プノンペンからシェムリアップへの移動│バスと飛行機比較!
カンボジアの首都プノンペンから世界遺産アンコールワットのあるシェムリアップへ行くことを考えた場合、移動手段で迷っていませんか?どの方法が安くて便利なのか、時間はどのくらいかかるのか気になりますよね。
プノンペンからシェムリアップまでは基本的にバスか飛行機の選択肢がありますが、どちらが自分に合っているのかはなかなか判断がつきません。
そこで、今回はプノンペンからシェムリアップへ移動する際のバスと飛行機のメリット・デメリットを詳しく解説します。また、料金や予約方法、安全に移動するためのポイントも紹介します。
プノンペンからシェムリアップへの移動手段の選び方
プノンペンからシェムリアップへの移動には、主にバスと飛行機の2つの選択肢があります。カンボジア国内の飛行機はなぜかそれほど安くないので、バスを選択する日本人旅行者も少なくありませんが、快適さはやはり大きいく違いがありますので、旅行の目的や予算、スケジュールによって適した移動手段を考えてください。
バスでプノンペンからシェムリアップへ移動する魅力・メリット
カンボジアのプノンペンからシェムリアップは毎日多くのバス会社により長距離バスが運行しています。長距離バスは日中走るバスと、夜間出発の寝台バスがあり、いずれも費用を抑えた移動手段として、多くの旅行者に選ばれています。
バスでプノンペンからシェムリアップへ行くメリットは「安く行ける」に尽きる
プノンペンからシェムリアップのバス料金は10ドルから22ドル程度で、航空券と比較すると非常に経済的です。移動中にはカンボジアの田園風景や地元の生活を垣間見ることができます。窓からの眺めは、旅をより一層思い出深いものにしてくれるでしょう。
プノンペンからシェムリアップの移動で人気のバス会社
ジャイアントアイビスやメコンエクスプレスなどのバス会社は清潔で日本人旅行者も良く利用しており信頼できます。座席の快適さやWi-Fi、トイレ設備が整っているバスもあります。
プノンペンからシェムリアップへバス移動するデメリットと対策
一方で、プノンペンからシェムリアップにバスで移動する際、いくつかのデメリットと注意点があります。
以下では長距離バスのデメリットと対策を紹介します。
長時間移動による体調不良と対策
プノンペンからシェムリアップは東京ー名古屋間の距離があります。所要時間は5~6時間で、道中は舗装されていないガタゴト道を走る場面も多々あるため、普段車酔いしない人で体調不良をおこしてグロッキーになってしまうことも普通です。
一方で対策としては「寝台バスを利用する」に限ります。寝台バスは日本のそれとは異なり、シングルベッドが整備されているので、寝ることができます。深夜出発してひと眠りした朝方に到着するため、寝てしまえば酔うこともありません。
寝台バスを運行している有名なバス会社はヴィレック・バンサム・エクスプレスとラリータ エクスプレスです。ネット予約もできるので調べてみると良いでしょう。
長距離バス移動で知っておきたいトイレ事情
基本的にプノンペンからシェムリアップ行きの長距離バス・夜行バス・寝台バスにトイレはありません。途中に1~2回ほどトイレ休憩に立ち寄るので、そこで済ませることができます。
また、バス会社によっては食事休憩をとることもありますが、PAの食堂は衛生面がよくありませんので、ここで食事をするとバス車内でお腹を壊すかもしれないのでおすすめしません。
飛行機でプノンペンからシェムリアップへ移動するメリット
飛行機での移動は、プノンペンからシェムリアップへ最短の時間で到着できる選択肢です。所要時間はわずか40分なので、格安航空会社(LCC)でも十分我慢できます。快適さと時間の効率を重視する旅行者にとって飛行機は最適な手段となります。
プノンペン発シェムリアップ行き直行便の航空会社
プノンペン発シェムリアップ行き直行便の航空会社はカンボジア・アンコール航空とエアアジアの2社となります。航空会社が少ないためか、航空運賃が割高です。
プノンペン発シェムリアップ行の飛行機移動のデメリットは「高い」
航空券の価格は季節や予約時期によって大きく変動します。乾季の観光シーズンや年末年始、ゴールデンウィーク、お盆は高額になりやすいため、早めの予約がおすすめです。
また、プノンペン発シェムリアップ行き直行便の航空会社の料金相場は以下です。
◇カンボジア・アンコール航空:往復3万~5万円※片道は約半額
◇エアアジア:往復1万5000円~3万円※片道は約半額
プノンペンからシェムリアップまでの所要時間は40分しかありませんので、旅行者はエアアジアがおすすめです。
プノンペンからシェムリアップの移動で「バス」がおすすめの人
プノンペンからシェムリアップの移動で「バス」がおすすめの人は、以下の旅行者となります。
- 東南アジアのバス旅の経験がある人
- 自分でバスターミナルに行ってチケット手配できる人(オンライン手配)
- 車に酔わない自信がある人
- 滞在日数に余裕がある人
また、バス旅を成功させるポイントとしては、「バス運賃をけちらないで品質の高いバスを選ぶ」ことです。上記で紹介したバス会社はいずれも品質が高く、バス旅初心者の人でもそれほど窮屈に感じません。特に寝台バスは日本の夜行バスと比べても何倍も快適です。
プノンペンからシェムリアップの移動で「飛行機」がおすすめの人
一方でプノンペンからシェムリアップの移動で「飛行機」がおすすめの人は、基本的に「普通の旅行者」です。
- 旅行日数が1週間未満の人
- 東南アジア旅行に慣れていない人
- 車酔いの心配がある人
- 子どもやお年寄り同伴の人
といった人は素直に飛行機を選択してスムーズな移動を心掛けましょう。
プノンペンからシェムリアップへの移動方法まとめ
今回はプノンペンからシェムリアップへの移動方法について、バスと飛行機を中心にそれぞれのメリット・デメリットや比較、選び方のポイントを詳しく紹介しました。
この記事のポイントをおさらいしましょう。
- バス移動は費用が安く、現地の風景を楽しめる
- 飛行機の移動は短時間で快適に移動できる
- バス移動を選択する場合は寝台バスがおすすめ
- 飛行機移動を選択する場合はエアアジア(LCC)がおすすめ
カンボジアのプノンペンからシェムリアップへの移動が、より快適で思い出に残るものとなることを願っています。ぜひこの記事を役立ててください!