バンコク旅行の観光日数は何日が最適？【タイ】
日本人の東南アジア旅行において毎年渡航先No.1となるタイのバンコクですが、限られた日数でどのように楽しむべきか悩む人も多いのではないでしょうか。
ここでは「バンコク旅行の理想の観光日数は何日？」という疑問にお答えし、観光日数に合わせた具体的なモデルプランを紹介します。短期滞在でも満足度の高い旅行を実現するためのヒントを見つけてください！
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タイのバンコク旅行で最適な観光日数は何日？
バンコクの観光エリアは広範囲にわたるものの、BTSやMRTといった電車が市内を網羅しているので、事前に行く場所をしっかりと決めていれば、短期間でも十分市内観光を満喫できます。
しかし、それでも日本人旅行者は連休が短いので、なかなか海外旅行に踏み切れない人も多い様子です。そこで、以下では何日の観光日数があれば有意義なバンコク旅行をおくれるのかを具体的に解説します。
理想のバンコク観光日数は3泊5日。丸3日間滞在できる旅行プランを選ぼう
観光日数3泊5日のスケジュールでは、バンコクの主要な観光地を余裕を持って楽しむことができます。
初日は到着後に市内散策を楽しみ、2日目と3日目は寺院巡りやマーケット訪問、ショッピングを満喫できます。予算次第で高級スパ体験や現地ツアーに参加してアユタヤ観光もできるでしょう。
夜はチャオプラヤ川を遊覧するクルーズ船で素敵なディナータイムをお過ごしください。
バンコク旅行の観光日数は3泊4日でも満足度は高い！
5日間の旅程は仕事や家庭の事情で難しい方には3泊4日もおすすめです。往復の移動を考えるとバンコクを観光できるのは1.5～最大2日間となりますが、市内観光に重点を置き、寺院やマーケット、ショッピングモールなどを巡ることで十分満足できるはずです。
高級スパ体験や高級レストランを1度でも体験できれば、より特別な思い出となることでしょう。
3泊5日の観光日数で楽しむバンコク観光モデルプラン
3泊5日の観光日数があれば、バンコク市内を満喫しつつ郊外への日帰り旅行も可能です。以下は具体的なモデルプランの例です。
1日目：バンコク到着後の夜市散策
夕方に到着したらホテルにチェックイン後、人気のナイトマーケットで夕食と買い物を楽しみましょう。おすすめは「アジアティーク・ザ・リバーフロント」などの大型マーケットです。ニューハーフショーの「カリプソ」がある場所としても知られています。
2日目：バンコク市内観光と寺院巡り
午前中は「ワット・プラケオ」や「ワット・ポー」などの寺院を訪れ、午後は高級スパでリラクゼーション。夜はチャオプラヤー川のクルーズツアーに参加。市内を遊覧しながら素敵なディナータイムを過ごします。もしくはルーフトップバーで絶景を楽しむのも良いでしょう。
3日目：バンコク郊外への日帰り旅行
郊外観光ではアユタヤの遺跡や水上マーケットがおすすめです。バンコクからのツアーを利用すると効率的に巡ることができます。パタヤへ行く場合は1泊2日のスケジュールで現地でホテルを取るのがおすすめです。
4日目：バンコク市内でショッピングとリラックス
バンコク市内の観光エリアで高級スパもしくは高級レストランでタイグルメを体験し、ショッピングモールでお土産を購入します。「MBKセンター」や「サイアムパラゴン」などのショッピングセンターはあまりにも有名なので、滞在中1度は訪れたいです。
5日目：日本帰国前は朝のバンコク観光
最終日の朝は「エラワン廟」などの近場の観光地を訪れるのが良いでしょう。4つ星、5つ星ホテルに宿泊しているならば、チェックアウトぎりぎりまでホテルライフを満喫してください。空港へ行く前にシャワーを浴びたい人は高級スパを利用することで無料でシャワーできますし、数時間荷物を預けることもできます。
何日ならバンコク郊外へ行ける？観光日数3泊5日プランでアユタヤ＆パタヤ訪問も！
バンコク旅行3泊5日の観光日数があれば、郊外のアユタヤやパタヤに訪れることもできます。アユタヤはバンコクから列車や現地ツアーに参加することで簡単にアクセスでき、日帰りで世界遺産の遺跡巡りができます。丸一日アユタヤで過ごすのであれば、遺跡見学以外にも象乗りや水上マーケット観光もできます。
一方、ビーチリゾート地として有名なパタヤは、バンコクから3時間弱。また、パタヤは夜観光が楽しいので、できれば現地で1泊滞在が推奨です。日中はパタヤ水上マーケットやビーチ散策、夜は最大の繁華街のウォーキングストリートやビーチロードを歩くのが良いでしょう。
観光日数3泊4日でも満喫できる！バンコク観光のおすすめルート
バンコク旅行3泊4日の観光日数では、主にバンコクの市内観光に焦点を当てることがポイントです。
スケジュールを考えるコツとしては、ガイドブックの定番スポットをひたすら回るのではなく、「本当に興味がある観光スポット」を選ぶことと「タイらしい特別な体験」ができる時間を考えて旅程を組むと良いでしょう。
1日目：バンコク到着後の夕食とショッピング
バンコク到着後、「ターミナル21」などのショッピングモールで食事と買い物を楽しみます。「MBKセンター」や「サイアムパラゴン」もおすすめです。
2日目：バンコク市内の寺院巡りとマーケット散策
「ワット・アルン」や「ワット・ポー」を訪れた後、「チャトチャック・ウィークエンドマーケット」でタイならではの雑貨やお土産を購入します。午後は高級スパや高級レストランでタイグルメを体験しましょう。高級といっても学生でも十分可能な予算ですのでご安心ください。
3日目＆4日目：観光スポット巡りとナイトライフ
「ジム・トンプソンの家」や「バンコク芸術文化センター」を見学し、夜は「ルブアホテル」のルーフトップバーで夕食を堪能しましょう。「アジアティーク・ザ・リバーフロント」へ行くなら夕方以降が良いでしょう。多くの旅行パッケージでは、この日の深夜の便で帰国します。
バンコク旅行の観光日数に応じた費用目安と節約術
バンコク旅行の適切な予算は日数と目的によって異なります。滞在日数ごとに費用の目安を把握し、効率的に旅行を楽しむための節約術を覚えておきましょう。
3泊4日の旅行費用の目安
3泊4日のバンコク旅行では、宿泊費、食費、観光費用を含めて一人あたり約7万円前後が目安です。宿泊施設を中級ホテルにすることで、快適さとコストのバランスを保てます。
3泊5日の旅行費用の目安
3泊5日であれば、観光地巡りやアクティビティを追加できるため、費用は約7〜10万円程度が一般的です。郊外への日帰りツアーや高級スパを利用する場合、1〜2万円程度加算するつもりでいましょう。予算をオーバーしたくない場合は食事やお土産、ホテルを少しグレードダウンすると良いでしょう。
バンコク旅行では観光日数が何日かより何をして過ごすかが重要
バンコク旅行の満足度は、日数よりも計画内容に大きく依存します。観光日数が短くても、しっかりとしたプランを立てれば、満足度の高い旅行が実現します。
充実したバンコク旅行のプランを作るポイント
- 目的を明確にする: 寺院巡り、ショッピング、高級スパ、ナイトライフなど、自分が何を楽しみたいのかを明確にします。
- 移動時間を考慮する: 渋滞が多いバンコクでは、効率的な移動計画が重要です。Grab、タクシー、トゥクトゥク、徒歩を上手に使い分けましょう。駅から徒歩圏内のスポットしか行かないのも有効な手段です。
- アクティビティを厳選する: すべてを詰め込まず、メリハリをつけた計画を心がけましょう。せっかくの南国旅行なので、時間を持て余すくらいのスケジュールがちょうどいいです。
バンコク旅行の観光日数が短い場合は現地ツアーの参加がおすすめ
バンコク滞在の観光日数が限られている場合、現地ツアーを利用することで効率的に観光スポットを回ることができます。しかし、現地ツアーによってはコスパが悪いものも少なくありませんし、自力で簡単に行ける・体験できることはわざわざ現地ツアーに参加する必要もありません。
バンコク旅行の現地ツアーのメリット
- ガイド付きで観光地の背景や歴史を学べる。
- 移動やチケット購入の手間が省けるため、時間を有効に使える。
- 人気スポットを効率よく巡ることができる。
おすすめのツアー例
- アユタヤ日帰りツアー: 世界遺産の遺跡巡りがメインのツアーです。
- 水上マーケットと象乗り体験ツアー: 自力ではなかなか行けない場所・体験が可能です。
- 料理教室：ニッチなツアーですが、参加者の満足度はかなり高め。団体におすすめ。
まとめ：バンコク旅行は何日にする？観光日数は5日間が理想
タイ・バンコク旅行の日数は旅行者の目的や興味によって異なりますが、5日間が理想と言えます。しかし、観光日数が限られている場合でも、効率的かつ特別な時間を体験できるプランを組み立て、現地ツアーを活用することで、満足度の高い旅行が実現します。事前にできるだけ具体的に計画を立て、バンコクの魅力を存分に楽しみましょう。
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。