アユタヤの見どころ完全ガイド!必見の遺跡と観光プラン


アユタヤはタイの歴史と文化が詰まった世界遺産の町で、旅行者にとっては遺跡巡りや寺院観光が楽しめるバンコク旅行者に人気の観光地です。バンコクから日帰りでアクセスできるため、多くの旅行者が訪れますが、半日もしくは1日で効率よく回るためには事前の計画が重要です。
ここでは初めてアユタヤに訪れる旅行者に向けて、アユタヤの見どころや観光モデルコース、おすすめの寺院などを詳しく解説します。
当サイト「タビスパ」はバンコクを中心としたタイの予約サイトです。スパ・レストラン・現地ツアーの予約が可能なので、観光情報と併せてご利用ください。

アユタヤの見どころ完全ガイド|世界遺産の歴史と魅力を解説
アユタヤは1351年に建設され、約400年間タイの首都として栄えた歴史ある旧都です。17世紀には東南アジア有数の国際貿易都市として繁栄し、日本人町も存在しました。しかし、1767年にビルマ軍(現ミャンマー)の侵攻を受け、街は破壊されました。現在では、多くの遺跡が残る歴史公園として、世界遺産に登録されています。
アユタヤ遺跡の特徴
アユタヤ遺跡群は、仏塔(チェディ)や巨大な仏像、王宮跡などが点在し、独特の景観を生み出しています。ビルマ軍の侵攻時に破壊された仏像や寺院跡がそのまま残っており、かつての繁栄と滅亡を同時に感じることができます。歴史好きな方には特におすすめの観光地です。
アユタヤ観光の魅力
アユタヤの見どころは、歴史的な遺跡巡りだけではありません。寺院の仏塔を登って遺跡全体を見渡したり、水上マーケットでローカルな雰囲気を味わったりと、多彩な体験ができます。ゾウ乗り体験はアユタヤ旅行者の中でも人気の観光スポットです。バンコクとは異なる雰囲気の中で、タイの歴史と文化に触れることができる点がアユタヤ観光の魅力と言えるでしょう。

アユタヤの見どころとおすすめ5選|必見の遺跡と寺院巡り
アユタヤには数多くの遺跡があり、半日や1日ですべての遺跡スポットを訪れることはできません。そのため、限られた時間で効率よく観光するためには、主要スポットだけを押さえることが大切です。ここでは、アユタヤ観光で絶対に訪れるべき5つの遺跡と寺院を紹介します。
ワット・マハタート
アユタヤで最も有名な遺跡の一つで、木の根に埋もれた仏頭があることで知られています。この仏頭は、ビルマ軍の侵攻時に破壊され、その後長い年月をかけて木の根が絡みつき、現在の姿になりました。アユタヤ観光のシンボルともいえるスポットで、多くの観光客が訪れます。
ワット・プラシーサンペット
かつての王宮跡に建てられた、アユタヤ最大級の寺院です。特徴的な3つの仏塔(チェディ)が並ぶ光景は壮観で、アユタヤ観光のハイライトの一つとなっています。仏塔内には歴代国王の遺骨が納められており、格式の高さを感じることができます。
ワット・チャイワッタナラーム
アユタヤで最も美しい遺跡の一つで、カンボジアのアンコール・ワットの影響を受けたクメール様式の建築が特徴です。
遺跡の中央には高さ35メートルの仏塔がそびえ立ち、周囲には多くの小塔が並んでいます。夕暮れ時にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめる人気スポットです。
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
高さ72メートルの巨大な仏塔がある寺院で、アユタヤの歴史的な戦勝記念の場としても知られています。また、敷地内には全長7メートルの寝仏像があり、多くの参拝者が訪れます。ここでは、仏塔の階段を登って上からアユタヤの街を見渡すこともできます。
ワット・ローカヤスターラーム
アユタヤの遺跡群の中で最も巨大な寝仏像(リクライニング・ブッダ)があることで有名な寺院です。
全長28メートルの巨大な仏像は、青空の下で堂々と横たわっており、圧倒的なスケール感を誇ります。現在も多くの地元の人々が参拝に訪れる、アユタヤならではのスポットです。

アユタヤの見どころと所要時間|効率よく回る観光モデルコース
アユタヤの日帰り観光で見どころだけを回るのであれば、効率的に観光するためには以下のモデルコースを組んでみてください。
日帰り観光モデルコース
- 朝8:00 バンコク出発:電車、バス、タクシー、ツアーなどでアユタヤへ向かう
- 9:30 ワット・マハタート見学:木の根に埋もれた仏頭を鑑賞
- 10:30 ワット・プラシーサンペット見学:アユタヤ王宮跡を見学
- 12:00 ランチタイム:現地のローカルレストランでタイ料理を堪能
- 13:30 ワット・チャイワッタナラーム訪問:アンコール・ワット風の寺院を見学
- 15:00 ワット・ヤイ・チャイ・モンコンへ:巨大仏塔の階段を登る
- 16:30 アユタヤ水上マーケット散策:ローカルな雰囲気を楽しむ
- 18:00 バンコクへ帰路
このモデルコースに沿って観光すると、主要な遺跡を効率よく回ることができます。

ゾウ乗り体験も追加したいなら「エレファントキャンプ」がおすすめ!
歴史公園の近くには「エレファントキャンプ」と呼ばれるゾウ乗り体験できる場所があります。もしこちらも追加したいのであれば、上記で紹介したスケジュールの中の「ワット・プラシーサンペット」の観光を終えた後に行きましょう。徒歩5分とは慣れていない場所にあるのでアクセスが良いです。
ワット・ヤイ・チャイ・モンコンと水上市場はタクシーやトゥクトゥクで10分強と少し離れているため、無理して行く必要はありません。
アユタヤの見どころ|遺跡巡りのベストシーズンと服装の注意点
タイのアユタヤを快適に観光するためには、訪れる季節と服装選びが重要です。とくに雨季の6月~10月に行くと、観光の道中に雨に降られる可能性が高いので、天気が悪い日はバンコク市内の観光がおすすめです。
アユタヤ観光に最適なシーズン
アユタヤ観光のベストシーズンは、乾季の11月〜2月です。この時期は比較的涼しく、快適に観光を楽しむことができます。一方、3月〜5月は非常に暑くなるため、日焼け対策とこまめな水分補給が必要です。アユタヤ遺跡内には冷房が効いているような施設はないので、小さな子供やお年寄り同伴の旅行者はこの時期は避けた方がいいかもしれません。
服装の注意点
アユタヤの遺跡観光では、日差しを遮る帽子やサングラス、通気性の良い服装がおすすめです。また、寺院を訪れる際は、露出の少ない服装が求められるため、薄手の長袖シャツやストールを持参すると良いでしょう。

アユタヤの見どころを満喫するための注意点とマナー
アユタヤ観光を楽しむためには、いくつかのマナーや注意点を守ることが大切です。寺院では、仏像の前でふざけたり、足を向けて座ることは禁じられています。
また、仏像に触れたり、仏頭の上で写真を撮るのも避けるべきです。観光の際は、静かに過ごし、信仰心を持って行動することが求められます。ワット・マハタートの見学時は仏頭よりも目線を下にするため、立ったまま手を合わせないようにしてください。

まとめ:アユタヤの見どころを押さえよう!世界遺産遺跡を観光
今回はアユタヤ遺跡観光の見どころを紹介しました。基本的に世界遺産の歴史公園に見どころは集まっているので、半日観光の人はここだけを回るのも良いでしょう。
世界遺産に登録された遺跡群を巡りながら、タイの歴史や文化に触れることで、より深い観光体験が得られるはずです。アユタヤはバンコクからアクセスしやすいため、日帰り旅行にも最適です。事前に観光ルートや服装を準備し、快適にアユタヤ観光を楽しみましょう。