バンコク水上マーケット！おすすめと行き方＆見どころガイド
「バンコクから日帰りで楽しめる水上マーケットに行きたいけれど、どこが一番おすすめなのだろう？」
「アクセスはどうすればいいの？」
「ツアーに参加した方が良いの？」
と悩んでいませんか？
ここではバンコク近郊で人気の水上マーケットの行き方や見どころ、注意点を詳しく解説します。バンコクからの日帰り旅行を計画する際の参考にしてください！
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ローカルな時間！バンコクから「アンパワー水上マーケット」への行き方と楽しみ方
アンパワー水上マーケットは、バンコクから車で約1時間半の距離にある、人気の水上マーケットです。夕方から夜にかけて賑わうため、日中はゆっくりと観光を楽しみ、夜は蛍鑑賞クルーズに参加するのがおすすめです。バンコク市内から水上マーケットと蛍観賞がセットになった日帰りツアーも参加できるので、こちらに予約するのもおすすめです。
アンパワー水上マーケットは他の市場と比べると観光地化されていないため、タイの習慣と伝統をそのまま感じることができることで人気があります。
バンコクからアンパワーへのアクセス方法
バンコクからアンパワー水上マーケットへの行き方は、バスやミニバン、タクシーなどがあります。最も手軽な方法は、バンコク市内のエカマイバスターミナルから出発するバスを利用することです。
所要時間は約1時間半で、料金もリーズナブルです。タクシーを利用する場合は、運転手に交渉して料金を決めると良いでしょう。また、ツアーを利用すると、送迎付きかつ日本語ガイドがいるため効率的に観光できるのでおすすめです。
アンパワー水上マーケットの見どころ
アンパワー水上マーケットの見どころは、なんといってもタイの田舎を感じられる独特な雰囲気です。川沿いに立ち並ぶ屋台では、地元の料理や新鮮な果物が楽しめます。
特にタイ料理の屋台は値段も現地価格ですし、シーフード料理が豊富で、新鮮なエビや魚を使ったグリル料理が人気です。また、地元の手工芸品や雑貨を扱う店も多く、観光客だけでなく地元の人々も訪れます。
一番人気！バンコク発「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」の見どころとアクセス
ダムヌンサドゥアック水上マーケットは、バンコクから南へ約100kmの距離にあり、タイで最も有名な水上マーケットの一つです。
川の上に多くの商船が並び、様々な商品を販売しています。外国人観光客に人気のため、朝早くから多くの人で賑わいます。バンコクからはツアーを利用するのが便利です。
バンコクからダムヌンサドゥアック水上マーケットへの行き方
バンコクからダムヌンサドゥアックへの行き方は、バス、タクシー、またはツアーバスを利用する方法があります。最も一般的なのは、サイタイマイ・バスターミナルから出発するバスで、1時間半から2時間かかります。
タクシーを利用する場合は、運賃交渉をして、安心して移動することができます。外国人の定番となる観光スポットのため、多くの旅行会社がダムヌンサドゥアック水上マーケット行きの現地ツアーを取り扱っています。
バンコク旅行者に有名なボートツアーと水上市場の魅力とデメリット
ダムヌンサドゥアック水上マーケットでは、ボートに乗って市場を巡るツアーが人気です。川の上をゆっくり進むボートから、活気あるマーケットの様子を楽しむことができます。
一方で完全に外国人観光地化されているため、1．押し売りが激しい、2．現地の価格が高いといったデメリットもあります。
穴場！バンコク発「タリンチャン水上マーケット」の特徴と現地での楽しみ方
タリンチャン水上マーケットは、バンコク市内から比較的近い場所にあるため、地元の人々にも人気のスポットです。観光地としての規模は小さいものの、その分、観光客も少なく、落ち着いた雰囲気でゆったりと買い物を楽しむことができます。
マーケットには新鮮な果物や野菜、タイ料理の屋台が並び、地元の生活を感じながら買い物ができるのが魅力です。
バンコク市内からタリンチャンへのアクセス方法
バンコク市内からタリンチャン水上マーケットへは、車で約20分から30分ほどで到着します。バンコクの中心部から比較的アクセスが良く、タクシーやバスを利用して気軽に訪れることができます。
また、観光客向けに運行しているチャオプラヤーエクスプレスボートを利用して運河沿いにアクセスすることも可能です。これにより、より本格的な水上マーケット体験ができるでしょう。
タリンチャンのローカルな雰囲気を楽しむ
タリンチャン水上マーケットでは、地元の人々が日常的に利用する市場の雰囲気を味わうことができます。観光地化されていないため、マーケット内では英語があまり通じませんが、その分、タイのローカルな文化を体験することができます。
市場で販売されている商品も、地元の食材や工芸品が多く、他の水上マーケットとは異なる、素朴な魅力があります。
バンコク発アユタヤ水上マーケットはおすすめしない理由
アユタヤ水上マーケットは、バンコクから約70kmの距離にあり、市場内では伝統的なタイの建築様式を取り入れた建物が並び、古都の雰囲気を楽しむことができます。アユタヤ最大級で、象乗り体験もできるのですが、実はまったくおすすめできません。
アユタヤ水上マーケットのデメリットは1．価格がやけに高い、2．ぼったくりのお店が多い、3．観光スポットとして作られた、4．商船ではなく水上にお店が並ぶだけ。
お世辞にもおすすめとは言えないので、アユタヤに用事があり、ついでに立ち寄りたいという人以外は行くべきではないでしょう。
バンコクから日帰りで行ける水上マーケットツアーの選び方
バンコクから日帰りで行ける水上マーケットを訪れる際には、ツアーを利用するのが便利です。特に初めての訪問者にとっては、現地での移動手段や言葉の問題を考慮すると、ツアーを選ぶことで安心して観光を楽しめます。また、ツアーによっては、他の観光地も合わせて訪れることができるため、一日を効率よく使うことができます。
自分に合ったツアーの選び方とポイント
ツアーを選ぶ際には、自分の目的に合わせたツアー内容を選ぶことが重要です。例えば、のんびりとマーケットを散策したい場合は、自由時間が多いツアーを選ぶと良いでしょう。一方で、効率よく観光地を回りたい場合は、観光名所を複数含むツアーが適しています。また、ガイドの有無や日本語対応の有無も確認しておくと、より快適な旅行が楽しめます。
日本語ガイド付きツアーのメリット
日本語ガイド付きのツアーを選ぶと、言語の心配をせずに観光が楽しめます。現地の文化や歴史についても詳しく説明してもらえるため、理解が深まるでしょう。また、日本語ガイドが同行することで、トラブルが発生した場合にも迅速に対応してもらえるので安心です。特に初めてタイを訪れる人にとっては、大きな安心感を得られます。
バンコクの水上マーケット訪問前に知っておきたい準備事項と注意点
バンコクの水上マーケットを訪れる前には、いくつかの準備事項と注意点を押さえておく必要があります。
水上マーケットは基本的に屋外観光となるため、事前準備は怠りなく。また、水上マーケットは毎日営業しているわけではありません。水上マーケットごとに異なる営業日と営業時間を確認するようにしてください。
バンコク発水上マーケットへ行く時の服装や持ち物の準備
バンコク旅行者が水上マーケットに訪れる際の服装は、カジュアルで動きやすい格好がおすすめです。また、タイは日差しと紫外線が強いため、帽子やサングラス、日焼け止め、ミネラルウォーターも忘れずに持参しましょう。
現地で食べ物や雑貨を買う場合は小額紙幣が望ましいので、お金をくずしておくことと、大金は持ち歩かないようにしましょう。
バンコク旅行者が水上マーケットを安全に楽しむための注意点
水上マーケットは多くの外国人観光客が集まるため、彼らを狙ったスリなどの軽犯罪に注意が必要です。また、ボートは不安定なので、子供が乗るときは抱っこしたり、船主の手を借りたりして安全に乗ってください。
水上市場内で飲食物を購入する際は価格を確認し、適正価格であることを確認してから購入することをおすすめします。どこの水上マーケットにも言えますが、ぼったくりのお店は確実に存在します。
バンコク近郊の水上マーケットで体験できるローカルグルメ
バンコク近郊の水上マーケットは、地元の人々の生活と文化を感じられる場所であり、多彩なローカルグルメを楽しむことができます。
水上マーケット上では、度々小舟が寄せてきて、ローカルグルメを売ってくれます。無理して食べる必要はありませんが、興味ある方は是非一つ買ってみてください。
タイの水上マーケットで味わうべき定番料理
各水上マーケットには特色を持つローカル料理があり、訪れる際にはぜひ味わってみてください。ダムヌンサドゥアック水上マーケットでは、船上で販売されるボートヌードルが特に人気です。
アンパワー水上マーケットでは、カオニャオ・マムアン（マンゴーともち米のデザート）や、川沿いの屋台で焼かれるシーフード料理もおすすめです。地元で取れた新鮮な魚介類を使った料理は、どれも絶品です。
予約が必要？バンコク発水上マーケット現地ツアーがおすすめ
バンコクから水上マーケットを訪れる際に、現地ツアーを予約すべきか、個人で自力で行くか迷う方もいるでしょう。
ドアtoドアで快適に移動したい人や、時間的効率を重視する人は、現地ツアーを予約することをおすすめします。
バンコクから個人で水上マーケットへ行くメリットとデメリット
バンコクから個人で水上マーケットへ行く場合は、船主と交渉したり、ぼったくりに気をつけなければなりませんが、これがかなりストレスや不安と感じる人もいます。
また、タイ語が分からないと現地人と意思疎通もできませんし、看板の表記も読めません。
通常はバスで行くため、バスターミナルまで移動する必要があることや、帰りのバスの時刻などを気にしなければならないのもデメリットです。
一方で個人で行けば時間的制約はないですし、費用も抑えることができます。時間と安心、快適さを買いたいなら現地ツアーに参加し、自由気ままな旅を求めるなら個人で行くのが良いでょう。
バンコク旅行者におすすめしたい水上マーケットでのお土産選び
バンコクから行ける水上マーケットでの楽しみの一つは、ショッピングです。各水上マーケットでは、地元の特産品や工芸品、タイならではのお土産が豊富に揃っています。
観光客向けのお土産、民族系雑貨も多く、バンコク市内では手に入らないお土産もあります。
交渉のコツと上手な買い物の仕方
水上マーケットでは、値段交渉を楽しむことも買い物の醍醐味の一つです。価格を交渉する際は笑顔でコミュニケーションを取りながら交渉することがポイントです。
ただし、買い物をする前に複数の店舗を回って価格を比較し、相場を知ることはとても重要ですので実践してください。観光客向けの水上マーケットでは多少割高になるのも普通なので、自分の予算を考えながら買い物してください。
タイの文化を感じる！バンコク発水上マーケットの歴史と背景
タイの水上マーケットは、単なる観光スポットではなく、タイの文化と歴史を体感できる場所でもあります。昔からタイの人々は、川沿いで生活を営み、日々の買い物や交流を行ってきました。水上マーケットは、そうした伝統的な生活様式の一端を現代に残し、地元の人々の生活の一部として続いています。
例えばダムヌンサドゥアック水上マーケットは1868年に運河が開通し、当初は単なる輸送経路でした。しかし、その後近隣農家が運河傍で商売を始めたのが水上マーケットのはじまりと言われています。
タイ各地の水上マーケットの起源と発展
水上マーケットの起源は、上記で触れたようにタイの人々が水上で物を売買する伝統的な生活から始まります。タイは川が多く、交通手段として船が重要な役割を果たしてきました。
特にバンコク周辺では、運河網が広がっており、交通機関が発達していなかった当時は、水上での商取引が重要とされ、発展しました。こうした背景から、水上マーケットは地元の人々の生活の一部となり、訪れる観光客にタイの歴史と文化を伝える場所としても機能しています。
タイの水上市場の変遷と現代の姿
現代のタイ国内の水上マーケットのうち、観光エリアから行ける市場は例年外国人観光客の増加に伴い、その役割も変わってきています。
かつては地元の人々の生活に欠かせない台所となる市場でしたが、現在では観光産業の一部となっています。特にバンコク旅行者が足を運ぶダムヌンサドゥアック水上マーケットやアンパワー水上マーケットは年々観光地化されていて、当初の面影は薄れていっているのが現状です。
一方で、タリンチャンのような小規模なマーケットは、依然として地元の人々の生活に密着した場であり、観光地化されていない素朴な雰囲気を保っています。
まとめ：タイ・バンコクの水上マーケットで得られる特別な体験
今回はバンコクから日帰りで行ける水上マーケットの観光情報について紹介しました。
- 水上マーケットによって異なるアクセス・営業時間・現地の楽しみ方を把握しましょう。
- 日帰り観光はツアー予約が便利です。日本語ガイド付きだと満足度も高いでしょう。
- 水上マーケットでは、地元のグルメやお土産を楽しみながら、タイの文化に触れられます。
水上マーケットの観光はバンコク旅行者にとっては気軽にタイの文化と生活を体感できる貴重な機会となります。是非旅行計画に組み入れてみてください。
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。