シェムリアップ旅行で英語はどこまで通じる?場所別ガイド

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世界遺産アンコールワットを有するカンボジアのシェムリアップに旅行を計画している人の中には、

  • シェムリアップ現地で英語がどの程度通じるのか心配。
  • レストランやスパではスタッフは皆英語が使えるの?
  • 英語が苦手だけど現地で困らない?

という英語にまつわる悩みや不安がある人もいるでしょう。そこで、ここではシェムリアップ現地の英語事情を場所別に詳しく解説します。

当サイト「タビスパ」はスパ・現地ツアー・レストランの予約サイトです。是非シェムリアップ旅行の折にご利用くださいませ。

目次

    カンボジアのシェムリアップで英語が通じる場所はどこ?

    カンボジアのシェムリアップで英語が通じる場所はどこ?

    カンボジアのシェムリアップは、アジアを象徴する世界遺産アンコールワットのある観光都市として、世界中から訪れる旅行者を迎え入れています。カンボジア自体はまだまだ東南アジアの中でも発展途上国ですが、観光都市であるシェムリアップの中心市街地や日本人旅行者が訪れるような観光スポットでは、多くの場所で英語が通じます。

    シェムリアップ旅行者にとっての中心繁華街は間違いなく「パブストリートとその周辺」になります。パブストリート周辺にはホテル、レストラン、スパ&マッサージ店、市場、雑貨店などが建ち並んでおり、ほとんどの日本人旅行者はこの界隈のホテルに宿泊することになるはずです。

    そして、このパブストリートとその周辺界隈の立ち寄り施設では、ほとんどのお店スタッフが英語を話すことができます。もちろん人によってはカタコトですが、それでも意思疎通するには十分な英語力を備えているため、「英語が通じないから施設の利用が難しかった」という問題はほとんどないとみていいでしょう。

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    シェムリアップのホテルスタッフの英語力と注意点

    シェムリアップのホテルスタッフの英語力と注意点

    シェムリアップのホテルでは、基本的に英語が通じるスタッフが多く、宿泊客への対応において大きな問題はありません。特に高級ホテルやリゾート施設では、受付スタッフやコンシェルジュが流暢な英語を話し、観光地情報やトラブル対応についても丁寧にサポートしてくれます。

    一方で3つ星以下のホテルやゲストハウスでは、英語力がスタッフによって大きく異なる場合がよくあります。基本的なチェックインやチェックアウトの手続きは英語で対応可能ですが、何かトラブルがあった時に英語で問題を訴えても、レセプション以外のスタッフは理解してくれないかもしれません。

    ただし、パブストリート周辺のホテルは宿泊客がほぼ外国人のため、安ホテルでもスタッフの英語習得率は高いと考えて大丈夫です。

    シェムリアップのスパ&マッサージ店の英語事情と注意点

    シェムリアップのスパ&マッサージ店の英語事情と注意点

    カンボジア・シェムリアップ中心市街地のスパやマッサージ店では、多くのスタッフが観光客対応のために英語を話せます。特に観光客向けの高級スパやホテル内スパでは、英語での説明や希望の施術内容をスムーズに伝えることができます。

    一方で、英語が通じるのはレセプションのみで、マッサージをするセラピストは英語が通じない場合がほとんどです。これは高級スパでも同様となるので、生理やオイルなし、〇〇は触らないでほしい、といった要望がある場合は、レセプションスタッフに伝えるようにしてください。

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    シェムリアップのレストラン&カフェの英語事情。メニューや注文時の対応は?

    シェムリアップのレストラン&カフェの英語事情。メニューや注文時の対応は?

    カンボジア・シェムリアップ旅行者が訪れるような観光客向けのレストランやカフェでは、英語メニューが提供されている場合がほとんどです。

    スタッフも基本的な英語を理解しており、簡単な注文や質問はスムーズに行えます。また、英語での説明が必要な場合にも対応してくれる店舗が多いです。

    一方、ローカルなレストランや食堂では英語メニューがないことが多く、コミュニケーションが難しい場合があります。そのような場合でも、メニューを指差したり、写真を見せたりすることで注文が可能です。簡単なクメール語のフレーズを覚えておくと、より親切に対応してもらえるでしょう。

    ただし、レストランの中には「英語表記はあるが、料理の写真がない」ことがよくあります。そのようなお店に対応するためにも、クメール料理の名物どころの画像やクメール語の表記をスマホでスクショして持っていくと良いでしょう。

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    シェムリアップのタクシーやトゥクトゥクドライバーの英語コミュニケーション力

    シェムリアップのタクシーやトゥクトゥクドライバーの英語コミュニケーション力

    シェムリアップ市内の移動手段として人気のトゥクトゥクやGrabタクシーは、多くのドライバーが簡単な英語を話せるため、利用しやすい交通手段です。パブストリートとその周辺でトゥクトゥクやGrabを捕まえるのであれば、意思疎通レベルの英語は多くのドライバーができます。

    また、ホテルで手配されるトゥクトゥクのドライバーは英語力が高い場合が多いですが、路上で客引きしているドライバーは英語が苦手な傾向です。その場合、スマートフォンの地図アプリや、目的地の名前を紙に書いておくと役立ちます。

    基本的な会話フレーズ

    • 「How much to go to Angkor Wat?(アンコールワットまでいくらですか?)」
    • 「Can you wait here?(ここで待ってもらえますか?)」
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    シェムリアップのローカル市場での買い物に英語は必要?

    シェムリアップのローカル市場での買い物に英語は必要?

    シェムリアップ中心市街地には、オールドマーケットをはじめ、複数のローカル市場があります。観光地の中心部に近い場所ほど英語が通じやすく、簡単な交渉や商品説明を英語で行うことが可能です。ただし、全ての店で英語が通じるわけではないため、クメール語の数字や基本フレーズを覚えておくと役立ちます。

    値段交渉はローカル市場でよく行われるため、「How much?(いくらですか?)」や「Can you lower the price?(値下げできますか?)」といったフレーズが便利です。また、スマホの電卓機能で価格を確認することも一般的です。

    価格交渉時に使える英語表現

    • 「Is this the best price?(これが最安値ですか?)」
    • 「Can you give me a discount?(値引きしてもらえますか?)」

    シェムリアップ旅行中に英語が通じない場面の簡単な対策

    シェムリアップ旅行中に英語が通じない場面の簡単な対策

    カンボジアのシェムリアップでは多くの場所で英語が通じますが、ローカルなエリアや一部の施設では英語が通じない場合もあります。ジェスチャーで伝わればいいのですが、場合によってはあらぬ誤解をされてしまうこともあります。そのような場面に備えて、簡単な対策を準備しておくことが重要です。

    翻訳アプリをスマートフォンにダウンロードしておくと、必要な時にすぐに言葉を調べることができます。また、紙に目的地や希望を書いて見せたり、ガイドブックを使って伝える方法も効果的です。

    翻訳アプリの活用

    Google翻訳やPapagoなどのアプリは、オフラインでも利用できる機能が便利です。日本語、英語、クメール語をダウンロードしておくと良いでしょう。

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    クメール語のフレーズを覚えておくと便利

    シェムリアップでの旅行をより楽しむために、基本的なクメール語のフレーズを覚えておくと便利です。英語が通じにくい場面でも簡単な挨拶や感謝の言葉を使うことで、現地の人々とより良い関係を築くことができます。

    特に市場や屋台、ローカルレストランなどでは、クメール語での一言が喜ばれることが多いです。「こんにちは」や「ありがとう」などの基本的な表現を覚えて、現地での体験をより充実させましょう。

    日常会話で役立つ基本フレーズ

    • 「スオスダイ」(こんにちは)
    • 「オークン」(ありがとう)
    • 「ボーンマーン?」(いくらですか?)

    クメール語で心をつかむ言葉

    • 「ソクサバーイ?」(元気ですか?)
    • 「ルクルアン」(美味しい)
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    まとめ:シェムリアップ観光で英語の心配は不要!

    今回の記事では、カンボジアのシェムリアップ旅行で英語がどこまで通じるかを場所別に紹介しました。

    この記事のポイントをまとめました。最後におさらいしましょう。

    • 日本人旅行者が行く観光地やホテル、レストラン、スパでは英語が通じやすい
    • ローカルエリアではジェスチャーや翻訳アプリが役立つ
    • クメール語の基本フレーズを覚えておくと便利

    観光地やホテル、ローカル市場など、場所に応じた英語の対応策を準備することで、シェムリアップ旅行がより快適になります。笑顔と丁寧な態度を心がければ、大抵の英語の問題はやりすごすことができるはずです。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。