パタヤ内の移動手段を完全攻略！ソンテウやタクシーの選び方

タイのバンコクから気軽に行けるビーチリゾートのパタヤでは、市内の移動手段は何があるのでしょうか？

ここでは初めてのパタヤ観光客に向けてパタヤ現地の移動手段を具体的に解説します。

パタヤ内の移動手段はソンテウ/タクシー/Grab/レンタルバイク

タイのパタヤでは様々な移動手段が利用でき、観光地やビーチ周辺を効率よく移動することが可能です。ただし、外国人観光客にとってはこれから紹介するソンテウ（乗り合いバス）やタクシー、Grabタクシー、レンタルバイクがメインとなり、これらは用途に応じて使い分けることで移動がスムーズに進みます。

知っておくべきパタヤ市内の移動に関する基礎知識

タイのパタヤでは流しのタクシーが少なく、交渉制が一般的です。ソンテウは運行ルートが決まっており、1回10バーツとリーズナブルな価格で利用可能です。利用する前に、ルートや料金に関する基礎知識を理解しておきましょう。

パタヤ市内の移動手段「ソンテウ」の乗り方とルートの選び方

ソンテウはパタヤ市内で最も利用される移動手段です。乗り方やルートをしっかり把握しておくと、パタヤ市内の移動が効率的になります。

パタヤ内の移動に使えるソンテウの基本ルートと料金

ソンテウは主にビーチロードとセカンドロードを循環しています。どこまで乗っても基本的に10バーツで、市内の主要な観光スポットを簡単に移動できます。乗り換えが必要な場合もありますが、ルートに慣れれば非常に便利です。

パタヤ内のソンテウに安全に乗るためのポイント

パタヤ内のソンテウに乗る際は、運転手に行き先を告げる必要はなく、降りたい場所が近づいたらブザーを押します。降りる際には料金を支払い、バーツの小額紙幣やコインを準備しておくとスムーズです。

また、ソンテウに乗っている最中はスマホや財布など金目のものはあまり取り出さないようにしましょう。ひったくり犯もいます。

タイのパタヤの移動手段「タクシー」を利用する際の注意点

タイのパタヤ内でのタクシー利用は、バンコクと異なり交渉が必要です。料金は事前に確認し、ふっかけられないよう注意が必要です。

パタヤ内の移動手段でタクシー利用時の交渉方法と料金の目安

タクシー利用時は、乗車前に料金交渉を行うことが一般的です。近距離でも100バーツ以上になることが多いため、適正価格をあらかじめ確認し、交渉する際には冷静に対応しましょう。

パタヤ内のタクシーのぼったくり防止のためのコツ

料金交渉でふっかけられるケースがあるため、特に観光客は注意が必要です。料金は事前に確認し、交渉が難しい場合はGrabタクシーを利用するのも良い選択です。

タイのパタヤ内の移動手段「Grab」を使った便利な移動方法

Grabタクシーは、スマホを使った配車アプリで、Grab社は東南アジアの多くの国でサービスを展開しています。タイのほかベトナム、マレーシア、バリ島、シンガポールとどこでも使えるので、スマホにインストールして使いこなせるようになっておけば、東南アジア旅行では非常に重宝します。

ただし、スマホのネット接続が必要のため、現地でSIMを調達するかポケットWi-Fiを持参すると良いでしょう。

Grabはタクシーと異なりスマホの画面上に料金が表示されるため、ぼったくりの心配なく安心して利用できる移動手段なのが特徴です。パタヤでは非常に便利な選択肢となっています。

パタヤ内でGrabタクシーの予約方法とアプリの使い方

Grabはスマホの専用アプリを使って予約します。スマホアプリで目的地を設定すると車種と料金、到着予定時間を確認できるので、問題なければマップ上で配車が開始されます。

あとはドライバーとテキストチャットか電話でやり取りして、落ち合ったのち乗車。支払いはクレジットカードと現金払いを選べます。

パタヤ内の移動手段「レンタルバイク」を利用する際のポイント

レンタルバイクはパタヤ市内の移動をより自由にする手段の一つです。気軽に利用できるため、ビーチや市内観光を効率よく楽しめます。

ただし事故には気を付けてくださいね。

パタヤ内のレンタルバイクの料金と手続き

レンタルバイクの料金は1日あたり約200〜300バーツで、店舗での手続きが必要です。免許証がなくともデポジットを払えば借りることができますが、違法といえば違法です。ただし、パタヤでは外国人がバイクをレンタルするのが昔からの普通のため、警察も目くじら立てて捕まえることはありません。

ただ、ヘルメットは必ず着用するようにしてください。ノーヘルは罰金の対象となります。

タイのパタヤ市内のビーチ周辺での移動手段とおすすめを解説

タイのパタヤビーチ周辺を移動する際には、徒歩やソンテウ、バイクタクシーが便利です。特にビーチロード沿いは観光客向けのエリアが集まっており、短距離での移動が主になるため、徒歩やソンテウでの移動が簡単でコストも抑えられます。

パタヤのビーチロード沿いの移動手段

ビーチロード沿いではソンテウが頻繁に運行しています。ビーチからホテルやショッピングエリアに向かう際には非常に便利な手段です。歩いても楽しめるエリアですが、長距離を移動する場合はソンテウやバイクタクシーが選ばれます。

パタヤビーチ周辺の徒歩移動とその利便性

ビーチロード周辺は観光客向けに整備されているため、徒歩で移動するのも非常に便利です。ビーチを楽しみながら観光地や飲食店を巡ることができ、車の移動が不要な場合も多くあります。

パタヤからバンコクへ帰る移動手段とアクセスについて

パタヤからバンコク市内へ帰る移動手段には、バスとタクシーの2つがあります。それぞれの交通手段にはメリットがあり、予算や時間によって選ぶと良いでしょう。

パタヤ発バンコク行きの移動手段はバス・タクシー

バスでの移動は安価でノースパタヤのバスターミナルからエカマイやモーチットに向けて運行されています。料金は約120〜200バーツで、所要時間は約2.5〜3時間です。タクシーは料金が高く、1500〜2000バーツかかりますが、早く快適に移動できます。

パタヤ内からバンコクまでのバスとタクシーの料金

バスはコストパフォーマンスが高く、交通渋滞の影響を受ける場合もありますが、価格がリーズナブルです。外国人が多く利用するバスなので、冷房もしっかり効いているので居心地は決して悪くありません。

一方でタクシーは料金は高めですが、ドアツードアで快適に移動でき、子どもや高齢者連れの家族や荷物が多い場合には便利です。

タイのパタヤ内の移動手段を完全攻略！ソンテウやタクシーの選び方まとめ

今回はタイのパタヤ内の主要な移動手段であるソンテウやタクシー、Grabタクシーについて詳しく解説しました。

ポイントをまとめると次の通りです：

• パタヤ内のソンテウはメインの移動手段となり、10バーツで利用できる。
• タクシーは交渉制で、高額になることがあるため注意が必要。
• Grabタクシーは料金が事前にわかり安心して利用できるが、スマホのネット環境が必要。

パタヤでの快適な移動には、事前に利用方法を理解し、適切な手段を選ぶことが重要です。交通手段を賢く選んで、パタヤでの滞在を満喫してください！

Writer／この記事を書いた人

古川 悠紀
トラベルライター

大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとしてベトナムを中心に東南アジアの旅行・生活・経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。