シェムリアップ観光のベストシーズンと遺跡巡りはいつ?
カンボジアのシェムリアップへの旅行を計画しているけれど、「いつが一番いい時期なの?」と悩んでいませんか?雨季や乾季の違いも気になりますよね。
以下で紹介するベストシーズンを選ぶことで、遺跡巡りや市内観光が格段に快適になります。この記事では、シェムリアップの気候やベストシーズンの特徴を詳しく解説します。さらに、世界遺産アンコールワットなど、遺跡巡りのおすすめ時期や服装の注意点など、実用的な情報もご案内します。
カンボジア・シェムリアップ観光のベストシーズンとは?
カンボジアのシェムリアップは年間を通じて乾季と雨季に区別されます。その中でも観光のベストシーズンは、雨が降らない「乾季」となります。シェムリアップの乾季は11月から5月となり、雨季は5月中旬から10月までとなります。ただし、気温を見ると、乾季と雨季問わず日中は30℃を超える蒸し暑い日が続くのが特徴です。
シェムリアップのベストシーズンは12月~2月
乾季は上記の通り11月~5月となりますが、その中でも観光のベストシーズンは12月~2月となります。11月は雨季から乾季への移り変わりとなり、まだ雨が残っています。
また、4月、5月は日中は35℃前後まで上がり、1年の中でも最も暑い時期となります。雨が降らない&過ごしやすい観光日和が続くのは、12月~2月と言えるでしょう。
シェムリアップの「雨季」はベストシーズンにならない?乾季と比較!
カンボジアのシェムリアップ旅行では、乾季と雨季で楽しみ方が異なります。乾季は晴天が多いため、市内観光や世界遺産の遺跡巡りを快適に楽しむことができます。遺跡以外の観光スポットも基本的には屋外がほとんどのため、やはり乾季の時期が良いでしょう。
一方、雨季はベストシーズンにはなり得ないのかというと、実はそうでもありません。シェムリアップの雨季は緑が鮮やかに映り、観光地に趣が増します。また、高級スパや高級レストランで贅沢な時間をおくることもできますし、リゾートホテルに宿泊しているのであれば、ホテルライフを満喫するのもおすすめです。
シェムリアップのトンレサップ湖のベストシーズンはいつ?
シェムリアップ旅行でアンコールワット観光と並び人気を博しているトンレサップ湖。こちらの観光も考えている人は、乾季よりも雨季を選んだ方がいいかもしれません。
雨季のトンレサップ湖は水位が上がり、ボートによる水上家屋の見学や、水上レストランで海鮮料理を食べることができます。
一方で乾季のトンレサップ湖は水が引いているため、村の見学は陸で歩くことができます。ただし、水位が低いためボートで行ける範囲は限られているほか、ネットやガイドブックに掲載されているような幻想的な風景に出会うのは少々難しいです。
上述したように、雨降りが多い雨季であっても、スパやグルメの梯子、ホテルライフをエンジョイすることで満足度は下がらない滞在を楽しめます。乾季でも雨季でも旅の楽しみ方を知っていれば、年間を通じて観光日和となるのもシェムリアップの魅力と言えるでしょう。
シェムリアップでの世界遺産&遺跡巡りに適したベストシーズン
カンボジアのシェムリアップでの世界遺産アンコールワットやその他の遺跡巡りは、乾季の11月から5月が最適です。乾季のこの時期は雨が少なく、ゆっくりと観光できるだけでなく、遺跡間の移動も快適です。遺跡間の移動は現地ツアーに参加しない場合はトゥクトゥクで回るのが一般的ですが、雨が降ってしまうと普通に濡れてしまいます。
雨季でも遺跡巡り自体は可能ですが、地面がぬかるむことがあるため歩きやすい靴が必要です。また、トゥクトゥクでは濡れてしまったり、事故の元なので、現地ツアーに参加するか、タクシーをチャーターするのが安全です。
ベストシーズンにシェムリアップを訪れる際の「服装」と注意点
カンボジアのシェムリアップ旅行を検討している人は、ベストシーズンであっても、現地の気候・気温・天気に適した服装を選ぶことが大切です。基本的にシェムリアップでは乾季・雨季と問わず半袖短パンといった夏服の格好で観光できます。
ただし、雨季に訪れる場合は、雨を想定して防水性のあるジャケットや靴が役立ちます。急なスコールに備えて折りたたみ傘やポンチョを携帯するのがおすすめです。いずれの季節でも、日差しが強いので日焼け止めや帽子、サングラスを忘れないようにしましょう。
ベストシーズン問わず長袖(カーディガンやシャツ)を持っていくべき理由
確かにシェムリアップは暑いため夏服の格好でもかまいませんが、ホテルやレストラン内は冷房が効きすぎているときがありますし、寝室でも長袖を着た方が蚊よけ対策ができます。
また、シェムリアップは紫外線が強いため、長袖を着て観光することで日焼け対策にもなります。
シェムリアップ観光のベストシーズンにおすすめの旅行プラン
シェムリアップ観光のベストシーズンである乾季(11月~2月)は、日本を経つ前に計画をしっかり立てることでより充実した旅が実現します。
遺跡巡りは1日で終わらせるのがおすすめ
シェムリアップにはアンコールワット以外にもたくさんの遺跡群があり、それぞれ距離も離れています。そのため、ガイドブックや観光情報サイトに掲載されているすべてのスポットを回ろうとすると、それだけで丸2日かかってしまいます。
本当に行きたいところだけを回るよう、パートナーと一緒に考えて、見学する遺跡をピックアップしてください。
現地ツアーに参加して早朝のアンコールワットで日の出見学
早朝のアンコールワットは必見で、現地ツアーに参加することで日の出を見る特別な体験が可能です。同行するツアーガイドによって日の出の見学場所が違うようです。
市内観光は昼は市場とスパ体験、夜はナイトマーケットを楽しもう
昼間は涼しい場所での休憩を挟みながら、市場散策や高級スパでマッサージ体験をして楽しみましょう。スパは女性同士はもちろん、カップルにも大変人気があります。夕方以降はパブストリート周辺のナイトマーケットでの買い物や食事を楽しむのが定番です。
ベストシーズン中のシェムリアップのホテル予約の注意点
シェムリアップのベストシーズン中は観光客が増えるため、ホテルの予約は早めに行うことが大切です。特に11月から2月の乾季は人気が高く、アンコールワット周辺とパブストリート周辺の宿泊施設はすぐに満室になります。
カンボジアはホテルの宿泊料金が安いため、1泊5000円程度で屋外プール&朝食ビュッフェ付きのホテルを予約できます。おすすめはパブストリートまで徒歩で行けるホテルです。日中、夜とともにパブストリートとその周辺は何往復もすることになりますので、この辺りのホテルに泊まるのがおすすめです。
シェムリアップのベストシーズンと観光の混雑回避術
シェムリアップはベストシーズン中に観光客が集中するため、混雑を避ける工夫が必要です。アンコールワットやタ・プロームなどの人気スポットは、昼前後から夕方にかけて非常に混み合うため、早朝や夕方の訪問がおすすめです。また、日の出の時間帯はツアーの団体客が多いため、特に混雑が激しいです。少し早めに到着することで良い位置を確保できます。
また、観光客が少ない穴場スポットを訪れるのも良い選択です。例えば、ベンメリアやプリア・カンは比較的訪れる人が少なく、静かな環境で遺跡を楽しめます。移動手段としては、現地のトゥクトゥクを利用すると効率的です。ただしベンメリアは少し離れているのでタクシーでも良いでしょう。
まとめ:シェムリアップ観光はベストシーズンに関係なく楽しめる!
今回の記事では、シェムリアップのベストシーズンと遺跡巡りに最適な時期について紹介しました。この記事のポイントをまとめました。最後におさらいしましょう。
- シェムリアップ観光のベストシーズンは乾季(11月~2月)。
- トンレサップ湖の観光は雨季(5月~10月)がおすすめ。
- 雨季と乾季の特徴を理解し、目的に合ったプランを立てる。
乾季中の観光は天候が安定し、遺跡巡りに最適です。一方、雨季は緑豊かな景観やトンレサップ湖の自然が魅力です。自分の旅行スタイルに合わせたプランを選び、準備を万全に整えることで、シェムリアップの観光をより充実したものにしてください。