【一時休止】ハノイ発世界遺産「ヴァンロン自然保護区＆ホアルー」ツアー（ベトナム・ハノイ）のサービス
ベトナムのハノイ発世界遺産「ヴァンロン自然保護区＆ホアルー」ツアーの詳細をご案内。日系旅行会社ではなかなか取り扱っていないヴァンロンのボートトリップで非現実的な時間を満喫しましょう。
今回の現地ツアーの見どころ
今回ご案内する現地ツアー、ハノイ発世界遺産「ヴァンロン自然保護区＆ホアルー」の見どころは、何と言っても3500haもの大自然に囲まれたボートトリップ。絶滅危惧種に指定されたレッドリストの動植物も多数生息しています。東京ドーム600個以上の広大な面積を持つ手つかずの自然を満喫していってください。
8:30 ホテル送迎
ホテル送迎の時間は午前8時30分。ニンビン省まではハノイ市街地から車でおよそ2時間程度の道のりとなります。高速道路を走るので渋滞はそれほどありません。首都ハノイの都会から車で走ることほんの数十分もしたら、高い建物のない田園風景に出会えるのも、またベトナムの持つ不思議な魅力かもしれませんね。
10:30 世界遺産の古都「ホアルー」の観光
ニンビン省に訪れて、まず最初に足を運ぶのがこちらの「ホアルー」です。ベトナムの首都と言えばハノイですが、そのハノイに遷都する前の、中国から独立した最初の王朝があったのが、ここホアルーとなります。ここに王都があったのは10世紀後半。968年からおよそ40年と短命でしたが、当時の皇帝夫妻の廟を参拝すると、不思議な歴史の重みに触れることができます。
廟といっても小さなお寺のような雰囲気となり、現地人の参拝者はいまでも絶えません。また、周辺は野原となっていて、放牧された水牛や現地人の散歩の場として親しまれています。当日は日本語の流暢なベトナム人ガイドが簡単に歴史の説明をしてくれますが、時間があれば前もってご自身でホアルー及びタンロン（現在のハノイ）に遷都するまでの経緯を学習しておくと、より深みのある観光時間をおくることができることでしょう。
12:30 高床式住居で昼食
ホアルー観光を終えたあとは、ヴァンロン自然保護区に向かう前に昼食タイムです。昼食はニンビン省内にある高床式住居で、ベトナムの自然と田舎が調和した雰囲気のある空間で食事をすることができます。ちなみにベトナムの田舎では高床式住居はいまだに現役。雨季の時期の浸水にも耐えることができる合理的な建築方法となります。
13:00 牛車体験
昼食を終えたあとは、すぐそばで牛車の乗車体験を楽しむことができます。水牛は昔から今に続くベトナム人にとって欠かせない家畜であり、家族であります。荷台に乗ると、水牛がのっしのっしと道を闊歩します。何だか遠い異国に来たんだ、とこみ上げるものを感じることができます。
13:30 ヴァンロン自然保護区に到着
ヴァンロン自然保護区は、およそ3500ha（東京ドーム600個以上）の広大なエリア。動植物は合わせて500種弱が生息。その中でも20種弱の動植物がレッドリスト（絶滅危惧種）に指定されています。湿地帯だけでも400haと圧倒的で、北部最大の湿地のある平野となっています。
竹でできたバンブーボートで大自然を遊覧しよう！
ヴァンロン自然保護区では、竹で作ったバンブーボートに乗って自然保護地区内をのんびりと遊覧します。驚くほど高い透明度の湾と左右に聳える大小の奇岩。どこからともなく聞こえる野鳥の鳴き声や野生の猿なども見ることができます。ヴァンロン自然保護区含むニンビン省一帯は超巨大なカルスト台地となり、それこそ恐竜時代に生まれた産物となります。ボートで見ることができる風景は、同じくニンビン省の世界遺産のチャンアンやタムコックともほとんど変わりありません。
道中はボートに乗りながら洞窟をくぐる体験ができますが、時期によっては水位が高く、洞窟内部に入れないことがあります。
18:00 ホテル到着・解散
ツアーの行程を終えてハノイ市内に戻ってくるのはおよそ18時前。ホテルに到着するのは18時過ぎとなります。訪れる観光地は少ないものの、意外と疲れがたまるものなので、一度ホテルに戻って小休止して、そののちに夜のハノイ観光を再開するのがいいでしょう。
今回のヴァンロン自然保護区とホアルーのツアーは、ファミリーや友人同士向けの現地オプショナルツアーとなります。小さな子供だと、ホアルーは楽しめませんが、その後の牛車体験やヴァンロン自然保護区のバンブーボートはいい思い出になるはずです。
