シェムリアップ観光の日数は何日が最適?おすすめ滞在プラン

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初めてカンボジアのシェムリアップに旅行を計画している人は、
「シェムリアップでの観光には何日必要?」
「短い日数でも楽しめる?」
「遺跡巡り以外に何を体験すればいい?」
こんな悩みをお持ちではありませんか?

旅行者の多くはそれほど滞在日数に余裕はありません。シェムリアップ限られた時間で楽しむ方法や、日数に応じた効率的なスケジュールを組むのは難しいと感じることもあるでしょう。

この記事では、シェムリアップ観光に最適な滞在日数とプランをご提案します。遺跡巡りだけでなく、高級スパやトンレサップ湖の観光も含め、さまざまな選択肢を解説します。

目次

    カンボジアのシェムリアップ観光に必要な日数とは?

    カンボジアのシェムリアップ観光に必要な日数とは?

    カンボジアのシェムリアップでの観光に必要な日数は、訪れる観光スポットや旅行の目的によって異なります。多くの観光客は、世界遺産アンコールワットを中心とした遺跡群を訪れるために足を運びますが、そのほかにも高級スパやローカルマーケットの体験、トンレサップ湖観光など、多岐にわたる楽しみ方があります。ここでは目的別に最適な日数とスケジュールを提案します。

    シェムリアップの旅行日数は何日?目的によって変わる

    カンボジアのシェムリアップ観光を短期間で楽しむ場合、1〜2日間で主要なスポットを巡ることが可能です。特に、アンコールワットやアンコールトムなどの有名な遺跡だけを効率的に回ることを目指すなら、ツアーガイド付きのプランを選ぶことで1日で回りきることができます。ただし、それ以外の遺跡も回りたい場合は1日では難しいので、遺跡観光だけで2日は見ておきましょう。

    一方、時間に余裕がある場合は、3〜5日間以上の現地滞在がおすすめです。遺跡巡りに加え、郊外の自然豊かなトンレサップ湖観光や高級スパでのリラクゼーションなど、市内と郊外双方を満足いくまで満喫できます。

    短期と長期のシェムリアップ滞在で得られる魅力

    シェムリアップ旅行の短期滞在はおよそ2~3日間となります。スケジュールをしっかりと組み、主要な観光地を短い時間で巡ることになります。駆け足になるものの、世界遺産アンコールワットでの日の出鑑賞や、アンコールトムのバイヨン遺跡、タ・プロームでの写真撮影はしっかりと網羅できます。

    一方で5日間以上の長期滞在では、観光地をじっくりと堪能できるほか、リラックスした時間を持つことができます。短期滞在では体験できない高級スパや現地の料理体験を取り入れることで、体力を回復しながら観光を楽しめます。

    シェムリアップ観光の理想の日数:1~2日プラン!短期滞在で満喫

    シェムリアップ観光の日数:1~2日プラン!短期滞在で満喫

    限られた日数でもシェムリアップの主要観光地を楽しむことは可能です。ここでは1日や2日の滞在で訪れるべきスポットと、効率的な回り方を紹介します。

    1日で巡れるシェムリアップの遺跡観光スポット

    短い時間でもアンコールワット、タ・プローム、アンコールトムなどの主要スポットを巡ることができます。午前中はアンコールワットとアンコールトムの観光を行い、午後にはタ・プロームを訪れましょう。

    1日で効率良く観光したい場合は、現地ツアーに参加するか、信頼できるトゥクトゥクドライバーと交渉して貸し切りするのがおすすめです。夜はパブ・ストリートで地元料理を楽しんでください。

    シェムリアップの短期旅行者向けスパプランの提案

    短い滞在でも、是非スケジュールに取り入れてほしいのが「高級スパでリラクゼーションを楽しむ時間」です。

    観光の後に疲れを癒すホットストーンマッサージや、クメール式マッサージを体験することで、短期間でも心身ともにリフレッシュすることができ、何よりも“東南アジアらしい時間”を満喫できます。

    シェムリアップ観光の理想の日数:ゆったり旅行!3〜4日間のおすすめ日程

    シェムリアップ観光の理想の日数:ゆったり旅行!3〜4日間のおすすめ日程

    シェムリアップ旅行3〜4日間の滞在では、遺跡巡りだけでなく、シェムリアップの多彩な魅力をじっくりと楽しむことができます。

    シェムリアップ市内・郊外の主要スポットを網羅しつつ、観光の合間にリラクゼーションを取り入れる余裕のあるスケジュールを組むと良いでしょう。

    シェムリアップの世界遺産遺跡巡りにおすすめの回り方

    1日目と2日目はアンコールワットを中心とした「小回りルート」と「大回りルート」を使い分けると効率的です。午前中は涼しい時間を利用して遺跡を見学し、午後はタ・プロームやトンレサップ湖などを巡ると良いでしょう。

    3日目以降は、郊外の遺跡であるバンテアイ・スレイやベンメリアを訪れることで、自然と歴史が調和した景観を堪能できます。どちらの遺跡もシェムリアップ市内中心から車で1時間以上かかるため、1~2日間の短期旅行では難しい日程となります。

    高級スパでのリラクゼーション時間

    高級スパでのリラクゼーション時間

    観光で歩き疲れた体を癒すために、高級スパでの時間を1日の終わりに取り入れるのがおすすめです。2~3時間のパッケージコースをカップル夫婦や女子友などで体験すると、シェムリアップ旅行最大のハイライトの一つとなるはずです。

    午前中から日中にかけて遺跡巡りをして、その後シェムリアップ市内に戻って疲れた身体を癒す意味でも高級スパに足を運んでみましょう。

    シェムリアップ市内散策とトンレサップ湖観光

    シェムリアップ市内散策とトンレサップ湖観光

    カンボジア・シェムリアップ市内にはナイトマーケットや地元料理が楽しめるエリアが充実しています。

    4日目にはトンレサップ湖の水上村を訪れることで、文化的な体験を加えるのも良いでしょう。ボートツアーを組み合わせると、現地の人々の生活を間近で感じることができます。

    シェムリアップ観光の理想の日数:5日以上滞在で楽しむ贅沢プラン

    シェムリアップ観光の理想の日数:5日以上滞在で楽しむ贅沢プラン

    シェムリアップ観光の日数で5日以上の滞在が可能であれば、世界遺産含む主要観光スポットに加え、郊外の隠れた名所や自然を楽しむ余裕が生まれます。

    また、遺跡以外の市内観光や現地ツアーに参加することで、定番から外れたローカル体験も楽しむことができ、充実かつ贅沢な旅行を実現できます。

    シェムリアップ郊外遠方の遺跡を訪れる長期プラン

    シェムリアップ郊外にあるベンメリアやコーケー、プレアビヒアといった遠方の遺跡は、時間がある場合にぜひ訪れてほしいスポットです。アンコールワットとは異なる趣のある建築や風景が特徴です。ただし、移動にはトゥクトゥクかタクシーなどをチャーターする必要があります。

    シェムリアップ観光の日数問わず高級スパを組み合わせるメリット

    シェムリアップ観光の日数問わず高級スパを組み合わせるメリット

    シェムリアップ観光では遺跡巡りが旅の主体となりますので、歩き疲れた身体を癒したり、東南アジアらしい南国タイムを満喫する意味でも。高級スパでのリラクゼーションを旅程に取り入れるのがおすすめです。

    パブストリートの安マッサージはおすすめしない

    パブストリート内には数多くの安マッサージ店があり、夜になるとスタッフが店頭で売り子をしている様子も見受けられます。しかし、これらのマッサージは技術力がないスタッフが見様見真似で施術を行うため、逆に身体が痛くなったりすることもしばしばあります。

    シェムリアップ観光の日数は何日が最適か:充実した旅程を組むのが重要

    シェムリアップ観光の日数は何日が最適か:充実した旅程を組むのが重要
    • 1〜2日ならアンコールワット中心のスポットを効率よく巡る。
    • 3〜4日なら高級スパやトンレサップ湖観光を組み込む。
    • 5日以上なら郊外遺跡やエコツアーで自然を堪能。
    • いずれの旅行日数でも「高級スパ」を組み込む
    • 現地ツアーを活用する

    上記を組み入れることで、より充実したシェムリアップ旅行を実現することができます。現地ツアーに関しては、遺跡巡りだけでなく、「料理教室」や「サンセット鑑賞」、「伝統舞踊鑑賞&ディナー」など自力での参加がなかなか難しいものに参加することで、よりコスパの高い時間を体験できます。

    シェムリアップ観光の日数は何日が最適?おすすめ滞在プランのまとめ

    今回はシェムリアップ観光の日数に関する最適な滞在プランについて紹介しました。遺跡巡り一辺倒にならないよう、高級スパや市内観光、現地ツアーなどを効率よく楽しむことで、より充実した滞在をおくることができます。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。