【一時休止】ハノイ発伝統工芸村(4つの村)周遊ツアー(ベトナム・ハノイ)のサービス
ベトナムの「ハノイ発伝統工芸村(4つの村)周遊ツアー」の詳細をご案内。ベトナム伝統工芸の発祥地を巡る穴場の現地ツアー。ここでは、現地の様子やどのような風景に出会えるかをご紹介します。ご興味がある方は予約ページよりお申し込みください。
今回の現地ツアーの見どころ
今回の現地ツアーの見どころは、「普通の観光では行けない、ハノイ郊外エリアの散策」です。ハノイ市街地とはまるで異なるベトナムらしい環境は、ただただ歩いているだけで東南アジア旅行を満喫することができます。また、今回訪れる4つの村は、いずれも旅行者が自力で行くことは困難ですし、どの村もベトナムの誇る伝統工芸の発祥地として知られています。ちなみにこのツアーを催行している日系旅行会社はほとんどありませんので、是非タビスパからお申込みください。
8:00 ホテル出発
ホテルを出発するのは朝の8時。今回のツアーは定番とは少し異なる、穴場の現地ツアーとなります。そのため、日によっては参加者も少なく、貸切り状態になることも。頼りになる日本語ガイドを独り占めできるのは嬉しいですよね。
9:30 木工家具のドンキー村を散策
今回訪れるのはハノイ北部バクニン省と呼ばれる町。ベトナム戦争までは非常に栄えた町で、木彫りの木工家具によって経済が潤った小さな町でもあります。ベトナム戦争後は南北統一され、しばらくの間はベトナム全国で大きな需要があったほか、中国を主要国として、世界各国に輸出をしていました。当時は小さな路地裏にも億万長者の職人が多数いたとも言われるほどでした。しかし、その後中国の需要の減少や世界の家具やブランド品をベトナムが輸入するようになってから、徐々に村全体が廃れていき、現在では職人も大分少なくなってきました。
11:00 版画のドンホー村を散策
続いて立ち寄るドンホー村は、版画職人によって支えられている村。ベトナムでは版画は刺繍絵と並ぶ伝統の工芸品で、18世紀から続く歴史の長い民芸の1つとなります。いまでもベトナムでは旧正月に縁起のいい版画を飾る習慣があり、版画の内容も北部ベトナムの田舎の生活様式を表した興味深いものとなっています。アジア人よりも比較的欧米人に人気のある村で、町を歩いていても欧米人観光客の姿をよく見ます。
12:30 昼食
昼食はベトナム北部名物を楽しめます。料理の献立は当日のお楽しみ。昼食代はツアー代金に込みですが、ドリンク代は別途自己負担となります。
15:00 竹細工のフーヴィン村を散策
昼食後に訪れるのは、竹細工職人が多い「フーヴィン村」。フーヴィン村がベトナム政府に伝統工芸の村として正式に認められたのは、2002年とそれほどの年月は経っていませんが、フーヴィン村における竹細工の歴史は400年と非常に長いものがあります。
近年は竹細工もさることながら、“籐”を使ったランプシェードや家具、バッグなどが人気です。籐は東南アジア原産で、非常に頑丈かつ色が褪せにくいことから、耐久性を追求する家具によく使われています。また、ベトナムでも日本人が行くような、しっかり目のお土産店に行けば籐で編みこまれたバッグなどを買うことができます。
16:00 シルクのヴァンフック村を散策
最後はハノイ市街地に戻るついでに立ち寄ることができる「ヴァンフック村」です。ハノイ市街からわずか30分程度で行くことができますが、バッチャン村のように単独でのツアーは催行していないので、今回ご紹介したツアーに散策することになります。カラフルな傘が頭上に吊るされたメインストリートは非常に印象的です。
ベトナムにおいてシルクは1000年以上の歴史を持つ伝統工芸品となります。当初はベトナム国内で重宝され、いまでもアオザイの高級素材はシルクとされています。世界では1931年と同38年にマルセイユとパリの見本市で展示されたことをきっかけに、世界の知るベトナムの特産品となりました。現在では世界各国に輸出されたり、外国人旅行者のお土産にもなっています。ツアーではシルク製品のお店に立ち寄りますので、お土産としてスカーフといった規制品を買ってみてはいかがでしょうか。当然ハノイ市街地で買うよりもお得ですよ。
17:00 ハノイのホテル到着・解散
ハノイに戻ってくるのはおよそ17時前後。もし疲れているならばホテルで休むのもいいですし、まだまだ観光したりない、と言うのであれば、夜のハノイ観光に繰り出すのもいいでしょう。
今回の現地オプショナルツアーは、かなり穴場のツアースケジュールとなりますので、どこの旅行会社も催行しているわけではありません。ベトナムの伝統や歴史、田舎景色に出会いたい方は、是非ご参加ください。