タイ旅行向けスマホアプリ特集【日本でダウンロード推奨】
タイ旅行を計画している人は、現地での移動や言葉の壁などの不安を感じていませんか?
「現地で迷子にならないかな」
「タイ語が全くわからないけど大丈夫?」
「バスやタクシーの乗り方もよくわからない…」
そんな悩みを解消してくれるのが、スマートフォンの旅行アプリです。
ここではタイ旅行中に使える便利なアプリをジャンル別に紹介します。事前に日本でダウンロード&インストールしておくことで、現地でのトラブルやストレスを回避し、快適な旅を楽しめるようになります。
当サイト「タビスパ」はタイ旅行者向けのスパ・レストラン・現地ツアーの予約サイトです。現地観光情報も随時更新しているので、ぜひ旅の道中にご利用ください。
タイ旅行で使える便利なアプリとは?必携のスマホツールを紹介
タイは東南アジア諸国の中では観光インフラが整った国ですが、土地勘のない観光客にとっては「どこに行けばいいのか」、「どう移動すればいいのか」と迷う場面も多いです。そんな時に役立つのが、スマートフォンの旅行アプリ。旅行前にスマホに入れて使えるようにしておけば、現地での行動が驚くほどスムーズになります。
まず旅行初心者にも必須といえるのが、「地図アプリ」、「翻訳アプリ」、「配車アプリ」の3種類です。タイ語が分からなくても、翻訳アプリがあればレストランのメニューも理解できますし、目的地の地名が読めなくても地図アプリを使えばすぐに現在地とルートを確認できます。
特にタイ語のような通常のローマ字綴りではない国の場合、文字を読んで意味を予想することができません。そんなときに画像翻訳アプリは必須と言えるでしょう。
また、配車アプリを使えば、タイ特有の「流しのタクシー」の料金交渉や行き先の説明をせずとも、アプリ上ですべて完結できるため、安心して移動ができます。
注意点としては、スマホアプリはネット環境が必要なケースもあるので、ポケットWi-Fiや現地SIMのいずれかを調達しておくことをおすすめします。
タイの配車アプリ「Grab」と「Bolt」の使い方と違い
タイでは配車アプリが広く普及しており、特にバンコクの都市部では旅行者にとっても移動手段として欠かせない存在です。代表的なアプリが「Grab(グラブ)」と「Bolt(ボルト)」。どちらもスマホ一つで車を呼べて、行き先もアプリで指定できるため、タイ語が話せなくても安心して利用できます。
Grabはタイ国内だけでなく、東南アジア全域で使われている配車アプリです。スマホのアプリ画面上でドライバーの顔や評価、車種や料金、目的地までのルート、到着時間を事前に確認できます。目的地までの料金が最初から明示されているため、通常のタクシーと違いぼったくりの心配もありません。また、クレジットカードを登録しておけばキャッシュレス決済も可能です。加えて、バイクタクシーやフードデリバリーなどの機能も備わっており、利便性は非常に高いです。
一方、Boltは比較的新しいアプリですが、Grabよりも料金が安いことが多く、コスパを重視したい人におすすめです。支払い方法は現金払いが主流で、シンプルな操作性が特徴。特に都市部では多くのドライバーが登録しており、Grabよりも早く配車できることもあります。
日本人旅行者はBoltより「Grab」がおすすめの理由。日本で設定をしておこう
Boltは現地在住者向けの配車アプリとなり、使用する際はタイ現地の携帯電話番号の認証が必要となります。一方でGrabは日本の携帯電話番号を日本にいるうちに登録してインストールしておけば、現地のネット環境下で使用することができます。Grabは東南アジアのどの国でも使えるので、スマホに入れておけば非常に便利ですよ。
タイで配車アプリを使うときの注意点|タクシー移動で必須!
配車アプリは便利な反面、利用時にはいくつかの注意点があります。知らないでタイ現地に降り立つと、最悪配車アプリが使えなかったり、ドライバーとトラブルになることがあるので覚えておくようにしましょう。
1.目的地はしっかりと確認。追加料金を請求されることも
まず一つ目は、目的地の設定ミスです。アプリで目的地を選ぶときは、検索窓に文字入力するか、地図上で手動でピンを設置します。どちらのケースでも目的地の表記は必ず確認しましょう。特にバンコクでは同じ名前の通りや施設が複数存在する場合があり、間違った場所に設定してしまうと遠回りになったり、到着後に追加料金が発生することもあります。
2.ドライバーの顔や車両ナンバーを確認する
ピックアップポイントではアプリに表示された車種やナンバーを確認し、乗る前にドライバーの顔写真と一致しているかをチェックしましょう。別の車が到着して「Grabだ」と主張するケースや、Grabドライバーが登録車両とは別の車で来る可能性もあります(規約違反なので断って大丈夫です)。
3.深夜&雨天時は流しのタクシーの方が便利なケースもある
深夜や雨天時は配車需要が急増し、待ち時間が長くなったり料金が通常より高騰する「サージプライシング」が発生します。時間に余裕をもって行動するか、BTSやバスなどの公共交通機関を併用するのもおすすめです。
翻訳アプリで快適な観光を!タイ語が話せなくても安心
タイ旅行中にもっとも困るのが「言葉の壁」です。看板やメニュー、ちょっとした会話まで、すべてがタイ語で書かれていると戸惑ってしまいますよね。そんな時に頼れるのが翻訳アプリです。中でも「Google翻訳」は無料で使えるスマホアプリの中では非常に優秀で、旅行者の強い味方になります。
Google翻訳は、テキスト翻訳・音声翻訳・カメラ(画像)翻訳の3つのモードがあり、レストランでの注文時やタクシーの行き先を伝えるときなど、あらゆるシーンで活躍します。特に便利なのがカメラ(画像)翻訳機能です。メニューや看板をカメラで映すだけで、リアルタイムに日本語へ翻訳してくれるので、文字が読めなくても内容がすぐに理解できます。
さらに、アプリ内で「言語データ」を事前にダウンロードしておけば、オフラインでも利用できるため、Wi-Fiが使えないエリアやSIMが繋がらないときでも安心です。タイ語は発音も難しいですが、Google翻訳には発音機能もあり、現地の人に聞かせるだけで通じることもあります。
他にも「Papago」や「Microsoft Translator」などの翻訳アプリもありますが、Google翻訳は操作が直感的で対応言語も多く、評価が非常に高いです。旅行初心者であっても、迷わず使える便利さがあります。
スマホアプリ「Google翻訳」の注意点。日本で言語をダウンロードしておこう
スマホアプリのGoogle翻訳はオフラインで使えるのが非常に便利です。ただし、オフラインで使うためには、事前に指定の言語のダウンロードが必要です。最低でも日本語とタイ語、できれば英語もダウンロードしておきましょう。通信&データ容量が大きいので、日本にいるときにダウンロードしておくべきと言えます。
バンコク観光に便利な地図&バス案内アプリ
バンコクは鉄道(BTSやMRT)とバス、タクシーが発達しており、観光にも便利な都市ですが、移動手段が多いゆえに迷うこともあります。そうしたときに活躍するのが、地図と交通案内に強いアプリです。
最もおすすめなのは「Googleマップ」です。バンコク市内のほぼすべての交通機関に対応しており、電車の路線図、バスのルート、移動時間、混雑状況まで細かく表示されます。目的地を入力すれば、徒歩や電車、バス、車などのルートを比較し、目的地までのルートを示してくれます。
バス移動に特化したアプリとしては「ViaBus」が便利です。路線バスの現在地や到着予測時刻を表示してくれるので、混雑するバンコクでもバス利用が快適になります。バスは料金が安く、観光地にもアクセスしやすいため、使いこなせれば旅の幅がぐんと広がります。
タイ旅行中に役立つデータ通信とWi-Fi管理アプリ
快適なタイ旅行を実現するには、インターネット環境の確保が欠かせません。地図、翻訳、配車、予約すべてのアプリは基本的に通信が必要になるため、旅行前からデータ通信やWi-Fi環境を準備しておくことが重要です。
現地でSIMカードを使う人には「My AIS」や「DTAC」など、タイの通信キャリア公式アプリの利用がおすすめです。これらのアプリでは、SIMの残りデータ量や有効期限の確認、リチャージ(チャージ)も簡単に行えます。旅行者向けのプランも用意されており、空港でSIMを購入すれば、そのままアプリで管理できます。
また、複数のWi-Fiに接続する場合や、データ使用量を節約したい人には「WiFi Map」などの無料Wi-Fi情報共有アプリも便利です。周辺のWi-Fiスポットを表示し、パスワード情報が共有されていることもあるため、レストランやカフェ選びにも活用できます。
ホテルのWi-Fiも利用できますが、混雑時には通信が遅くなることもあるため、データプランを併用すると安心です。特にGrabやGoogleマップは外出時の使用頻度が高いため、旅行中ずっとネットに繋がっている状態が望ましいです。
データ通信が不安な方は、日本でレンタルできるモバイルWi-Fiを持っていくのも一つの方法です。電池持ちや通信容量を確認して、自分に合った方法でネット環境を整えましょう。
タイ旅行のホテル予約に便利なアプリ
タイ旅行の現地ホテルの予約アプリとして人気なのは「Agoda」と「Booking.com」などがあります。
AgodaとBooking.comは、宿泊施設の予約に強く、価格比較やキャンセルポリシーも明確に記載されています。特にAgodaはタイ国内の物件数が豊富で、バンコク、チェンマイ、プーケット、アユタヤなど、あらゆる地域のホテルを網羅しており、日本人宿泊者の口コミも数多く確認することができます。
タイ料理や観光地レビューが見られる人気口コミアプリ
タイに到着して「今日はどこでご飯を食べよう?」と迷う瞬間、ありますよね。現地での食事選びや観光地選びに失敗しないために、役立つのが口コミアプリです。「TripAdvisor(トリップアドバイザー)」と「Googleマップのレビュー機能」は、リアルな現地の声をもとに選択できる便利なツールです。
TripAdvisorでは、世界中の旅行者が残した口コミを閲覧できるだけでなく、評価順やジャンル、エリアでの絞り込み検索も可能。タイ料理のローカル屋台から高級レストランまで幅広く掲載されており、実際に訪れた人の写真付きレビューで雰囲気もつかめます。
Googleマップでも、レストランや観光地の評価・レビューが非常に充実しています。地図上から近くの人気スポットを見つけたり、混雑時間帯、価格帯、現地の人と観光客どちらに人気かなど、細かな情報も取得できます。
口コミアプリは、思わぬ“当たり”の店を発見する手助けになるだけでなく、観光スポットでも「時間を無駄にしない」ための強力な情報源となります。食べる楽しみや見る楽しみをもっと充実させたい人には、事前インストールをおすすめします。
タイ旅行者に人気の通貨換算&料金比較アプリ
旅行中、買い物や食事の支払い時に「これって日本円でいくらだろう?」と悩むことは多いですよね。そんなときに便利なのが、通貨換算アプリや料金比較アプリです。特に「Currency」「XE Currency」「Googleレンズ」などが旅行者に好評です。
「Currency」や「XE Currency」は、リアルタイム為替レートで即時換算できるほか、オフラインでも使える機能があり、ネット接続がないときでも便利です。使い方も簡単で、タイバーツと日本円をセットし、金額を入力するだけで正確なレート換算が可能です。
Googleレンズを使えば、商品に記載された価格タグをカメラで読み取るだけで、換算された日本円価格が即座に表示されます。特にスーパーやコンビニ、露店などでの買い物で素早く確認でき、時間の節約にもなります。
日本出発前にダウンロードすべきタイ旅行アプリまとめ
ここまで紹介してきたように、タイ旅行に便利なアプリは数多くあります。しかし、現地についてからダウンロードしようとしても、Wi-Fi環境がない、日本の携帯番号やメール認証が必要、アプリの更新に時間がかかる…といったトラブルに見舞われることもあります。そのため、日本出発前にしっかりと準備しておくことが大切です。