バンコクのベストシーズンとは？乾季と雨季の観光完全ガイド
バンコク観光を計画しているけど、いつ行くのがベストなのか悩んでいませんか？雨季でも楽しめるのか、乾季の観光が最適なのか疑問ですよね。
ここでは、タイのバンコクのベストシーズンを解説するとともに、乾季と雨季の違いや、それぞれの時期に最適な観光方法を詳しく紹介します。
この記事で分かることと結論
- バンコク旅行のベストシーズンは観光目的によって異なる
- 一般的に屋外観光であれば、11月から2月がベストシーズン
- バンコク市内の観光に特化すれば3月から5月の暑季もベストシーズン
- 雨季でも工夫すれば観光が可能
タイのバンコク旅行のベストシーズンはいつ？
タイのバンコクのベストシーズンは乾季である11月から5月にかけてです。この時期は雨がほとんど降らず、気温も30度前後と観光に最適な気候です。特に11月から2月はバンコクの人気観光地を快適に楽しむことができるため、多くの観光客が訪れます。
一方で、乾季は観光客が増えるため、航空券やホテルの料金が上昇することが多いです。バンコクのベストシーズンに旅行する場合は、早めの予約が重要です。
旅行の目的やスタイルに合わせて最適な時期を選ぶことが、楽しいバンコク旅行を実現する鍵となります。
バンコクのベストシーズンと乾季と雨季の違いを徹底解説
タイのバンコクは典型的な熱帯気候となるため、年間を通じて雨がほとんど降らない乾季と、1日数回のスコールが降る雨季に区別することができます。
バンコクの乾季は11月から5月にかけてで、降水量が少なく、観光に最適な時期です。特に12月や2月はバンコクでも比較的涼しい日が続き、屋外観光がしやすいです。一方で、雨季は6月から10月ないし11月で、スコールと呼ばれる短時間の激しい雨が頻繁に発生します。
雨季にバンコクを訪れる際は、スコール対策が必要ですが、観光スタイルを変えることで雨季でも楽しめる観光が可能です。
バンコク旅行のベストシーズンでもある「暑季」とは？3月、4月、5月
バンコクの乾季は上述したように11月から5月となり、観光のベストシーズンとなります。しかし、ネットで情報を拾っていると、「3月、4月、5月はあまりおすすめしない」と言われていますね。
3月、4月、5月は乾季の中でも「暑季」と呼ばれ、1年の中で最も暑い期間となります。しかし、筆者からすると、乾季の季節となるため雨の心配はほとんどなく屋外観光できるため、雨季に旅行するよりも断然観光のベストシーズンと言えます。
しかも、バンコク市内であればショッピングセンターやモール、博物館、スパ＆マッサージなど屋内施設が多々あるため、暑季でもまったく気になりません。アユタヤ方面に向かう際は紫外線対策は怠らないようにしてくださいね。
ベストシーズンから考えるバンコク観光に最適な時期の選び方
バンコク観光の最適な時期、およびベストシーズンは旅行の目的によって異なります。初めてのタイやバンコク旅行で、観光スポットをじっくり巡りたい場合は、雨が少なく天候と気温が安定している乾季（11月〜5月）が理想で、特にアユタヤやパタヤといった遠方も含めて遺跡巡りや寺院観光、野外イベントに参加する際は、11月～2月の間がベストシーズンと考えられます。
一方、バンコク旅行に掛かる費用を抑えたい場合や混雑を避けたい場合はオフシーズンに行く必要があるので、雨季（6月～10月or11月）がベストシーズンとみなされます。上述したように雨が降っても工夫次第でいくらでもバンコク観光は楽しめるので、それほどの心配は必要ありません。スコールを避けつつ、室内の観光スポットやスパ、ショッピングを中心に楽しむと良いでしょう。
バンコク旅行のベストシーズン：乾季（11月〜2月）に行くおすすめ観光スポット
乾季はバンコク観光のベストシーズンとして、ガイドブックでも定番の観光スポットをじっくり楽しむことができます。この時期のバンコク旅行でおすすめの観光地は、バンコク市内の有名な寺院や歴史的な遺跡です。特に「ワット・アルン」や「アユタヤ遺跡」などの寺院巡りは、乾季ならではの気候の快適さを存分に楽しむことができます。
また、川沿いのリバークルーズや夜市など、夜でも快適に過ごせるアクティビティも豊富です。乾季の晴れた日には、バンコクの壮大な景色を楽しむためのルーフトップバーも人気の観光スポットです。
バンコクから日帰り観光できる「パタヤ」
パタヤはバンコクから約2時間の距離にあり、タイの人気観光地として知られています。ビーチやアクティビティが豊富で、家族連れやカップル、バックパッカーにもおすすめです。以下はパタヤの主要な見どころです。
パタヤビーチ、ウォーキングストリート、サンクチュアリー・オブ・トゥルース、水上市場など、ビーチ以外の観光スポットも盛りだくさんです。
バンコク旅行のベストシーズン：暑季（3月〜5月）に行くおすすめ観光スポット
バンコク旅行のベストシーズンの中でもゴールデンウィーク期間を含めた暑季（3月〜5月）に観光計画をしている人は、アユタヤなどの遠方ではなく、バンコク市内観光を集中して楽しむのがおすすめです。
ジム・トンプソンの家、MBKセンター、アイコンサイアム、バンコク国立博物館、シーライフ・バンコク・オーシャン・ワールド、アジアティークなどがおすすめです。
バンコク旅行では南国スパを満喫！2～3時間のパッケージコースを格安で堪能！
東南アジアのバンコクではスパ＆マッサージもおすすめです。バンコクは乾季雨季問わず日中は30度を超えるため、バンコク市内にある高級スパでリラクゼーションを満喫するのが良いでしょう。
高級スパといっても2～3時間のパッケージで1万円前後ですし、予約特典で個室手配や割引などもあります。
バンコク旅行のベストシーズン：雨季（6月〜10月）でも楽しめる観光方法
バンコクの雨季は短時間に降るスコールや通り雨が特徴ですが、観光を工夫すれば十分に楽しむことができ、暑い気候が苦手な人にとっては、むしろ雨季の6月から10月がベストシーズンとなります。
MBKセンター、アイコンサイアム、プラネタリウムと科学博物館、タイ文化センターなどの室内観光スポットやスパ、ショッピングモールなど、屋内で過ごすアクティビティが充実しています。
バンコクには巨大なショッピングモールがあり、雨を避けつつ一日中楽しめる場所がたくさんあります。また、雨季でも短時間の雨が多いので、雨が止んだ後に観光を再開することもできます。
雨季でももちろん屋外観光も楽しめる
雨はだいたい小一時間でやむので、その間は室内観光を楽しみ、雨が止んだタイミングでバンコク市内の寺院巡りやウィークエンドマーケットなどに向かうのも良いでしょう。
ベストシーズンのバンコクで体験すべきアクティビティ
バンコクのベストシーズンには、屋外アクティビティを積極的に楽しむことで充実した旅行を実現できます。アユタヤの遺跡巡りやダムヌンサドゥアック水上マーケット、ゾウ乗り体験といった日帰りツアーも人気です。また、バンコク市内ではナイトマーケットやリバークルーズといったアクティビティも充実しています。
雨降りの時間が多い日は、バンコク市内でスパ体験やカフェ巡り、ショッピングなど、室内で楽しめるアクティビティを事前にピックアップしておくといいでしょう。
バンコクでしかできないユニークな体験
バンコクならではの体験として、タイ料理教室や水上マーケットでのショッピング、ゾウ乗り体験などがあります。タイ文化に触れることができるため、外国人観光客に人気があります。
アクティビティの現地ツアーの予約方法と注意点
人気のアクティビティは事前予約が必要です。特に乾季は予約が埋まりやすいので、早めのスケジュール調整を行いましょう。
まとめ：バンコク観光のベストシーズンとその楽しみ方について
今回の記事では、バンコクのベストシーズンである乾季（11月〜5月）や、雨季（6月〜10月）でも楽しめる観光方法について紹介しました。
乾季には屋外観光を楽しみ、雨季は室内観光を計画することが大切です。それぞれのシーズンに合わせて持ち物や服装の準備も欠かせません。どちらの時期でも楽しむための工夫があれば、バンコク旅行を充実させることができます。
バンコクのベストシーズンをしっかり計画し、素晴らしい旅行を楽しんでください！
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとしてベトナムを中心に東南アジアの旅行・生活・経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。