【一時休止】ハノイ夜発現地ツアー「水上人形劇場&ディナー」(3時間)(ベトナム・ハノイ)のサービス
ベトナムのハノイの夜催行の定番ツアー「水上人形劇場」ディナーがセットになった現地オプショナルツアーです。ツアー時間はおよそ3時間程度なので、ハノイ旅行の気分を高めるためにも滞在初日に参加したいツアーです。子供から大人まで楽しむことができ、ベトナムの習慣や伝説を水上人形劇が愉快に演じてくれます。
今回の現地ツアーの見どころ
水上人形劇はベトナム1000年の歴史を誇る大衆娯楽です。屋内ステージに水が溜められ、水上人形たちがコミカルにベトナムの伝説や習慣を表現してくれます。日本語による説明はありませんが、ベトナムの伝統芸能に触れる貴重な機会ですし、ハノイらしい夜を体験することができます。
18:00 ホテル送迎
ツアー開始時間は18時から。通常は参加者の宿泊ホテルにツアーガイドが迎えに来てくれますが、繁忙期は指定のホテルに集合することになります。集合先のホテルは複数あり、申し込み後に旅行会社から最寄りの集合先を返信してくれます。
18:20 水上人形劇場に入場
水上人形劇場は全席指定席となっています。現地ツアーガイドが予めチケットを購入してくれていて、なるべくいい席を確保してくれますが、多少の運もあるようです。ただし、それほど大きい会場ではないので、どこに座っても見やすさはそれほど変わりません。
18:30 水上人形劇 開始
水上人形劇は17の演目に分かれていて、鑑賞時間はおよそ40分。演目はそれぞれが独立していて、前後の繋がりはありませんので、内容が分からなくとも次は、ということが可能。また、入場時に日本語のパンフレットを受け取ることができ、そこに演目の順番と簡単な概要が説明されているので、なんとなくイメージは掴むことができます。
ステージの両脇には、ご覧のように複数人の演者が伝統楽器を携えて座っています。また、彼らは司会進行役や水上人形のアフレコ役も兼ねています。使う楽器は弦楽器と打楽器で、いずれもベトナム伝統のもの。また、司会の説明などはすべてベトナム語で進行しますが、これは「ベトナムの伝統だから」という理由から。
水上人形劇の簡単な歴史を紹介
水上人形劇はおよそ1000年前にベトナム北部の農村で生まれた大衆娯楽と言われています。当時は農村における収穫祭や雨乞いで水上人形劇を催していました。一説には、その後ベトナムの皇帝の前にも披露されたとされていますが、その記録は残っていません。そして、近代に入ると、ベトナム政府が水上人形劇を観光資源として目を付け、現在に至ります。
水上人形劇の演目を少し紹介
水上人形劇は17の演目に分かれていて、不定期に入れ替わりがあります。演目の内容はベトナムに古くから伝わる伝説や慣習、農村の暮らしの様子など。写真上は演目「レロイ王と亀」。かつて中国の明がベトナムに侵攻してきた際、レロイ王は亀から授かった神の剣を使って明の軍隊を一蹴したという伝説がモチーフ。水上人形劇では、その後、レロイ王が亀に神の剣を返還するシーンを表現しています。
こちらは天女の舞。天女を表現した水上人形がステージ上で美しく舞を表現してくれます。
クライマックスは火を噴く龍の登場。迫力満点のダイナミックな演出で水上人形劇は幕を下ろします。
最後はステージ裏で水上人形を操る演者の人達が顔を出してくれます。ちなみに水上人形を操る演者になるためには、何年も修行をする必要があります。40分ずっと池に半身を浸かっているのも大変労力がいる作業ですよね。
19:45 夕食
水上人形劇を終えたら、美味しいベトナム名物を堪能しに旅行会社お墨付きのレストランに向かいます。ディナー内容は不定期に変わりますので、是非楽しみにしていてください。普通のレストランよりもワンランク上の贅沢な時間を過ごすことができます。
※夕食と水上人形劇鑑賞の時間が入れ替わる場合
もございます。
21:00 ホテル到着・解散
食事後はホテルに戻って解散となります。時間はおよそ21時。まだまだハノイの夜ははじまったばかりの時間。ホアンキエム湖は相変わらず多くの観光客や現地人が行き交っていますし、金曜から日曜日は旧市街でナイトマーケットが開催されますので、そちらに顔を出すのもいいでしょう。
今回ご案内した水上人形劇鑑賞+夕食のツアーは、初めてのベトナム旅行者におすすめできる王道のナイトツアーとなります。是非ご参加ください。