旅行記│バンコク女子旅を満喫！行ってよかった観光スポット

「次の旅行はどこに行こう？」と考えたときに、思い浮かんだのがタイ・バンコク。

南国らしいエキゾチックな雰囲気、おしゃれなカフェやマーケット、そして癒しのスパやマッサージ。バンコクはそんな女子旅にぴったりな魅力がたくさん詰まった街です。

今回は私たちが女子旅を通じて実際に訪れて大満足だった観光スポットやスパ、現地の過ごし方などを旅行記風にご紹介します。

バンコク女子旅の完全ガイド｜おすすめ観光スポット＆楽しみ方

バンコクは古くから日本人に人気のアジアの旅先ですね。女子旅にぴったりな癒しの空間もたくさんあります。

歴史ある寺院巡り、おしゃれなカフェ巡り、ショッピング三昧のマーケット散策、極上のスパ体験など、バンコクでの女子旅の楽しみ方は無限大です。

女子旅でバンコクの観光スポットを巡ろう

私たちがバンコクに到着したのは全日空を使用して朝5時。ホテルに6時過ぎに到着して、少し休憩後にまず向かったのはワット・アルン（暁の寺）。

朝の光を浴びた寺院は、白い塔がキラキラと輝いていて、とても幻想的な雰囲気でした。インスタ映え間違いなしのスポットなので、午前中の晴れた時間に訪れるのがおすすめです！

その後、ワット・ポーの涅槃仏を見学し、横たわった黄金の大仏は目を見張ります。タイならではの静かで落ち着いた時間を過ごせました。

チャオプラヤー川をボートで巡る

移動の際は、チャオプラヤー川のエクスプレスボートを利用すると、涼しい風を感じながらバンコクの街並みを楽しめます。

料金もとてもリーズナブルで、ローカルな雰囲気を味わえるのが魅力的でした。

夜になるとディナークルーズ船も運行していて、こちらは現地ツアーに参加することで乗船できるみたいです。

バンコク女子旅で外せない！人気の買い物＆マーケット巡り

女子旅といえば、やっぱりショッピングは外せません！バンコクにはたくさんのマーケットやショッピングスポットがあり、どこへ行くか迷ってしまうほど。

チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットでお買い物

バンコク最大級のマーケット、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットに訪れた日は、とにかく歩き回ってお買い物三昧！

ハンドメイドのアクセサリー、南国らしいワンピース、可愛い雑貨まで、とにかく種類が豊富。どれもプチプラで、「これも買っちゃおう！」と次々に手が伸びてしまいました。

歩き疲れたらココナッツジュースを飲んで一休み。南国らしいフルーツの甘さに癒されました。

ICONSIAM（アイコンサイアム）でラグジュアリーショッピング

ローカルなマーケットとは対照的に、バンコクのおしゃれスポットとして話題のICONSIAMへも行ってきました。

高級ブランドショップが並ぶフロアもあれば、タイの伝統工芸品を扱うエリアもあり、ショッピング好きにはたまらない場所。

館内には水上マーケット風のエリアもあり、雰囲気がとてもおしゃれでした。

バンコク女子旅のグルメスポット｜絶品タイ料理＆おしゃれカフェ

バンコクはグルメの宝庫！せっかくの女子旅なら、美味しいタイ料理も楽しみたいですよね。女子旅行者の中には「屋台や食堂も体験したい」という人もいますし、それもおすすめですが、やはり衛生面からしてお腹を壊す確率はぐっと上がりそうです。

お腹をくだしてその後の滞在時間をつぶしてしまうよりは、しっかりとしたレストランやお洒落カフェでタイ気分を味わいながら南国時間を過ごす方が断然おすすめです！

ふっくらパンケーキが人気のおしゃれカフェ「Ryoku Cafe」

バンコク市内で女子旅行者に人気のおしゃれなカフェといえば、「Ryoku Cafe」。私たちが訪れたときは、観光客とタイ人は半々くらい。地元でも人気のカフェですが、現地人からすると高級カフェの部類とのこと。確かにパスタは1500円前後、スイーツも軒並み1000円超えでした。円安を考慮してもやはり高めのお店ですね。

店内はナチュラルな雰囲気で、カフェ巡りが好きな女子なら絶対に気に入るはず！私たちはここでタイ風アイスティーとトーストをオーダー。ゆったりとした時間が流れる店内で、旅の計画を立てるのも楽しかったです。

住所：28 Sukhumvit 35, Bangkok, Thailand, Bangkok
営業時間：8:00～20:00

バンコク女子旅の癒し体験｜高級スパ＆マッサージでリラックス

たくさん歩き回った後は、極上のスパで癒されるのが女子旅の醍醐味。私たちはバンコクで有名な「Oasis Spa」と「BHAWA SPA」に行き、アロママッサージを体験しました。

ガイドブックにも載っている定番高級スパ「オアシススパ」

オアシススパは古くから日本人に人気のスパで、バンコク市内に3店舗を経営。私たちが訪れたのは、その中でも南国らしさを感じられる「スクンビット31」の店舗です。

美しい庭園と広々としたレセプション、安マッサージとは一線を画す高級マッサージを堪能できました。
住所：64 Soi Sawasdee, Sukhumvit 31, Wattana, Bangkok
営業時間：10:00 – 00:00

ヴィラスパ「BHAWA SPA/バワースパ」

BTSナナ駅の近くにあるスパ。世界中の旅行者が訪れる人気店とあって、予約は必須でした。

メニューも豊富で、4時間の長時間コースもありました。私たちが受けたのは100分のアロママッサージでしたが、それでも日本円で1万円は超えていましたので、やはり高級でした（苦笑）でもその価値は十分感じられる時間を体験できました！
住所：34/1 Soi Sukhumvit 8, Khlong Toei, Bangkok
営業時間：11:00～21:00

バンコク女子旅の夜遊びスポット｜ルーフトップバー＆ナイトマーケット

夜のバンコクも、女子旅には欠かせません。おしゃれなルーフトップバーで乾杯したり、ナイトマーケットで食べ歩きを楽しんだり。

ナイトバー「Vertigo & Moon Bar」で最高級の夜景を楽しむ

バンコクの夜景が一望できる「Vertigo & Moon Bar」では、シャンパン片手に夜景を楽しみました。

お客のほとんどが外国人だったので、きっと世界のガイドブックやネットで紹介されているのだと思います。なんていったって61階から眺めるバンコクの夜景は絶景です！ドレスアップして出かけると、特別感があってより素敵な時間を過ごせます。

住所：Banyan Tree Bangkok, 21/100, Bangkok
ホテル「バンヤンツリーバンコク」61階

バンコク女子旅のおすすめホテル｜おしゃれで快適な滞在先

せっかくの女子旅バンコク旅行だからこそ、ホテル選びにもこだわりたい！バンコクにはコスパの良いホテルからラグジュアリーなホテルまで、さまざまな滞在先があります。

私たちは今回、女子旅にぴったりなおしゃれで快適なホテルを選びました。

おしゃれでフォトジェニックな「137 Pillars Suites Bangkok」

SNS映えするホテルとして有名な「137 Pillars Suites Bangkok」は、スクンビットにあるモダンで落ち着いた雰囲気のデザインが特徴的。

スイートルームには大きなバスタブがあり、夜はゆっくりとお風呂に浸かりながら旅の疲れを癒しました。最上階にあるインフィニティプールからの景色は絶景で、特に夕暮れ時はバンコクの街がオレンジ色に染まり、とてもロマンチックな雰囲気でした。

南国感抜群！女子旅に最適な「Anantara Bangkok Riverside Resort And Spa」

5つ星のアナンタラホテルは、バンコク中心部から少し離れたチャオプラヤ川沿いにある、贅沢なリゾートホテルです。都会の喧騒から離れた静かな環境で、バンコクらしいリゾート体験が楽しめるのが魅力です。

広大な敷地に美しいトロピカルガーデンが広がり、都会の喧騒を忘れさせる静寂な空間です。

バンコク女子旅の移動手段｜タクシー・BTS・トゥクトゥクの使い方

バンコクは移動手段が幾つもあるのですが、慣れていないと戸惑うこともあります。女子旅で快適に移動するためのポイントを紹介します。

渋滞を避けるならBTS（スカイトレイン）

バンコク市内を移動するなら、BTS（スカイトレイン）が便利です。渋滞を気にせず快適に移動できるのが魅力的。特に観光客が多いエリアでは、タクシーよりもスムーズに目的地へ行けることが多いです。

駅構内は清潔で、案内表示も分かりやすいので、初めてのバンコクでも安心して利用できました。

トゥクトゥクでローカル気分を満喫

せっかくのタイ旅行、トゥクトゥクにも一度は乗ってみたい！

トゥクトゥクは観光客向けの乗り物で、料金は交渉制。乗る前にしっかり運転手さんと値段を決めておくのがポイントです。風を切りながら走る爽快感はクセになりそうでした。ただし、トゥクトゥクの悪い運転手によっては、事前に成立した金額を払おうとしたら「それは1人分だ。2人なら2倍払え」と言ってくる人もいるようです。交渉する際は、絶対に「合計金額」を教えてもらうようにしてください。できればメモに書いてもらって証拠を残すのもいいかもです。

タクシーを利用するならGrabがおすすめ

バンコクでは流しのタクシーも多いですが、メーターを使わないドライバーもいるため、アプリの「Grab」を使うのがおすすめです。事前に料金が分かるので、トラブルの心配もなく安心して移動できます。

ネットを見ると、バンコク現地のアプリもあるようですが、Grabと違って乗り場が決まっているようなので、ちょっと不便です。Grabはベトナムや他の東南アジアを旅行するときも使えるので、ここで使えるようになった方がいいです！

バンコク女子旅で訪れたい日帰りスポット｜アユタヤ＆水上マーケット

バンコクの観光地を巡り尽くしたら、少し足を延ばして日帰り旅行を楽しむのもおすすめ。私たちは、バンコクから約1時間半のアユタヤ遺跡と、地元の雰囲気が楽しめる水上マーケットを訪れました。

どちらも初めてのバンコク旅行だと自力で行くのが大変なので、現地ツアーに申し込むのが安全です。

アユタヤ遺跡で歴史探訪

世界遺産にも登録されているアユタヤは、まるでタイの歴史にタイムスリップしたかのような場所。

ワット・マハタートの「木の根に埋もれた仏頭」は、実際に見るととても神秘的で、思わず写真を撮りたくなるスポットでした。

アユタヤはとても広いため、トゥクトゥクやレンタル自転車を利用すると効率よく回ることができます。

ダムヌンサドゥアック水上マーケットでローカルなタイ文化体験

ダムヌンサドゥアック水上マーケットはバンコク市街地から車で90分離れたところにある、外国人旅行者に一番人気のある水上マーケットエリアです。午前中開催なのでちょっと早起きが必要ですが、その価値は十分あります！

地元の人々が小舟に乗って売る南国フルーツやタイ料理をボートの上で食べるのは、まさにバンコクならではの体験。昔から続くタイの文化を垣間見ることができて大満足です。ただ、行くときは現地ツアーに参加した方がいいかも。

バンコク女子旅を満喫するための持ち物＆準備リスト

最後に、バンコク女子旅で快適に過ごすために準備しておきたい持ち物を紹介します。

バンコクは年中暑い！紫外線対策の必需品

バンコクは一年中暑いので、日差し対策は必須！

・日焼け止め（紫外線効果が高いもの）
・サングラス
・帽子
折りたたみ傘は片手がふさがってしまうので、観光には不向きです。雨が降った場合はカフェなど屋内施設で過ごすか、タクシー移動に切り替えるようにしましょう。最近は首にかけるミニ扇風機やクールリングといったミニグッズがあるので、1つ持っていくとさらに快適に過ごせます。

バンコク市内の快適な移動のために女子旅必須の持ち物

バンコク旅行では、BTSやタクシーを利用することが多いため、小さめのリュックやショルダーバッグ、たすき掛けのポーチが便利でした。ソンテウなど乗り合いバスを利用するときも隣の人の邪魔にならないです。

ただ、現地で知り合った人には「たすき掛けのポーチはひったくられる可能性があるから注意して」と言われたので、ポーチを持っていく人は、服の下に隠したほうがいいかもしれません。また、バンコクは屋内の冷房が強いため、薄手のカーディガンを持っておくと重宝します。

現地で役立つアプリ

• Grab（タクシー配車アプリ）
• Google Maps（ナビ＆観光スポット検索）
• Google翻訳

これらのアプリを事前にダウンロードしておくと、移動や観光がスムーズになります。Grabは東南アジアの必需品のアプリになっているので、たくさん使って使い慣れておいた方がいいです。Googleマップと翻訳アプリは日本にいるときにオフラインダウンロードをしておくことで、現地でネット接続なしで使うことができますよ！

まとめ：バンコク女子旅を成功させる秘訣とポイント

今回のバンコク女子旅は、観光・グルメ・ショッピング・スパと、すべてを大満喫できる旅になりました。バンコクにはおしゃれなカフェやマーケット、美味しいタイ料理、リラックスできるスパなど、女子旅にぴったりのスポットがたくさんあります。

バンコク女子旅行を通じて強く感じたのは、「節約旅行・ケチな旅行はつまらない」です。安マッサージはセクハラが怖いですし、下手な施術を受けて死亡事故や後遺症が残るトラブルもよくあるそうです。「安いから」という理由で食事を屋台や食堂飯ばかりにしたら、本当においしいタイ料理に出会えないですし、お腹も下しやすいです。

お金をかけるところはかける！これがバンコク女子旅を成功させる秘訣かな、と思いました！

Writer／この記事を書いた人

古川 悠紀
トラベルライター

大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。