初めてのタイ旅行:バンコク観光の始め方!初心者完全ガイド
初めてのタイ旅行・バンコク旅行を計画する際は、現地の観光・交通・食事等、あらゆる情報を日本にいるうちから収集しておきたいところです。特に初めての東南アジア旅行であれば、基本的な準備や観光ルートを押さえることで、不安を減らし安心して楽しむことができます。
そこで、ここでは初心者の旅行者がタイ旅行やバンコク観光を快適に過ごすために必要な情報を網羅的に紹介します。タイならではの魅力的な観光地やモデルコースを通して、初めての旅行を思い出深いものにしましょう。
当サイト「タビスパ」はバンコクを網羅するスパ・レストラン・現地ツアーの予約サイトです。タイ全域の旅行情報も更新しているので、旅の指南書代わりにご利用ください。
初めてのタイ旅行で知っておきたい基本情報
タイ旅行を楽しむためには、出発前に必要な基本情報をしっかり押さえておくことが重要です。パスポートの有効期限やビザの取得有無、現地で使うバーツの両替方法など、初心者が迷いがちなポイントを理解することで、トラブルを未然に防げます。
また、現地で安心して過ごすためには、日本語が通じない場面に備えて簡単な英語や現地語を覚えておきましょう。勉強する必要はありませんが、スマホで翻訳や辞書アプリをインストールしておき、オフラインでも使えるようにしておくと良いでしょう。
パスポートやビザの取得・必要条件
日本国籍の方がタイを観光目的で渡航する場合、30日以内の滞在であればビザは不要です。
ただし、パスポートの残存期間が入国時に6ヶ月以上必要なため、必ず事前に確認しておきましょう。
また、往復航空券の所持や滞在費用の証明を求められる場合もあるので、準備は万全に。
日本円からバーツの両替方法とレートの注意点
タイでは現地通貨バーツが主に使われます。
空港の両替所や街中の両替所、銀行でも交換可能ですが、街中の両替所の方がレートが良いことが多いです。
また、手数料の有無や両替所の信頼性にも注意が必要です。
初めてのバンコク旅行でおすすめ観光スポット|タイ初心者でも安心の人気名所
バンコクにはタイ旅行初心者でも安心して楽しめる観光スポットが多数あります。大抵の観光スポットはバンコク市内中心部に集中し、また電車が普及しているため、ほとんどの観光スポットがアクセスしやすいのが魅力です。
王宮・ワットポー・ワットアルンの寺院三大セット
バンコク観光で外せないのが三大寺院です。
エメラルド仏で有名な王宮(グランドパレス)、巨大な涅槃仏像があるワットポー、川沿いの美しい塔が印象的なワットアルンはすべて徒歩圏にあります。服装マナーに注意しつつ、荘厳な雰囲気を堪能してください。
ショッピング&写真映えスポット:ICONSIAMとエラワン
ICONSIAMは高級ブランドからローカルフードまで何でも揃う大型ショッピングモールで、観光客にも人気です。また、願い事が叶うといわれるエラワン祠(プラプーム)はSNS映えスポットとしても有名。
買い物と観光を同時に楽しめるおすすめの施設です。
初めてのタイ旅行におすすめの観光モデルコース
限られた滞在期間でも、効率よくタイの魅力を満喫できるように、3泊4日の具体的な観光モデルコースを紹介します。移動手段は主に徒歩・BTS・チャーター送迎を組み合わせており、初心者にも無理のないスケジュールです。
歴史遺産から最新スポットまでバランスよく盛り込み、スパや高級ディナーも体験できる贅沢なプランです。
1日目|王宮・寺院めぐりと街歩きグルメ
09:00|ホテルを出発して「王宮(グランドパレス)」を見学。
10:30|「ワットポー」で涅槃仏を拝観し、タイ古式マッサージ体験もおすすめです。
12:00|「ワットアルン」へ渡し船で移動し、優雅な建築美を堪能。
13:30|「カオサン通り」でランチ&買い物散策。
15:00|「チャイナタウン」へ移動し、名物のスイーツや食べ歩きを楽しむ。
17:30|ホテルに戻り休憩。
19:00|高級タイ料理店「Blue Elephant Bangkok」でディナー。
21:00|ナイトマーケット(ラチャダー・トレインナイトマーケット)を散策。
2日目|世界遺産アユタヤと夜景ディナークルーズ
07:00|ホテル送迎車で「アユタヤ遺跡」へ出発。
09:30|ワット・マハータートやワット・プラ・シー・サンペットなどの遺跡を見学。
12:00|アユタヤ名物の川魚料理ランチを堪能。
14:00|バンコクに戻り、ホテルで休憩。
17:00|「アイコンサイアム」でお土産ショッピング&写真撮影。
18:30|「チャオプラヤー川ディナークルーズ」に乗船、ライトアップされた「ワットアルン」を背景にディナーを楽しむ。
3日目|高級スパとパタヤのビーチリゾート観光
08:00|専用車で「パタヤ」へ向けて出発(約2時間半)。
10:30|「ガネーシャ寺院」や「ワット・プラヤイ」などの観光名所を訪問。
12:00|ビーチ沿いのレストランでシーフードランチ。
13:30|「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」で伝統建築の木造寺院を鑑賞。
15:30|バンコクに戻り、ホテルチェックイン。
18:00|市内の高級スパ「Divana Spa」でアロマパッケージ体験(90分)。
20:00|リバーサイドのレストラン「Sala Rattanakosin」で夜景を見ながらのディナー。
4日目|ショッピングと出発前の最後の満喫
09:00|チェックアウト後、BTSで「MBKセンター」や「サイアムパラゴン」などショッピングモール巡り。
12:00|「バーン・カニタ」などでランチ。
13:30|「スパ・ボタニカ」で最後のリラックスタイム。
15:30|スワンナプーム国際空港へ送迎車で移動。
18:00|空港到着、出国手続き・免税店でショッピング。
バンコクと近郊の魅力を余すことなく詰め込んだ、充実の4日間モデルコースです。
時間にゆとりを持たせながら、観光・食・癒しすべてを満喫できます。
初めてのタイ旅行者向けバンコクの移動手段と交通事情
初めてのタイ旅行では、現地での移動手段を把握しておくことが快適な旅のカギとなります。バンコクは交通量が多く、朝夕のラッシュアワーでは深刻な渋滞が頻繁に発生します。その場合はBTSやMRT、トゥクトゥクといった移動手段を上手に使い分けることで、観光への支障を最小限に抑えることができます。
タイのバンコク市内を網羅するBTS(スカイトレイン)|渋滞知らずで快適移動
BTSは、バンコク市内を高架鉄道で結ぶスカイトレインです。朝夕の通勤ラッシュ時にも渋滞の影響を受けず、定刻通りに運行されるため、時間に制約のある旅行者にとって便利な移動手段です。
主要な観光エリアであるサイアム、アソーク、プロンポン、サトーンなどを効率的に移動でき、チケットは駅の券売機で簡単に購入可能。英語表記も整備されているので、初心者でも迷う心配がほとんどありません。
ただし、ラッシュアワー時は日本と同様に満員電車となりますので、できればこの時間帯は避けたいところです。
タイのバンコク市内を走るMRT(地下鉄)|BTSと組み合わせてさらに便利に
MRTはバンコク市内を縦横に走る地下鉄網です。BTSと接続している駅も多く、組み合わせて利用すればさらに移動の自由度が高まります。
観光客に人気のチャイナタウン(ヤワラート)や、鉄道公園など、BTSではアクセスしづらい場所にもスムーズに行けます。
タイ旅行の名物トゥクトゥク|ローカル気分を味わいたいなら体験してみよう
トゥクトゥクは、タイらしい三輪タクシーで、バンコクの街中を走る姿が名物になっています。短距離移動や観光気分を盛り上げたい時にはぴったりの移動手段です。
ただし、料金交渉が必須であり、メーターは付いていないため、相場より高い料金を提示されることもしばしばあります。乗車前に必ず料金を確認し、納得できる価格で交渉して、成功したときだけ乗るようにしてください。
初めてのタイ旅行者に観光体験してほしい現地オプショナルツアー
初めてのタイ旅行であれば、現地ツアーに参加することで、安心と安全のもとで現地観光を満喫できます。バンコク観光であれば、郊外のアユタヤ遺跡巡りやチャオプラヤー川のディナークルーズなどがおすすめです。
また、現地ツアーは日本語ガイド付きがおすすめですが、外国にどっぷりと浸かりたいなら英語ツアーに参加するのもおすすめです。何よりも安く済みます。
初めてのタイ旅行者向けアユタヤ遺跡ツアー
世界遺産にも登録されているアユタヤ遺跡は、日帰りツアーでの訪問が主流です。催行ツアーによってはアユタヤ現地で象乗り体験や水上市場見学ができるプランもあるので、好みで選択するといいでしょう。
初めてのタイ旅行者なら絶対盛り上がるチャオプラヤー川のディナークルーズツアー
ワットアルンの目前を遊覧するチャオプラヤー川のディナークルーズは、初めてのタイ旅行者であれば絶対に満足するツアーとなるはずです。
クルーズ船は複数社出ており、予算は5000~1万円。食事はセットかビュッフェかによっても値段設定が変わります。初めてのタイ旅行であれば、けちらず好きなクルーズ船に申し込むのが良いでしょう。
初めてのタイ旅行者が覚えるべきホテルの選び方と宿泊エリア
初めてのタイ旅行では、ホテル選びにも迷ってしまいますね。とくにバンコクは数多くのホテルが観光エリアに散らばっているので、何を基準にホテルを選べばいいのかも分からなくなってしまいます。
日本人旅行者に人気のホテルエリアは、初心者ベテラン問わずスクンビット、サイアム、チャオプラヤー川沿い(リバーサイド)の3つのエリアが人気です。
初めてのタイ旅行者は「駅近く」、「ホテル設備」、「クチコミ」で決めよう
同観光エリア内に同じ予算で似たようなホテルをたくさん見つけた場合は、まずは「駅から徒歩5分圏内であるか」を確認。さらに、ホテル内に屋外プールや朝食ビュッフェ、24時間ルームサービスなどの有無を確認。それでも決めかねている場合はクチコミを見るようにしましょう。
ちなみに筆者としては、駅近くであることは重要ですが、BTS直結はやめた方がいいです。どのホテルもツアー団体で混雑するので騒がしいですし、チェックインやチェックアウトで数十分待たされることもざらです。
初めてのタイ旅行者向けバンコクの治安状況を紹介
初めてのタイ旅行では、現地の治安も気になります。バンコク市内は比較的安全ですが、どこでも一人歩きができるわけではありませんし、夜や人で賑わう場所ではスリやひったくりも出没します。
市場観光では貴重品管理を徹底し、カオサンのような酔っ払いが多い場所には長居しない、といった自己防衛は必要です。
初めてのタイ旅行者が安心して泊まれるホテルエリア
バンコク中心部の中でもスクンビットやサイアムなどの繁華街は旅行者が多いため比較的安全です。夜遅くまで賑わっているので、夜間の外出もそれほど危険ではありません。ただし、人の気配が少ない路地中や、外套がない暗がりの場所は避けることも覚えておきましょう。
初めてのタイ旅行者が「市場」で気をつける点
初めてのタイ旅行者が現地の観光中で最も気をつけるべき場所は「市場」となります。観光客をターゲットにしたスリも多く出没します。とくにチャックのないトートバッグに財布を入れたり、ジーンズのバックポケットにしまう男性女性は要注意です。
人込みに紛れて探られると、まったく盗まれていることに気づきません。財布はたすき掛けのポーチ、もしくはポシェットにしまい、洋服の下に隠すようにするのがおすすめです。
初めてのタイ旅行者向け持ち物ガイド!チェックボックス付き
✅ 必需品
- パスポート(有効期限6か月以上)
- 航空券(eチケット控え)
- 現金(タイバーツ・日本円)
- クレジットカード(VISAかMaster推奨)
- 海外旅行保険証書または加入確認メール
- スマートフォン(SIMフリー or ポケットWi-Fi)
- 充電器・モバイルバッテリー
- 着替え(通気性の良い服)
✅ あると便利なもの
- 現地SIMカード or eSIM(空港やコンビニで購入可能)
- 日焼け止め
- 虫よけスプレー&かゆみどめ(ムヒなど)
- 折りたたみ傘 or レインコート
- ウェットティッシュ・ティッシュ
- 小銭入れ(市場や屋台で活躍)
- エコバッグ(買い物・荷物整理用)
- マイボトル(ホテルやカフェで給水可)
- マスク(交通機関や人混み用)
✅ 女性向けアイテム
- メイク道具・クレンジング
- 生理用品(タイでも購入可能だが種類が少なめ)
- UVカットカーディガンや羽織もの(冷房対策)
- スカーフ・ショール(寺院見学時の肌の露出対策)
- 保湿クリーム・リップバーム(乾燥対策)
- 折りたたみハット or 帽子(直射日光対策)
- スマホ用三脚 or 自撮り棒(記念撮影に便利)
まとめ:初めてのタイ旅行はツアー参加や予約が鍵
初めてのタイ旅行に不安を感じる人もいますが、日本にいるうちから事前準備と情報収集をしておくことにより、現地で安心して楽しむことができます。
また、至れり尽くせりの現地ツアーに参加したり、高級スパやレストランは事前に予約しておくことで、スケジュール通りに観光することができます。