カンボジア・シェムリアップの物価情報~生活編

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カンボジアには世界遺産のアンコールワットがあり、その神秘的な遺跡を見るために世界中から観光客が集まってきています。急速に経済成長を果たしているカンボジアですが、それでも日本より物価はかなり安いです。ただプノンペンやシェムリアップなどの観光客が多く訪れる場所は、ローカルエリアと比べて物価も高くなります。

事前にカンボジアの物価価値を調べておくことで、シェムリアップ旅行の予算も組むことができ、ぼったくりの被害の防止にも繋がるの是非参考にして下さい。

ちなみに、下記にはカンボジア通貨であるリエルと米ドルで表記していますが、現地での基本的な支払いは米ドルとなり、1~5ドル未満に限りリエルを使用すると思ってください。

目次

    飲食にかかる物価事情

    飲食にかかる物価事情

    旅行で訪れるならカンボジアでは外食がほとんどになると思います。日本食、洋食などやホテル内のレストランはあまり安くありません。また、パブストリートのような外国人向けの繁華街でお酒を飲んだりすると、1人当たり20〜30ドルほど掛かります。

    シェムリアップの食堂

    もっと安く済ませたいならローカルのお店を訪れるといいでしょう。平均的な焼飯の値段はは2.5ドル程で、5ドルあればお腹いっぱいになります。また屋台だと1ドル〜 購入することができます。飲み水も水道水は危険なのでボトルの水を買うようにしましょう。ボトルも1本1,000リエル(0.25ドル)程で購入出来ます。

    (4,000リエル=約1ドル=約110円)

    • 水 1,000リエル(約0.25ドル)
    • ビール1缶 2,000リエル(約0.50ドル)
    • コーラ 4,000リエル(約1ドル)
    • アイスコーヒー 6,000〜8,000リエル(約1.5〜2ドル)
    • サトウキビジュース 1,000リエル(約0.25ドル)
    • フルーツシェイク 4,000リエル(約1ドル)
    • フルーツシェイク 4,000リエル(約1ドル)
    • チャーハン(一人前) 10,000リエル(約2.5ドル)
    • 屋台 2,000〜8,000リエル(約0.50ドル〜2ドル)
    • ローカル食堂 4,000リエル〜20,000リエル(約1〜5ドル)
    • 外国レストラン 20,000リエル〜40,000リエル(約5ドル〜10ドル)
    • 日本食レストラン 20,000リエル〜80,000リエル(約5ドル〜20ドル)

    値段が書いてあるレストランと違い、屋台では値段が分からない事も多く、購入する時ぼったくられる恐れもあるので高いと感じたら交渉してみて下さい。

    生活用品の物価事情

    生活用品の物価事情
    カンボジアの個人商店

    カンボジアにもスーパーがあり、歯ブラシやシャンプーが購入できるので心配ありません。薬なども購入可能ですが、成分が強かったりすることもあるため不安な人は日本から持って行く方がいいでしょう。

    カンボジアの町角にある服屋
    カンボジアの町角にある服屋

    日本の物も大きなスーパーでは売っていますが、カンボジア製品と比べると高いです。またカンボジアはタバコが安いので喫煙者へのお土産におすすめです。

    • 歯磨き粉   8,000リエル〜(約2ドル〜)
    • ハブラシ   4,000リエル〜(約1ドル〜)
    • 固形石鹸  4,000リエル〜16,000リエル(約1ドル〜4ドル)
    • タバコ(マルボロ1箱) 6,000リエル (約1ドル50セント)
    • 風邪薬(一箱)   4,000リエル〜(約1ドル〜)

    公共機関の物価事情

    公共機関の物価事情

    カンボジアはインフラ整備が整っていないため、主な交通手段はバイクタクシー、トゥクトゥクを使うことになります。タクシーはチャーター制で流しを捕まえることはできません。

    バイクタクシーも使える
    バイクタクシーも使える

    バイクとトゥクトゥクは値段を交渉して決めます。金額は郊外に行く場所やドライバーによって変わってきます。もし高額だと感じたり、チップを請求された場合は断りましょう。

    • トゥクトゥク (10分) 12,000〜20,000リエル(約3〜5ドル )
    • バイク (近場) 4,000リエル〜 ( 約1ドル〜)
    • バイク (1日貸切) 約48,000リエル(約12ドル)
    • タクシー(1km毎) 4,000リエル(約1ドル)
    • タクシー(1日貸切) 約200,000リエル(約50ドル)

    ホテルの物価事情

    ホテルの物価事情

    カンボジアのゲストハウスは1泊5ドル〜ありとても安いです。ただ安いところはセキュリティの面での不安やシャワーが出が悪かったりと不満もでてくるので、選ぶ際には注意して下さい。

    3つ星ホテルの朝食ビュッフェはこんな感じ
    3つ星ホテルの朝食ビュッフェはこんな感じ

    3つ星ホテルは2、30ドル〜宿泊することができます。5つ星ホテルは100ドル〜400ドルするため日本とそこまで値段は大差ないです。

    • ゲストハウス&ドミトリー 20,000〜80,000リエル(約5〜20ドル)
    • 3つ星ホテル 80,000リエル〜 (約20ドル~)
    • 4つ星ホテル 200,000リエル〜(約50ドル~)
    • 5つ星ホテル 400,000リエル〜(約100ドル~)

    カンボジアの物価は安い!だからこそ数百円のぼったくりに注意!

    カンボジアの物価は日本より安いので、言われた金額を安いと感じて払ってしまいそうになるかも知れませんが、人によっては旅行者と分かると高値を吹っかけてくる事もあるので注意して下さい。支払いをする前に他のお店やドライバーにも価格を確認したりして値段を調べておくことが必要です。金額を知っておくことで値段交渉をスムーズに行え旅がもっと楽しくなること間違いなしです。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。