バンコク旅行で足裏マッサージは危険?絶対おすすめしない訳
バンコク旅行で楽しみにしていたはずのタイ式足裏マッサージが、思わぬトラブルにつながることもあります。
「強く押されすぎて歩けなくなった」
「翌日足が腫れて歩ける状態じゃない」
「お店選びを間違えて後悔した」
ネット上には、こうした体験談も少なくありません。
せっかくのバンコク旅行での癒しタイムが、逆に苦痛になるのは避けたいところ。
そこで、ここではバンコクの足裏マッサージに潜むリスクや、信頼できるお店を選ぶためのコツを体験談と共に詳しく解説します。
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バンコクの足裏マッサージは危険って本当?噂の真相を解説
タイのバンコクといえばマッサージ天国。その中でも足裏マッサージは人気の高い施術ですが、「危険」と言われる背景にはいくつかの理由があります。特に初めて体験する人は、思った以上に強い刺激に驚くことがあるかもしれません。
まず注目すべきなのは、施術者の技術や知識のばらつきです。タイでは数日の短期研修のみを受けた未熟なスタッフが施術を担当している店舗が多く存在し、彼らが間違った力加減やツボを押してしまうと、内出血や神経痛、歩行困難に陥るケースがあります。
実際、SNSや口コミサイトでは「足がパンパンに腫れてしまった」、「足の裏が痛くて歩けない。ホテルで1日中寝込んだ」という投稿も見られます。また、これらは決して稀な事例ではありません。特に筋肉が凝っている部分に強く圧をかけると、神経に過度な刺激が加わり、痛みが長引く原因となるのです。
また、バンコク市内の観光地周辺では、観光客向けに「安さ」を売りにした店舗が多く、1時間100バーツ台などの格安料金に惹かれて入ってしまう人も多いですが、技術の面で問題がある店舗が少なくありません。
足裏マッサージで痛みや不調?実際の体験談とおすすめしない理由
バンコク旅行の道中、足裏マッサージ後に不調を感じるケースは思いのほか多く、中には帰国まで引きずる深刻なトラブルも存在します。ある日本人旅行者の体験談では、スクンビット周辺のマッサージ店で「安マッサージ店の足裏マッサージ」を受けたところ、痛みに耐えられず途中で中止したそうです。
しかし、既にツボを強く刺激されていたため、翌日から足の甲が腫れ、足裏が歩くのもつらい状態になってしまいました。ホテルのベッドで丸一日休む羽目になり、その日の観光はキャンセル。大切な滞在時間を無駄にしたと語っています。
足裏は第二の心臓とも言われ、数多くのツボ(反射区)が集中しています。それだけに刺激に対する反応が大きく、受け手の体調や体質によってはダメージとなって現れるのです。とくに旅行中で疲れが溜まっていると、筋肉がこわばっており、痛みに対して敏感になります。
注意すべきは、痛みを我慢してしまうこと。「本場だから強くて当然」と思って施術中に我慢してしまうと、後々痛みが悪化することも。違和感を感じたら、すぐに施術者に伝えて調整してもらうことが重要です。
また、糖尿病や高血圧、妊娠中の方は特に注意が必要です。ツボへの刺激が内臓や血流に影響を及ぼす可能性があるため、自己判断で受けるのは避け、必ず医師に相談しましょう。
バンコクの足裏マッサージ店に多い施術トラブルとは。やっぱりおすすめできない!
バンコク旅行で楽しみにしている足裏マッサージは、一見リラックスできる施術に思えますが、上記で挙げた事例のように、トラブルに遭うことも少なくありません。バンコクの観光地エリアや繁華街周辺では、技術力の低い施術者による事故や不快な体験が報告されています。
バンコク中心部では、格安の足裏マッサージが名物のようになっているため、観光客がマッサージ中に「痛い」と伝えたにもかかわらず、施術者がふざけ半分で押し続けるというケースがよくあります。
また、その他にも格安の足裏マッサージ店を利用したことで、
「リクエストしたメニューと違う内容だった」
「基本料金は安かったが、その3倍のチップを請求された」
「個室でセクハラされた」などの声もあり、単なる施術トラブルにとどまらず、安心・安全面でも課題を抱える店舗が一部存在しています。
スクンビットなどバンコク市内の足裏マッサージ密集エリア
バンコクで足裏マッサージを体験するなら、どこに行くのがよいのでしょうか。観光客向けのマッサージ店が集中している「密集エリア」を知っておけば、旅行中の予定に組み込みやすくなります。
まず筆頭に挙げられるのが「スクンビット通り(Sukhumvit)」です。BTSのアソーク駅からプロンポン駅にかけてのエリア(特にSoi 11〜39あたり)には、ローカルのマッサージ店から高級スパまで数多くの施設が集まっています。夜遅くまで営業している店舗も多く、観光やショッピングの合間に立ち寄りやすい点も魅力です。
次に「シーロム通り(Silom)」や「サイアム周辺(Siam)」もおすすめです。ビジネス街とショッピングエリアが混在するこの地域では、比較的清潔で価格もリーズナブルな店が見つかります。
また、チャイナタウン(ヤワラート)周辺にも、古くから営業する老舗の足裏マッサージ店が点在しています。観光のついでにローカルな雰囲気を味わいたい人に向いています。
どのエリアでも注意すべきは、見た目の清潔さだけで判断しないこと。施術台の清掃状態、スタッフの対応、メニュー表記の明瞭さなども確認し、納得できる店を選びましょう。
バンコクで足裏マッサージを受けたいならスパに行く。店舗選びのコツ
もしバンコクで本格的な足裏マッサージを安全に楽しみたいなら、外国人旅行者向けのスパ施設を利用するのがおすすめです。高級スパであれば、施術者の教育レベルや衛生管理、施設環境が整っているため、トラブルに遭う可能性がぐっと減ります。
スパでは施術者の高い技術が標準化されており、メニューや料金、施術内容も明確です。足裏マッサージも通常、アロマオイルを用いた穏やかな施術が中心で、痛みを伴うような刺激は避けられています。
また、リラクゼーションを目的とした空間設計や、施術後のハーブティー、タオルの香り、落ち着いた照明、無料サウナ&シャワーなど、五感を通じて癒される配慮と旅行者寄りのサービスが行き届いています。
まとめ:バンコクの足裏マッサージを安全に受けるためのポイント
バンコク旅行で足裏マッサージを体験するのは、一つの観光アクティビティとしてとても魅力的です。ただし、身体に直接アプローチする行為であり、東洋医学では全身のバランスを整える重要な医療行為となります。
そのため、まずは事前の店舗情報収集をしっかりと行いましょう。レビューやクチコミ、料金表示などをチェックし、技術力が安定したスパを選ぶことで、リスクを最小限に抑えることができます。
タイ旅行をさらに充実させるために、リスクを知ったうえで賢くマッサージを楽しんでください。それが、満足度の高い旅の一助になるはずです。