バンコク1泊2日モデルコース&観光スポット。週末旅行向け

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忙しい日常から少し離れて、つかの間の非現実的な時間を過ごしたいなら、週末に気軽に行けるタイのバンコクはいかがでしょうか。気軽に海外旅行を楽しみたいなら、タイ・バンコクの1泊2日旅行がおすすめです。

バンコクは日本から直行便で約7時間、時差もたったの2時間と、短期旅行でもしっかり満喫できるのが魅力です。そこで、今回は観光名所や絶品グルメ、ローカルマーケットにスパ体験まで、1泊2日で効率よく巡るためのモデルコースを紹介します。

当サイト「タビスパ」はタイ・バンコクの観光情報の更新、及びスパ・レストラン・現地ツアーの予約サイトです。1泊2日のバンコク旅行では、行きたいスパやレストランは事前に予約しておくことで、当日になって満室や閉店、営業時間外などを避けることができます。ぜひご利用ください。

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目次

    バンコク1泊2日旅行の完全ガイド|短期間で楽しむならいつがいい?

    バンコク1泊2日旅行の完全ガイド|短期間で楽しむならいつがいい?

    タイのバンコクは東南アジアの中でも観光エリア内においてインフラが整っているので、効率の良いスケジュールを計画できれば、限られた時間でも十分に楽しめる観光地です。多少海外旅行に慣れた人であれば、土日祝or有休を使った3~4日間の短期観光も可能です。

    1泊2日で楽しめるバンコク旅行のおすすめシーズン

    バンコクでは11月~5月までが雨の降らない乾季。5月中旬以降から徐々に雨が降り始め、10月までが雨季となります。また、11月~5月の乾季の中でも3月、4月、5月は暑季と呼ばれ、1年で最も気温が高くなる猛暑が続く日となります。

    上記を考慮すると、バンコク観光のベストシーズンは乾季の中でも11月~2月と言えます。また、雨季よりは暑季を選ぶのがおすすめです。雨季の間はアユタヤ遺跡やパタヤといった屋外観光は十分楽しめませんし、短期滞在を強いられる1泊2日旅行であればなおさらです。

    雨季は観光の満足度は少し下がるが旅行費用が安く済む

    雨季(6月~10月)はスコールが降ることが想定されますが、1泊2日の旅程の場合は、アユタヤやパタヤに行く時間はないので、バンコク観光に大きな影響はないとも言えます。

    一方でバンコク旅行自体はオフシーズンのため、航空券やホテル料金が安くなるメリットもあります。航空会社がセールを実施することも多いので、メルマガに登録しておくなど、セール情報を見逃さないようにしておきましょう。

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    バンコク1泊2日観光プラン/モデルコース|初心者向けおすすめルート

    バンコク1泊2日観光プラン/モデルコース|初心者向けおすすめルート

    ここでは初めてバンコクを訪れる人でも迷わず楽しめる、1泊2日の観光プランを紹介します。

    1泊2日:1日目|到着後すぐにバンコク観光開始

    午前:日本出発~バンコク到着
    成田・羽田・関空などからの直行便を利用し、午前中にスワンナプーム国際空港またはドンムアン空港に到着。空港から市内へは、エアポートレールリンクやタクシーを利用するとスムーズに移動できます。

    昼:タイ料理ランチ&観光開始
    まずは本場のタイ料理を堪能!定番の「カオマンガイ」や「パッタイ」、「トムヤンクン」、「マッサマンカレー」などが味わえるレストランで腹ごしらえをして、バンコク観光をスタート。

    午後:寺院巡り(ワット・ポー&ワット・アルン)

    午後:寺院巡り(ワット・ポー&ワット・アルン)

    バンコクの象徴とも言えるワット・ポー(涅槃仏寺院)や、チャオプラヤー川沿いに佇むワット・アルンを訪問。

    もし2回目以降のバンコク旅行で、すでに定番スポットを生き尽くしているならば、穴場観光を楽しむのもおすすめ!

    バンコク観光に飽きたらここ!穴場スポットや過ごし方紹介
    「バンコクの観光地は一通り回ったけど、そろそろ飽きてきた……」「思った以上にバンコクが都会で、現地でやることがない」なんて感じていませんか? 有名な寺院やマーケットは見尽くしたけれど、新しい楽しみ方を探しているという方も多いはずです。 実際、バンコクには観光ガイドには載っていない隠れたスポットや贅沢な過ごし方がたくさんあります。ここでは定番観光地に飽きた人に向けて、高級スパや穴場の観光地など、新し […]
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    夕方:チャオプラヤー川クルーズ&ディナーで1日のハイライトを

    夕方:チャオプラヤー川クルーズ&ディナ

    夕方は現地ツアーに申し込んで、ワットアルンを望むディナークルーズに参加。

    バンコクの美しい夜景を楽しみながら船上ディナーを満喫。日本ではちょっと体験できないエキゾチックな南国時間です。

    夜:バンコク市内のナイトマーケットを楽しもう!

    夜:バンコク市内のナイトマーケットを楽しもう!

    ディナークルーズに参加したあとは、ホテルに戻ってゆっくりするのも良いですが、まだ体力が残っているなら、ナイトマーケットに繰り出すのも良いでしょう。

    ナイトマーケットは「ジョッドフェアーズナイトマーケット」が最も人気かつ深夜0時までやっているのでおすすめです。ただ、4つ星5つ星の高級ホテルに宿泊しているなら、ホテルライフを楽しむのも。

    1泊2日:2日目|朝から市場&ショッピングを楽しむ

    朝:ローカル市場巡り&カフェタイム
    早朝に開かれる「オートーコー市場」や「タラートロットファイシーナカリン(鉄道市場)」でローカルグルメを満喫しましょう。お土産を買うなら鉄道市場がおすすめです。オートーコー市場は雰囲気を楽しむローカルスポットなので、興味がない人は行く必要はありません。その後はおしゃれなカフェでゆったり朝食を楽しむのもおすすめ。訪れるお店は日本にいるうちから良く調べておきましょう。

    昼:ショッピング&スパ体験

    サイアム周辺のショッピングモール(サイアムパラゴン、MBKセンター)で買い物を楽しんだ後、空港に向かう前にスパやマッサージで疲れを癒しましょう。

    1泊2日観光ではスパ&マッサージ店に行く機会はせいぜい1度なので、奮発して予算1万~1万5000円くらいの高級スパを予約するのが、満足度の高いバンコク短期旅行を成功させるポイントです。

    夕方:空港へ移動&帰国
    ホテルをチェックアウトし、フライトの時間に合わせて空港へ移動。お疲れ様でした。

    1泊2日でバンコク旅行を最大限に楽しむコツ

    • 早朝便・深夜便を活用する:飛行機の時間を工夫することで、滞在時間を最大化できます。
    • 宿泊はBTSやMRT沿線のホテルを選ぶ:移動時間を短縮でき、観光に便利。
    • 訪れるエリアを絞る:限られた時間の中で効率的に巡れるよう、観光エリアを厳選することが大切です。電車も何度も乗ることで、移動時間が積み重なってけっこうなロスになります。
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    バンコク1泊2日のモデルコースで訪れたい観光スポット|寺院・市場・ナイトライフ

    バンコク1泊2日のモデルコースで訪れたい観光スポット|寺院・市場・ナイトライフ

    ここでは1泊2日のバンコク旅行で、短い滞在でも押さえておきたい観光スポットを厳選して紹介します。行けるスポットは限りがあるので、本当に興味があるスポットのみを回るようにしてください。

    寺院巡り|バンコクの歴史を感じる

    • ワット・ポー(巨大な涅槃仏が見られる)
    • ワット・アルン(川沿いの美しい寺院)
    • ワット・プラケオ(王宮に併設された格式高い寺院)

    市場&ショッピングエリア

    • チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット(巨大なマーケットでお土産探し)
    • タラートロットファイシーナカリン(カラフルな屋台が並ぶナイトマーケット)
    • ICONSIAM(高級ブランドやタイ雑貨が揃う最新のショッピングモール)

    ナイトライフ|夜景&グルメを楽しむ

    • アジアティーク・ザ・リバーフロント(川沿いのナイトマーケット&レストラン)
    • Vertigo(ルーフトップバー)(バンコクの夜景を屋上61階から一望できる高級ナイトバー)
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    バンコク1泊2日旅行の費用と予算|航空券・ホテル・食費の目安

    バンコク1泊2日旅行の費用と予算|航空券・ホテル・食費の目安

    バンコクへの1泊2日旅行で気になるのが費用の目安です。弾丸の場合はそれほど予算を用意していない人が多いですよね。バンコク旅行は旅の目的や過ごし方、スタイルによって予算が大きく変わりますが、航空券、ホテル、食事代、観光費用を含めた大まかな金額を紹介します。

    航空券の費用

    • LCC(格安航空会社)利用:往復3万~5万円(早めの予約でさらに安くなる)
    • レガシーキャリア(JAL・ANAなど)利用:往復6万~10万円
    • ビジネスクラス利用:往復15万円以上

    成田・羽田・関空からはLCCも多く運航しており、平日出発やオフシーズンなら3万円以下のチケットも見つかることがあります。また、LCC・レガシーとともにフラッシュセールという超短期間の割引セールを不定期に実施しています。1~3日間しか購入猶予がないので、日ごろからメルマガに登録したり、最新セール情報を更新しているサイトなどを確認するようしましょう。

    宿泊費の目安

    • バックパッカー向けホステル:1泊1,500~3,000円
    • 3つ星ホテル(コスパ重視):1泊5,000~10,000円
    • 4つ星ホテル(快適な滞在):1泊10,000~15,000円
    • 5つ星ホテル(ラグジュアリー体験):1泊15,000円以上

    1泊2日なら少し贅沢をして、スパやルーフトップバー付きのホテルを選ぶのもおすすめです。ただし、初めてのバンコク旅行者の場合は、1日外出する人が多いので、ホテルで過ごす時間が少ないことを想定するならば、安めのホテルでもいいでしょう。

    食事・観光・移動費の目安

    • 食事:屋台なら1食200~500円、レストランなら1,000~3,000円
    • 観光:寺院入場料(100~500円)、クルーズ(2,000円前後)
    • 移動:BTS・MRT(30~100円)、タクシー(初乗り約130円)

    バンコクの物価は日本より安いため、コスパよく楽しめます。

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    バンコク1泊2日旅行の持ち物リスト|手荷物だけで快適に過ごす方法

    バンコク1泊2日旅行の持ち物リスト|手荷物だけで快適に過ごす方法

    バンコク1泊2日の短期旅行では、できるだけ荷物をコンパクトにまとめるのがポイントです。お土産を多めに買いたい人でも、スーツケースは1つに押さえましょう。現地観光の際は折りたたみができるエコバッグを持ち歩くのもおすすめです。

    必須アイテム

    • パスポート&航空券(Eチケット)
    • クレジットカード&必要分のタイバーツ
    • スマホ&充電器
    • 夏服(軽量で通気性の良い服)
    • 折りたたみ傘や帽子(雨季・日差し対策)

    あると便利なもの

    • 虫除けスプレー(屋外観光時に必須)
    • ポケットティッシュ(水に溶けるものがおすすめ)
    • ウェットティッシュ&除菌ジェル(屋台グルメを楽しむとき便利)
    • エコバッグ(ショッピング時に活躍)

    荷物を最小限にするなら、LCCの機内持ち込み手荷物制限(7kg以内)をチェックし、無駄な荷物を減らすのがポイントです。

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    バンコク1泊2日で泊まるなら?おすすめホテルとエリア紹介

    バンコク1泊2日で泊まるなら?おすすめホテルとエリア紹介

    1泊2日のバンコク短期滞在なら、観光スポットや移動に便利なエリアのホテルを選ぶのが重要です。高級ホテルはスパやレストラン、カフェ、屋外プール、ナイトバーなど施設が充実していますが、1泊2日の場合、それらのサービスを利用する時間とタイミングがあるかを考えなければなりません。もしなければ、3つ星レベルで十分と言えます。

    スクンビットエリア|ショッピング&グルメに最適

    BTS沿線に位置し、ショッピングモールやおしゃれなカフェが集まるエリア。

    おすすめホテル

    • 【JWマリオット・バンコク】(5つ星、ラグジュアリー派向け、ナナ駅徒歩5分)
    • 【シティポイントホテル】(3つ星、コスパ重視、アソーク駅徒歩5分)

    サイアムエリア|バンコクの中心部でアクセス抜群

    ショッピングモールやBTSサイアム駅があり、観光・買い物に便利。

    おすすめホテル

    • 【Siam Kempinski Hotel】(豪華なサービスが魅力、サイアム駅徒歩5分)
    • 【Novotel Bangkok on Siam Square】(リーズナブルで立地が良い、サイアム駅徒歩2分)

    リバーサイドエリア|ナイトマーケット&夜景を楽しめる

    チャオプラヤー川沿いのリゾート感あふれるエリア。

    おすすめホテル

    • 【シャングリ・ラ・バンコク】(絶景ルーフトップバー付き、サパーンタクシン駅徒歩2分)
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    まとめ:バンコク1泊2日観光。モデルコース通りに行く必要はないが計画性が重要

    今回はバンコク1泊2日旅行の観光モデルコースや具体的な現地の過ごし方を紹介しました。1泊2日の場合はガイドブックに紹介されているような定番観光スポットを回りがちですが、もし寺院などに興味がなければ、無理して行く必要はまったくありません。

    海外旅行の過ごし方は本当に人それぞれです。1泊2日だからという理由で1日中外出する必要もなく、半日は5つ星ホテル内の施設で過ごすのもいいでしょう。事前に旅行プランをしっかり立て、宿泊エリアや移動手段を日本にいるうちから把握することで、より快適な旅を実現できるはずです。ぜひ次の週末旅行の参考にして、バンコク1泊2日を存分に満喫してください!

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。