バンコク観光「服装」紹介!男性女性のタイのマナー注意点


バンコクは年間を通して気温が高く、日本とは異なる気候や文化に合わせた服装を選ぶことが重要です。とくに寺院観光や高級レストランでのドレスコード、乾季や雨季の服装対策など、事前に知っておくべきポイントが数多くあります。
ここではバンコク観光での服装のマナーや季節別の服装の選び方、注意点などを詳しく解説します。
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タイのバンコク観光での服装マナーとは?寺院と高級レストランのドレスコード
バンコクは観光地として世界的に人気の都市ですが、タイの文化や宗教的背景を理解した上で適切な服装を選ぶことが大切です。
とくに格式の高い寺院や高級レストラン、ナイトバーといった場所では、服装マナーに厳しいルールがあることも少なくありません。
寺院訪問時の服装ルール
バンコクの寺院では、肩や膝が露出する服装は基本的にNGとされています。ワット・プラケオやワット・ポーなどの格式の高い寺院では、入口で服装チェックをする警備員がいることも多く、短パンやタンクトップ、ミニスカートだと入場禁止となります。
男性は半袖やシャツと長ズボン、女性はロングスカートやワンピースを着用すれば問題ありません。また、寺院内では靴を脱ぐことが求められるため、脱ぎやすい靴を選ぶのもポイントです。
高級レストラン&フレンチ&ナイトバーでのドレスコード
バンコクにはミシュランなどの高級レストラン、高級フレンチが数多くありますが、こうした場所ではドレスコードが設けられていることも多いです。また、高級ナイトバー・スカイバー、5つ星ホテル内のレストランバーなども服装に注意が必要です。
上記のお店では基本的にスマートカジュアルな服装が求められます。バンコク市内のお店はいずれも旅行者が多いので、襟付きシャツやジャケットなどは求められることはほぼないので、過度に気にする必要はありません。女性はワンピースやブラウスとスカートの組み合わせが適しています。
短パンやビーチサンダル、スポーツウェアなどのカジュアルすぎる服装は、このような場所ではドレスコードに引っかかるため入店できない可能性があります。

【季節・気候別】乾季と雨季に適したバンコク旅行の服装ガイド
タイのバンコクの気候は乾季(11月~5月)と雨季(6月~10月)に分かれ、それぞれの季節に適した服装を選ぶことで快適に過ごすことができます。また、3月、4月、5月は暑季と呼ばれ、1年の中で最も暑い時期となります。
バンコクの乾季(11月~5月)の服装
乾季はバンコク旅行のベストシーズンとされ、湿度が比較的低く、過ごしやすい気候です。日中の気温は30度を超えることが多いため、薄手で通気性の良い服装が適しています。
綿やリネン素材のTシャツやポロシャツ、ショートパンツやスカートが快適ですが、紫外線が強いため、日焼け対策として帽子やサングラスを持参すると良いでしょう。
夜間は若干涼しくなることもあるため、屋外でのナイトマーケットやディナークルーズを楽しむ場合には、薄手のカーディガンを持っていくと便利です。
バンコクの雨季(6月~10月)の服装
雨季はスコールが頻繁に発生するため、濡れてもすぐ乾く素材の服が便利です。ポリエステル素材の速乾Tシャツや薄手のナイロンジャケットなどが適しています。また、滑りにくいサンダルや防水仕様のスニーカーを履くことで、急な雨にも対応しやすくなります。
雨が降ると道路が滑りやすくなるため、歩きやすい靴を選ぶことが大切です。折りたたみ傘や軽量のレインコートを持ち歩くことで、急なスコールにも対応できます。旅行者を見てみると、ビーチサンダルを履いている人も見受けられますが、ビーサンは滑りやすいので町中の移動には不向きです。

バンコクのツアーやアクティビティに適した服装は?
バンコクには観光スポットが多く、市内観光やナイトマーケット巡り、水上マーケットツアーなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。
それぞれのシチュエーションに適した服装を選ぶことで、快適に観光を満喫することができます。とくにバンコクは年間を通して気温が高いため、服装選びが重要になります。
バンコク市内観光に適した服装
バンコクの市内観光は、ワット・アルンや王宮エリアなどの歴史的建造物を巡るものが中心となります。そのため、快適に歩ける服装が求められます。
男性は通気性の良いTシャツやポロシャツと薄手のロングパンツが適しており、女性もワンピースや軽量のパンツスタイルがおすすめです。足元はスニーカーやスポーツサンダルを選ぶと、一日中歩いても疲れにくいでしょう。
バンコクの市内は冷房が効きすぎている場所が多いため、ショッピングモールやカフェに入る予定がある場合は、軽めのカーディガンや薄手のストールを持参すると便利です。
バンコクの水上マーケット巡りに適した服装
バンコク郊外にあるダムヌンサドゥアック水上マーケットやアンパワー水上マーケットでは、ボートに乗ることが多く、動きやすく濡れても問題ない服装が適しています。
足元は防水性のあるサンダルやウォーターシューズが最適で、スニーカーを履く場合は濡れないように防水スプレーを使うと良いでしょう。
バンコクのナイトマーケットやナイトクルーズに適した服装
バンコクのナイトマーケットやチャオプラヤー川でのディナークルーズを楽しむ際は、昼間よりも少し落ち着いた服装を意識するのがおすすめです。
ナイトマーケットでは、動きやすく通気性の良い服装が適しており、軽めのジャケットやストールを羽織るとおしゃれな雰囲気を演出できます。一方、ディナークルーズではカジュアルな服装よりも雰囲気を演出するため、ほんの少しだけ綺麗なワンピースやブラウスを選ぶと場に馴染みます。

男性向け|バンコク観光の服装マナー&おすすめアイテム
バンコク旅行中、男性は半袖短パン、サンダルといったラフな服装を選びがちですが、寺院や高級レストラン、ナイトバーなど場所によってはもう少しフォーマルな服装が求められることがあります。
また、高級ホテル内は客室も含めて冷房がかなり効いているので、上から羽織れるものがあると便利です。サンダルやスニーカーは市場でも気軽に買えますし、滞在中のみ履いて、日本に帰国する際はホテルに捨て置くのも良いでしょう。
女性向け|バンコク旅行で快適な服装とファッションのポイント
バンコク旅行中、女性はワンピースでもかまいませんが、ノースリーブだと寺院観光で制限があったり、レストランやカフェなど室内スポットで肌寒く感じることもあります。ストールを持っていくといいかもしれません。
また、バンコク在住のタイ人は普段からバイク移動が多いため、ひらひらしたスカートはあまりはきません。日本人がスカートをはいて市内観光すると、考えている以上に目立つので、ひったくりやナンパなどのターゲットにされやすいので注意してください。ショッピングや市内散策では、ゆったりしたシルエットのパンツや、軽量なロングワンピースが快適です。

まとめ:バンコク観光前に服装と持ち物をチェック!
バンコク旅行の服装を考える際、服装だけでなく持ち物にも注意を払うことで、より快適な旅行が実現します。日差しが強いため、日焼け止めや帽子、サングラスなどを持参し、雨季の場合は折りたたみ傘やレインコートも必須です(現地のコンビニでも調達できます)。
バンコク旅行に旅立つ前にしっかりと現地の天気を確認しつつ、訪れる場所により持参する服装を決めるようにしてください。