遺体が眠っていると言われている
    ミンマン帝廟の奥には遺体が眠っていると言われている

    ミンマン帝廟には現在のアルファベット表記になる前の漢字の石碑が残されていたり、皇族の衣装を着て記念撮影できるイベントがあります。また、さらに奥には真偽のほどは定かではありませんが、ミンマン帝の遺体が眠るとされるお墓があります(立ち入り禁止)。今回のフエ1日ツアーで最後の観光地となるので、じっくりと歩き回ってください。

    16:30 ホテル着・解散

    およそ16時30分にホテル到着。その後解散となります。今回の世界遺産を巡るフエ1日ツアーは、言うなれば「無駄のない最も効率的なルート」で回ることができます。上述したように、阮朝王宮とティエンムー寺以外は森林の奥地にあるため、個人が自力で行くことは困難となります。そのため、ほとんどの旅行者は今回のツアーに参加することになります。旅行会社によっては阮朝王宮を最後に回すところも多いですが、一番暑い中阮朝王宮を回るのはかなり大変。そのため、午前の早い内に立ち寄るのが正解です。そういった面でも、こちらのフエツアーは旅行者にとって非常に有意義なものとなることでしょう。

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