【一時休止】ハノイ発「ハロン湾」クルーズツアー(日帰り)バイト号(ベトナム・ハノイ)のサービス

ベトナムのハノイ旅行者の多くが訪れる世界遺産のハロン湾。自力で行くことはできないので、ハロン湾を楽しみたい場合は現地オプショナルツアーに参加することになります。
今回体験レポートをお送りするのは「バイト号で行くハロン湾日帰りクルーズ」です。ベトナムの古き良きを感じるジャンク船「バイト号」に乗ってハロン湾を遊覧する人気ツアーとなります。
大小の奇岩の見学以外にも鍾乳洞探索や船上の食事、カヤック体験などど見どころ満載の現地オプショナルツアーです。是非ご期待ください。
ハノイ発「ハロン湾」クルーズツアーの見どころ

今回の現地ツアーの見どころは、なんといってもダイナミックな自然景観を楽しめるハロン湾の風景とジャンク船の遊覧ツアーです。
また、ハロン湾の奇岩見学以外にも見どころはたくさんあります。およそ4時間の船上クルーズを楽しめます。
日本人旅行者に人気の「バイト号」。現地ツアーによって乗船する船は異なる

今回乗船するのは「バイト号」と呼ばれるジャンク船です。船内は清潔でベトナムの古き良きを感じる内装。もちろんトイレ付。大手日本の旅行会社も多くが日帰りツアーに採用していることから、日本人旅行者に高い支持を受けています。
ただ、こちらはリーズナブルな料金が売りの船となるので、もし予算が許すのであれば、豪華客船で巡る別のハロン湾ツアーを選ぶが良いでしょう。
ちなみに船上で1泊する現地オプショナルツアーは往々にして豪華客船となります。
9:00:ハノイ市内にてホテル送迎

ホテル送迎は朝の9時から。現地ツアーガイドが参加者をホテルロビーでピックアップしてくれます。こちらの大型ワゴンで行きますが、車内はかなり快適に過ごすことができます。
ハノイ市内からハロン湾まではおよそ3時間の道のりとなるので、ぎゅうぎゅう詰めだと大変ですよね。そこらへんはご安心ください。
ハノイからハロン湾まで約3時間。道中お土産店にトイレ休憩あり
ハロン湾まではおよそ3時間の道のり。高速道路を使うので空いていれば30分ほど巻くことができます。たったの30分ほど車を走らせただけで田舎風景に変わる様子も見どころです。
また、途中でお土産店に立ち寄ってトイレ休憩も挟みます。ハロン湾のあるクアンニン省に入るのは11時半頃を想定しています。
11:30:ハロン湾の船乗り場に到着!チェックイン

ハロン湾に到着したら、まずは船着き場があるプラットホームへ向かいチェックインを済ませます。到着したら、ツアーガイドが自分たちが乗る船まで案内してくれます。
今回の現地オプショナルツアーで乗船する客船は「バイト号(Bai Tho)」となります。比較的小型の帆付の客船ですが、甲板にはデッキチェアが並び、船内で食事ができるしっかりとした旅行者向けクルーズ船です。運営会社も大きく信頼できる企業で、多くの日系旅行会社が提携している、リーズナブルな料金が売りです。
プラットホームの内部の様子
ツアーガイドがチェックインを済ませたあとは、就航時間がくるまでプラットホームで自由時間です。簡単な軽食を買える売店や休めるベンチがあるので、各々くつろいでください。


いざハロン湾へ!バイト号に乗船開始

乗船時間になったら船着き場へと向かい、バイト号に乗り込みます。豪華客船が停まっている場所は別で、ここでは同クラスのクルーズ船が並んでいます。

バイト号の甲板にて。筆者が行った当日はあいにく小雨が降っていましたが、なんとか出航してくれました。この程度なら大丈夫そうですが、晴れた日なら青空の下でデッキチェアに寝そべってハロン湾をパノラマで見たいですね。

バイト号の船内は食事ができるレストランとなっています。ツアー参加者もここで食事をすることになります。雰囲気は古き良きベトナムといったところ。ベトナムらしい雰囲気のある船で悪くありません。
船上で食べる昼食はベトナム料理

船上では美味しいベトナム料理及びハロン湾の名物料理を堪能できます。下記は献立の一例です。※変更あり。またドリンクはツアー代金に含まれていません。
- 蒸しアサリ
- カニの肉詰め
- 揚げ春巻き
- 揚げ魚のトマトソースがけ
- イカの野菜炒め
11:30~15:00:世界遺産ハロン湾クルージングツアー開始!見どころを紹介

青空だとご覧のような美しい風景を見ることができます。また、多少霧が出たくらいでは欠航にはならないようです。
青空のハロン湾はもちろん申し分ないですが、霧がかかったハロン湾の風景は白亜紀の恐竜時代を彷彿とさせる神話的な雰囲気があります。
ハロン湾のシンボル「夫婦の岩」

まずは1時間ほどハロン湾を遊覧します。クルージングは下記を見学することができます。
・互いが見つめ合いキスをしているような「夫婦の岩」
・降龍伝説のもとになった奇形な岩や島
ハロン湾の簡単な概要
ハロン湾が形成されたのは3億年以上前。ニンビン省と同じ石灰岩でできたカルスト台地。同じく世界遺産に登録されているニンビン省のチャンアン複合景観は、長い年月をかけて地盤が隆起していまの形となった一方、ハロン湾は地盤が沈没して湾となりました。現在でも3000以上の奇岩が水面に突き出ていますが、いずれも長い年月をかけて、浸食されていまの形となりました。
ハロン湾最大の見どころ「ティエンクン鍾乳洞」の散策

ハロン湾には未発見及び調査中を含めて多数の鍾乳洞がありますが、その中で幾つかの鍾乳洞が観光客向けに一般公開されています。
ティエンクン鍾乳洞は現状一般公開されている中で最も旅行者に知名度のある洞穴で、内部はご覧のようにライトアップされて美観。船を降りて足で探索することができます。


ハロン湾の見どころ!カヤック体験

ハロン湾のクルーズツアーでは決まってこちらのカヤック体験があります。大抵の旅行会社のツアーはカヤックは別料金となりますが、こちらのツアーは料金に含まれているのが特徴です。
15:00 船着き場に到着&ハノイに向けて出発

15時頃にバイト号は船着き場に戻ってきます。その後、ハノイに向けて車に乗り込みます。基本的に日帰りツアーの場合はその他のツアーも15時前後にハロン湾の遊覧を終了しますので、サンセットは見ることが困難です。美しいサンセットを鑑賞したい場合は、宿泊を伴うハロン湾ツアーを探すといいでしょう。
17:30 ハノイ到着&解散

ハノイに到着するのは17時半から18時頃となります。
今回ご案内したハロン湾の日帰りクルーズは、ハノイ旅行者の鉄板の現地オプショナルツアーとなります。初めてのハノイ旅行者は、是非ご参加ください。