シェムリアップ観光!遺跡以外で行くべき名所5選

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カンボジアのシェムリアップといえば、世界遺産でもある壮大なアンコール遺跡の姿が思い浮かぶのではないでしょうか。

しかし、シェムリアップにはアンコール遺跡以外にも足を運んでおきたい名所があります。ここでは、そんな名所を5つピックアップしてお届け。是非シェムリアップ旅行の参考にしてみてください。

目次

    1.琵琶湖の何倍もの規模を誇る「トンレサップ湖」

    トンレサップ湖
    広大な面積を誇る

    東南アジア最大の湖である「トンレサップ湖」は、その豊かな水と盛んな漁業で、カンボジアに住む人びとの生活を支えています。そのため、「カンボジアの心臓」とも呼ばれている湖。

    シェムリアップのトンレサップ湖
    ツアーでは写真のような小型ボートで移動する

    湖のある場所は、シェムリアップ市街からトゥクトゥクで約40分くらいのところ。その大きさをものすごく、乾季でも琵琶湖の3倍、雨季など10倍以上。ここで暮している水上生活者の数も世界最大規模で、約100万人がここに住んでいるとのこと。

    ツアーでは人びとが暮している水上村をボートで見学したり、湖上でサンセットを鑑賞しながら食事をすることができます。

    2.地元の生活感あふれる「オールドマーケット」

    オールドマーケット
    オールドマーケットの外観。傍には川が流れている

    通りで囲まれた1区画をまるごとアーケードで覆った「オールドマーケット」。シェムリアップを代表するマーケットです。ここで扱われている品々は、雑貨や衣料品だけでなく、野菜や魚など。地元の人たちも普段の買い物に利用する生活感あふれる観光スポットです。

    オールドマーケットの内部
    エスニックな雰囲気が漂う

    このマーケットが面している通り沿いには、軽食やフルーツなどを売っている屋台なども。営業時間は、朝6時くらいから夜19時くらいまで。

    3.お土産もの探しにぴったり「アンコール・ナイトマーケット」

    アンコールナイトマーケット
    市内最大規模のナイトマーケット。毎日開催しているのが嬉しい

    観光客向けの品物を中心に扱っている「アンコール・ナイトマーケット」。エントランスは派手めなネオンがあって、はじめて訪れる人にとっても分かりやすくなっています。

    このマーケットには、150件ものお店が立ち並んでいます。シルクのお店や民芸品、スパイスやアロマ、そして、アート作品など、お土産にぴったりな豊かな品ぞろえも魅力的。

    アンコールナイトマーケットの雑貨店
    どれにしようか迷ったら、まずは交渉してみよう

    商品に値札がついたものもあり、観光客にとってショッピングしやすいマーケットです。また、カフェやマッサージ屋さんなどもあり、まるで遊園地のような賑やかさがあるのも特徴のひとつ。

    営業時間は16時から22時くらいまで。

    4.影絵スバエクトーイを鑑賞できるレストラン「クリスタルアンコール」

    カンボジアの歴史と伝説を知れる
    カンボジアの歴史と伝説を知れる

    アンコール王朝時代から続く影絵「スバエクトーイ」を鑑賞することができるレストラン。シェムリアップ市街から少し離れているので、トゥクトゥクで行くのがベスト。

    アプサラダンスの鑑賞
    途中で影絵を出て会場を移動すれば、無料で見ることができる

    コース料理に舌鼓を打ちながら、ラーマヤナの一節を影絵で鑑賞。その後は時間があれば別の部屋で行われているアプサラダンスも鑑賞できます。

    5.伝統ダンスが鑑賞できる「アマゾン・アンコール」

    アプサラダンスの鑑賞
    アプサラは天女という意味

    高級ホテルがつらなっている国道6号線の近くにあるビュッフェレストラン「アマゾン・アンコール」。

    収容人数は350人以上という広々とした店内。そこでは、クメール料理をはじめとして、日本やタイ、中国や西洋など、さまざまな国々の料理を楽しむことができます。その数、なんと50種類以上。

    アマゾンアンコールのビュッフェ
    ビュッフェだから満足いくまで食べることができる

    また、夜にはカンボジアの伝統芸能・アプサラダンスのショーも。このショーは魅力のひとつです。おいしい料理とダンスが楽しめる、なんとも欲張りなレストランです。

    遺跡以外の観光プランを考えよう

    シェムリアップの観光で、遺跡以外で行くべき名所を5つご案内しました。琵琶湖の数倍の規模を誇るトンレサップ湖や地元の生活を垣間見られるオールドマーケット、そして、伝統的なダンスをみながら料理を楽しめるレストランなど。

    アンコール遺跡以外にも、こんなにも魅力的な観光スポットがあるので、現地ではたっぷりとカンボジア情緒を楽しんでいってください。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとしてベトナムを中心に東南アジアの旅行・生活・経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。