雨季のタイ・バンコク旅行!雨の楽しみ方完全ガイド
バンコクの雨季に旅行を計画している人は、急なスコールで観光が中断されたり、湿度が高くて過ごしにくいと感じることもあるでしょう。
しかし、事前に現地の過ごし方や前情報を知っておくと、雨季のバンコクでも快適に楽しむ方法がたくさんあります。そこで、ここでは雨季の気候や降水量、快適に過ごすための準備や楽しみ方を詳しく解説します。
今回のポイント
- バンコクの雨季は6月から10月まで。特に9月は降水量が多い
- スコール対策には防水アイテムが必須
- オフシーズンを利用して安く旅行できるチャンス
- 室内の観光スポットやスパで雨を楽しむ
バンコクの雨季は6月~10月。お盆や9月、10月、11月の連休の現地の天気事情
バンコクの雨季は6月から10月となり、この期間中に旅行する場合、1日複数回のスコールに見舞われることが想定されます。この期間、日本では8月のお盆、9月から11月にかけて複数回の3連休など、海外旅行を計画している人は多いことでしょう。
ただし、残念に思うことはありません。以下で解説するバンコクの雨季対策の方法を知っておくことで、満足度はまったく下がることなく充実した観光を楽しむことができます。
雨季のバンコクの気候と気温を知って快適に旅行しよう
タイは地域によって気候が異なりますが、バンコクは熱帯サバナ気候(Aw)に属しており、所謂典型的な熱帯気候となり、年間を通じて雨の降らない乾季と降水量の多い雨季に区別できます。
バンコクの雨季は6月から10月ないし11月まで続きます。特に9月は年間で最も降水量が多く、時には道路が冠水するほどの激しいスコールが降ることがあります。それでも雨が一日中降るわけではなく、スコールは短時間で終わるため、観光の計画を工夫すれば楽しめる時間が十分にあります。
バンコクは雨季でも気温は30度を超える!暑さ対策は必須
バンコク市内の平均気温は雨季の期間中でも30度を超えて湿度も高いため、雨季でも暑さ対策は欠かせません。特に日中は強い日差しが降り注ぐこともあるため、帽子やサングラスを持参することが推奨されます。夜間でも25度以上の気温が続くため、涼しい格好で過ごせるよう、軽装で旅行の準備をしておくと快適です。
バンコクの都市部では排水システムが整っているため、観光地での大きな問題は少ないです。また、スコール後の蒸し暑さを避けるため、室内で楽しめる観光スポットや休憩場所を事前にリストアップしておくと、スムーズに旅行を楽しむことができます。
雨季のバンコクで体験できるおすすめ観光スポットを一部紹介!
雨季のバンコクでは、急なスコールで外を歩くのが難しい時がありますが、それでも楽しめる観光スポットが数多くあります。特に屋内で過ごせるスポットとして、バンコクの大型ショッピングモールや水族館、寺院などが挙げられます。
サイアムパラゴンやエムクオーティエといった巨大なショッピングモールは、雨を気にせずにショッピングや食事を楽しめるため、雨季の観光客にとって便利な場所です。また、モール内には映画館や水族館などのエンターテイメント施設も充実しており、一日中楽しむことができます。
雨季のバンコク旅行ではマッサージ&スパもおすすめ!タビスパで即予約!
さらに、バンコクには屋内のタイマッサージ店やスパも多く、雨の日にリラックスできる場所としておすすめです。スパやマッサージを堪能しながら、バンコクの雨季の時間を有意義に過ごすことができます。これらのスポットを活用することで、雨季でもストレスなくバンコクを楽しむことができるでしょう。
通常、スパを予約する際は数日前の申し込みが必須となりますが、当サイト「タビスパ」では予約内容がダイレクトにスパ店舗に届くため、当日に雨が降ってきたときにスマホで予約して、すぐに行くことができます。
雨季のバンコク旅行で快適に過ごすための服装と準備
雨季のバンコクを快適に過ごすためには、服装選びにも慎重になると良いでしょう。雨季は気温だけでなく湿度も非常に高いため、通気性の良い服を着ることが必須です。軽くて速乾性のある素材の服や、風通しの良い服を用意しておくと快適に過ごせます。
また、スコールに備えて防水性のあるジャケットや折りたたみ傘も持参しましょう。バンコクのスコールは短時間で激しく降るため、急な雨にも対応できる準備が大切です。また、足元が濡れやすいため、防水の靴やサンダルも便利です。
その他、タオルや小さなバックパックに入るレインカバーなども準備しておくと、雨に打たれても快適に過ごせます。事前の準備をしっかり整えることで、雨季でもストレスなくバンコク旅行を楽しむことができるでしょう。
タイ・バンコクの雨季は安く旅行を楽しめる!【オフシーズンの魅力】
雨季のバンコク旅行はオフシーズンのため、旅行費用を大幅に節約できる絶好の機会です。特に6月から10月はホテルの料金が下がり、航空券のセールも頻繁に行われます。この時期を狙って旅行を計画すれば、通常よりも安い価格でバンコクの滞在を楽しめます。
また、観光地も比較的空いているため、混雑を避けてゆったりと観光を楽しむことができます。特に人気の観光スポットであるワット・プラケオやチャオプラヤ川のクルーズなども、混雑を気にせずに満喫できる点が魅力です。
さらに、ホテルの宿泊費も下がるため、普段は手が届かないような高級ホテルに宿泊するチャンスです。五つ星ホテルのスパやプールを利用しながら、贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。雨季のバンコクを楽しむためには、このオフシーズンを賢く活用しましょう。
「フラッシュセール」を見逃すな!航空会社各社のプロモーションメールを受け取ろう
航空会社が実施する「フラッシュセール(flash sale)」とは、通常短期間限定で行われる大幅な割引セールのことです。
バンコク観光のオフシーズンである雨季の期間にも実施されることがありますが、大抵が48時間限定など実施期間が非常に短いので、バンコク旅行が決まった段階で各航空会社のプロモーションメールの受け取りをONにしておくといいでしょう。
雨季でも楽しめるバンコクの人気ショッピングセンター
雨季のバンコクで観光を快適に楽しむ方法の一つは、人気ショッピングセンターを訪れることです。バンコクには多くの大規模なモールがあり、雨の日でも快適に過ごせる場所がたくさんあります。
その中でも、サイアムパラゴンやエムクオーティエは特に人気です。サイアムパラゴンは、ブランドショップやレストラン、映画館、水族館など、幅広いエンターテイメントを楽しめる巨大なモールです。一方、エムクオーティエは高級感のあるデザインが特徴で、屋上には美しい庭園もあり、雨の日でもリフレッシュできるスポットです。
また、その他にもICONSIAM(アイコンサイアム)、Terminal 21(ターミナル21)、MBK Center(エムビーケー・センター)、CentralWorld(セントラルワールド)などいずれも日本人旅行者行きつけのショッピングセンター(モール)となります。
これらのモールはBTS(バンコクスカイトレイン)に直結しているため、移動も非常に便利です。雨が降っていても、電車を利用して快適にショッピングや食事を楽しむことができるので、雨季の観光にぴったりの場所です。
雨季のバンコクでおすすめのスパとリラクゼーション施設
タイのバンコクには、雨季でもリラックスできる多くのスパとリラクゼーション施設があります。特にタイ式マッサージは世界的に有名で、長旅の疲れや雨の日のストレスを解消するのに最適です。
せっかく物価安のタイ・バンコクでスパ体験するのだから、少し予算を多めにとって一軒家や高級ホテル内のスパを満喫しちゃいましょう。たとえば、バンヤンツリーやシャングリラホテルなどでは、ラグジュアリーなスパ体験ができます。地元のマッサージ店もリーズナブルな価格で本格的なタイマッサージを提供しており、予算に応じた選択肢が豊富です。
スパ&マッサージでは身体をリフレッシュさせながら、雨の日でもバンコクの魅力を感じることができます。雨が降っている間にスパで癒される時間は、バンコク旅行をさらに特別なものにしてくれるでしょう。
バンコクの雨季に開催されるイベントとフェスティバル
バンコクの雨季でも、さまざまなイベントやフェスティバルが開催されます。雨季であるにもかかわらず、タイのお祭りや文化イベントが活発に行われるため、観光客にとっても楽しみな時期です。
特に注目すべきは、10月に行われる「ベジタリアンフェスティバル」です。この祭りでは、タイ中のベジタリアン料理を楽しむことができ、地元の文化に触れることができます。また、バンコクの寺院や公園で行われるさまざまなイベントも見逃せません。
さらに、雨季の終わりには「ローイクラトン」と呼ばれる灯篭流しのお祭りが開催され、幻想的な風景が広がります。このイベントはタイ国内外から多くの観光客を集め、バンコクの美しい夜景とともに楽しめる特別な体験です。旅行者が行きやすいのはスクンビット地区のベンジャシリ公園で開催されるロイクラトン祭りです。
まとめ:雨季のタイ・バンコク旅行のポイントをおさらい
今回の記事では、バンコクの雨季でも快適に楽しめる観光方法や、気候やスコールに関する注意点について紹介しました。雨季ならではの魅力を活かしながら、バンコク旅行をお得に楽しむ方法も解説しました。
雨季の旅行では、急なスコールに備えた準備や服装、観光地の選び方が重要です。混雑を避けながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるオフシーズンのメリットを活用しましょう。
雨季のバンコク旅行を計画するときは、これらのポイントを押さえて準備を整えましょう。適切な計画を立てれば、雨季でも充実した旅行が楽しめます。