シェムリアップ観光で絶対に体験したい7つのこと

カンボジアにあるシェムリアップは世界遺産のアンコールワットがある都市として知られており、日本からも多くの観光客が訪れる人気の都市です。大自然に囲まれているシェムリアップ にはアンコールワット以外にも多くの魅力があります。今回はシェムリアップ観光で絶対やりたい7つのことをご紹介したいと思います。

1．アンコールワット朝日鑑賞

アンコールワットはカンボジアを訪れる人は必ず寄る何度も訪れたくなる神秘的な遺跡です。いつ訪れても綺麗な遺跡を堪能できますが、おすすめは太陽が出る前です。遺跡の間から覗く朝日鑑賞は、他では味わえない経験です。

アンコールワットの入場券は1日２０ドルなので、夜明け前に寄って、一度ホテルに帰り、昼からゆっくりと観光してもいいでしょう。遺跡の中はとても広いので歩きやすい服装で訪れて下さい。

2．ベンメリア遺跡で古代の文明に触れる

シェムリアップの郊外にある遺跡です。ベンメリアの意味は花が咲き乱れるアンコールワットを作ったスリヤヴァルマン2世国王によって作られた遺跡で、東のアンコールワットと呼ばれています。遺跡は密林の中にあり、辺りは草木が生い茂っており、神秘的な空間を探検する事ができます。

大人気ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」のモデルとも噂されていいます。近くにはコーケー遺跡もあるのでそちらも一緒に観光するのがおすすめです。

3．夜のパブストリートを観光

夜になると観光客が押せ寄せる「パブストリート」はシェムリアップ最大の繁華街です。レストラン、バー、屋台、雑貨屋やマッサージ店など様々なお店が立ち並んでいます。陽気な音楽がストリートに鳴り響いて、毎日お祭りのような雰囲気で歩くだけでも楽しい気分になります。

パブストリートにあるTemple Clubはお酒と一緒に民族舞踊も楽しめるので観光客に人気のお店です。どの店も遅くまで開いているので、まっすぐホテルに帰るには物足りない時は寄ってみて下さい。

4．トンレサップ湖でボートクルーズ

「トンレサップ湖」は東南アジア最大の湖であり、世界最大規模の水上生活者がいる場所でもあります。乾季で琵琶湖の3倍、雨季には10倍の大きさ膨れ上がります。トンレサップ湖クルーズでは、小学校や商店などが水上家屋が続く小さな村と人々の暮らしの様子を見学することができます。

また、昼食には水上に浮かぶレストランで食事をします。晴れている日は夕日も綺麗に見えますし、サンセットは非常に美しいもの。日本では見ることができない水上での生活を垣間は、他では経験できない貴重な体験です。ただ個人で行く場合はガイドの人によっては学校などに寄付をお願いされたりするので、断るのが苦手な人はツアーで参加した方がいいでしょう。

5．オールドマーケットでショッピング

シェムリアップのお土産探しのメインにもなるオールドマーケット。地元住民も通っており、雑貨以外にも日用品や食品も多く売られています。ボディオイルや石鹸や小物入れなどアジアチックな可愛い物が多く売られているのでお土産におすすめです。

また旅の楽しみなのが値段交渉。バラマキ土産用にまとめて購入すると値引きも楽にできます。買い物しなくても規模が大きいので見て歩くだけでも楽しいので是非寄って見てください。

6．プール付きのホテルに宿泊

シェムリアップは観光地の為、パブストリート周辺からアンコールワット周辺にかけて多くのホテルが点在しています。カンボジアは物価が安いので、高級ホテルも日本よりも安く泊まることができます。シェムリアップの日中は暑く、一日中観光をするとクタクタになってしまいます。

溜まった疲れ取るのには、ホテルのプールでのんびり過ごすのがおすすめです。ビジネスクラスのホテルにもプールが付いているところはたくさんあり、およそ5000円程度から宿泊することができます。遺跡観光もいいけれど、南国リゾート気分を味わいたい、という人は是非。

7．高級スパでパッケージを堪能

シェムリアップ観光で疲れた身体を癒すのにスパがおすすめです。オールドマーケット周辺にはマッサージ店が多く並んでおり、値段も１時間数百円と格安です。しかし、せっかく物価の安いシェムリアップでスパを受けるのだから、雰囲気ある高級スパで長時間パッケージを体験したいところ。

パッケージコースにはウェルカムドリンクやジャグジー、サウナまで付いて来ることが多く、日本と同等かそれ以上のサービスを格安で受けることができます。ゆっくりマッサージを受けて旅の疲れを取って下さい。

シェムリアップを楽しむコツは、非現実的な時間を作ること

シェムリアップ旅行をより有意義に過ごすコツは、どれだけ日本社会からはずれた非現実的な時間をおくることができるかです。「せっかくカンボジアにきたんだから世界遺産を回らなきゃ！」と滞在のほとんどを遺跡観光に使ってしまうと、南国リゾートを少しも楽しめなくなってしまいます。シェムリアップ旅行では、どのくらいの時間をどこに費やすのかをしっかりと考えてスケジュールを組むようにしましょう。

Writer／この記事を書いた人

古川 悠紀
トラベルライター

大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。