【一時休止】ホーチミン発ローカル鉄道の旅。ザボン村の見学付(所要時間6時間30分)(ベトナム・ホーチミン)のサービス

ベトナムのホーチミン発ローカル鉄道の旅。ザボン村の見学付をご案内。ディーゼル列車の南北統一鉄道に乗ってローカル旅はいかがですか。隣町のザボン村でちょっと変わったグレープフルーツを堪能!ツアー時間は8時から14時30分。15時前にはホーチミンに戻ってこれますので、1日がツアーで潰れることはありません。
今回の現地ツアーの見どころ

今回の現地ツアーの見どころは、何と言ってもホーチミン発のローカル鉄道の旅。国鉄の南北統一鉄道は、日本のテレビ番組「世界の車窓から」でも紹介されているアジアを代表する列車。今回は始発となるサイゴン駅(ホーチミン)から隣町のドンナイ省まで列車旅を満喫します。さらに、現地人に人気のザボン村を散策。ベトナム人の素朴な生活風景を目の当たりにしたい方におすすめのローカル旅ツアーとなります。
8:00 ホテル送迎

ホテル送迎は午前8時。まず向かうのはサイゴン駅です。サイゴン駅はホーチミンとハノイを繋ぐ統一会堂の始発駅。ホーチミン市内中心にあるので数十分で到着します。
サイゴン駅到着

サイゴン駅はご覧のような駅舎。あまり大きくはありませんが、カフェやファーストフード店、複数の売店が営業していますので、多少の待ち時間はここで時間を潰すことができます。
南北統一鉄道に乗って「世界の車窓から」を楽しもう!

アジアの列車といえば、「時刻表通りに来ない」というイメージが強いかもしれませんが、ベトナムの列車はなぜかほぼ時刻通りの運行となりますので、南十分も待たされることはありません。列車の乗車時間はほんの数十分。隣町のドンナイの省都ビエンホアまで行きます。

南北統一鉄道は日本ではほぼ廃れたディーゼル機関車です。ディーゼル独特のがたがた音や田舎町の風景を車窓から眺めることができます。スピードはせいぜい70km程度なので、ゆっくりと揺られるのも列車旅の醍醐味ですね。

列車内部は確かに清潔とは言い難いですし、シートも決して乗り心地が良いとは感じません。しかし、東南アジアの列車の魅力は車窓から眺める田舎風景や、現地の人々の生活の様子を覗くことにあります。ちなみに南北統一鉄道は数日かけて北部首都ハノイまで行きますので、座席だけではなくベッドのある部屋もあります。ベッドは1部屋2段ベッド×2つの4人部屋。こちらもちょっと覗いてみてはどうでしょうか。おばちゃんたちが市場の商品をたんまりと携えて談笑をしている様子を垣間見ることができるはずです。
ナムミン寺を見学
ドンナイ省はまだまだ田畑が広がる田舎町ですが、近い将来はタンソンニャット国際空港がここドンナイ省に移転されることが決まっているほか、日系含む外資企業が多く入居する工業団地もあり、ここ数年で地価が急上昇している町となります。ビエンホアはそのドンナイ省の省都(省の中心都市)。
ナムミン寺は格式高い仏教寺院で、近隣の仏教徒が足繫く参拝する様子をうかがうことができます。観光地化されていない100%ローカルな雰囲気を満喫していってください。
ザボン村の散策

南北統一鉄道に揺られて隣町に訪れたあとは、ザボン村を訪問します。ザボンとはご覧のような果実で、実際の大きさはスイカくらい。味わいは酸っぱくないグレープフルーツといったところ。ベトナム語ではブーイ(Buoi)と呼ばれ、全国のスーパーやコンビニ、市場などどこでも売っている最もメジャーな果実の1つです。

ザボン村は元々現地人やホーチミン人の間でひそかな話題となっている観光地でしたが、近年は旅行会社がツアーに組み込むようになり、外国人も増えてきました。とはいえ日本人旅行者の間ではまだまだ無名。このザボン村ではベトナム伝統の家屋を見たり、ザボンを使った料理を頬張ることができます。ザボン畑を見学することもできますが、採って食べることはできないのでご注意を。

昼食はベトナム料理。外国人旅行者が行くようレストランでは食べられない大衆料理にプラスして工夫された美味しいベトナム名物を食べることができます。
14:30 車にてホテル到着・解散
食事を終えたあとは、車にてホーチミン市及びホテルまで戻ります。帰りも列車を使うとなると、さすがに疲れてしまいますよね。今回のツアーはありがちなホーチミン観光というよりは、穴場に行くローカルツアー。見せかけのベトナムではなく、どっぷりとローカルに浸かりたい方にぴったりの現地オプショナルツアーとなります。