パタヤ観光で穴場に行こう！初心者でもおすすめのスポット
パタヤはタイ有数の観光都市で、バンコクから気軽に行ける美しいビーチや賑やかなナイトライフが魅力のエリアです。しかし、観光客が集まる定番スポットだけでなく、パタヤにはまだ知られていない「穴場」が多く存在します。
静かなビーチでリラックスしたり、ローカルな市場で本場のタイ料理を味わったり、歴史的な寺院を巡ったりすることで、より深くパタヤの魅力を楽しめます。ここではパタヤ観光の穴場スポットを詳しく紹介します。単なる町歩きで終わらせたくない旅行者は、ぜひご覧ください。
当サイト「タビスパ」はバンコクを中心にタイのスパ・レストラン・現地ツアーの予約サイトです。近年は世界中の旅行者がタイに足を運ぶので、人気のお店はどこも予約でいっぱいです。できるだけタイ旅行が決まった時点でスパやレストランは押さえておくと良いでしょう。
パタヤ観光の穴場スポット！定番とは違う魅力を発見
パタヤと聞くと、パタヤビーチやラン島、ウォーキングストリートなどの定番スポットを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、パタヤには観光客の少ない隠れた名所が数多くあります。2回目のパタヤ観光や、パタヤ現地で数泊して時間を持て余している旅行者は、ぜひここで紹介する観光スポットを巡ってみてください。
穴場スポットを巡ることで、以下のような魅力を体験できます。
パタヤで穴場観光するメリット
- 静かに過ごせる：人混みを避け、落ち着いた雰囲気の中で観光ができる
- ローカルな文化を楽しめる：観光客向けではなく、地元の人々が訪れる場所で本場のタイを感じられる
- コストパフォーマンスが良い：人気スポットに比べ、入場料や食事の価格が手頃
パタヤ観光でのんびりできる穴場観光エリア・ビーチ3選！観光客が少ないスポット
パタヤのビーチといえば、パタヤ・ビーチやラン島が有名ですが、これらのビーチは多くの観光客で賑わっています。静かに過ごしたい方には、以下の穴場ビーチがおすすめです。
パタヤから行ける穴場ビーチならココ！「ジョムティエン・ビーチ」
パタヤ中心部から約10分の距離にあるジョムティエン・ビーチは、パタヤ・ビーチに比べて観光客が少なく、リラックスできる雰囲気が特徴です。
日本人はおろかアジア人観光客はほとんどいなく、欧米人のオアシスのような雰囲気です。子連れ家族にも最適です。
■行き方：パタヤ市街からソンテウで約30分
■特徴
・海沿いにはローカルのカフェやレストランが並び、リーズナブルな価格でシーフードが楽しめる
・砂浜が広く、ビーチチェアを借りてのんびり過ごせる
穴場の大規模夜市「ジョムティエン・ナイトマーケット」
午前中はジョムティエンビーチでのんびり過ごし、夕方にはジョムティエン・ナイトマーケットでタイグルメや海鮮を楽しむと良いでしょう。
多くの人は夕方前にパタヤ市街地に戻ってしまいますが、ジョムティエンナイトマーケットは毎晩解散している大規模な夜市です。
■行き方：ジョムティエン・ビーチから徒歩5分
■特徴
・ぼったくりなしのリーズナブルな価格でタイ＆海鮮グルメを楽しめる。
・南国ビーチの雰囲気満載の夜のひとときを満喫できる。
パタヤから行く穴場ローカルビーチエリア「バンセン」
バンセン・ビーチは、パタヤの中心部から車で約40分の距離にある穴場ビーチです。観光客よりも地元の人々が多く、落ち着いた雰囲気が魅力です。
とくに海水浴に適しているわけではないので、無理して泳がず、雰囲気だけ楽しむと良いでしょう。昨今はバンセンも都市開発が進み、お洒落なホテルやレストランも増えてきたので、半日観光のスケジュールを組んでみるといいでしょう。
■行き方：パタヤからタクシーで約1時間。ソンテウは乗り換えが発生するため非推奨。
■特徴
・泳ぐ必要はなく、砂浜に寝そべってのんびり読書や日光浴ができる
・町歩きも楽しみ。お洒落なカフェやレストランでタイ料理を食べられる
・博物館などを巡れば1日観光もできる
タイ・パタヤの水族館で楽しむ穴場観光！子連れ旅行にもおすすめ
パタヤには、観光客にあまり知られていない水族館がいくつかあります。子どもと一緒に旅行する方におすすめの穴場スポットを紹介します。
アンダーウォーターワールド・パタヤ/Underwater World Pattaya
アンダーウォーターワールド・パタヤは、タイ最大規模の水族館です。海の中を歩いているような感覚を味わえる水中トンネルが見どころ。子ども向けの体験プログラムも充実しています。
■アンダーウォーターワールド
営業時間：09:00～18:00／無休 (最終入場17:30)
住所：22/22 Moo 11 Sukhumvit Road, Nong Prue Subdistrict Bang Lamung District, Chonburi
■URL：こちらをクリック※外部サイト
サンクチュアリー・オブ・トゥルースの魅力とおすすめ観光ルート
パタヤの観光地の中でも、サンクチュアリー・オブ・トゥルース（Sanctuary of Truth）は他にはない独特な魅力を持つ穴場スポットです。
壮大な木造建築は、仏教やヒンドゥー教の思想をもとに建てられたもので、彫刻の細かさや建築の壮麗さは圧巻です。観光客は比較的少ないため、静かな雰囲気の中でゆっくりと見学することができます。
また、ゾウ乗り体験もできるので、家族旅行者にもおすすめできます。
サンクチュアリー・オブ・トゥルースとは？
サンクチュアリー・オブ・トゥルースは、1981年に建設が開始された木造建築で、現在も建設が続けられています。高さ約105メートル、敷地面積3200平方メートルに及ぶこの寺院は、すべて木材のみで造られており、釘や金属の部品は一切使用されていません。
建物全体が彫刻で覆われており、仏教やヒンドゥー教の神話、哲学的な教えが細密な彫刻で表現されています。館内には静寂が広がり、まるで時が止まったかのような神秘的な空間が広がっています。
おすすめ観光ルートと見どころ
訪れる際には、以下のポイントを押さえておくと、より楽しむことができます。
- 早朝の訪問がおすすめ
サンクチュアリー・オブ・トゥルースは観光客が少ない時間帯の方が、より静かで厳かな雰囲気を味わえます。朝の涼しい時間帯に訪れると、ゆっくりと寺院を見学することができ、写真撮影にも最適です。 - ガイドツアーで彫刻の意味を学ぶ
寺院の内部には、仏教、ヒンドゥー教、神話の象徴的な彫刻が多数施されています。ガイドツアーに参加すると、それぞれの彫刻が持つ意味や歴史的背景について詳しく学ぶことができるため、より深い理解が得られます。 - ゾウ乗り体験
サンクチュアリー・オブ・トゥルースではゾウ乗り体験もできます。写真も撮ってくれるので記念にいかが。寺院の入場料とは別料金で、ちょっと高いですが価値はあります！
■サンクチュアリー・オブ・トゥルース
住所：206/２ Moo.5 Naklua, Banglamuang Pattaya
営業時間：8:00～20:30
行き方：パタヤ市街地からタクシーで約20分
パタヤのニューハーフショーはここが穴場！混雑を避ける方法
パタヤのナイトライフといえば、ニューハーフショーが有名です。バンコクにもありますが、バンコク観光の予定が詰まっている人は、パタヤで鑑賞するのもおすすめです。
パタヤには「ティファニー・ショー」と「アルカザール・ショー」、「コロシアム・ショー」があります。ティファニー・ショーとアルカザール・ショーは観光客に人気がありますが、混雑を避けてゆっくり鑑賞したいなら、穴場のコロシアム・ショーを選ぶのが良いでしょう。コロシアムショーはローマのコロシアムを再現して演劇仕立てにしたもので、舞台音響もよく迫力満点です。
パタヤ旅行の穴場ツアー！定番観光に飽きた人向けの新しい楽しみ方
パタヤの観光といえば、ビーチやナイトライフが有名ですが、現地ツアーを利用すると、自力で行くのが困難な穴場の観光スポットなどに足を運ぶことができ、一味違った新たな魅力を発見できます。
パタヤから現地ツアーに参加！穴場の離島を巡ろう
- サメサン島：人が少なくプライベートビーチのような雰囲気を楽しめる（海水浴にそれほど適しているわけではないが）
- ロイ島：島といっても歩いて回れる小さな小島。記念撮影スポットや見晴らしの良い海鮮食堂でのどかな時間を過ごすことができる。
まとめ：パタヤの穴場観光は日帰りから楽しめる！
パタヤ観光は定番スポットだけでなく、穴場を巡ることでガイドブックにはない楽しみ方を実践することができます。王道の観光スポットはどこも観光客でごった返しているので、「静かな海辺を歩きたい」、「もっとローカルな時間を楽しみたい」という人は、ここで紹介した穴場スポットに訪れてみてください。
静かなビーチでリラックスしたり、ローカルな市場で本場のタイ料理を味わったり、荘厳な寺院を訪れたりすることで、パタヤの奥深さを感じられるでしょう。
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジアを周遊し、旅行・生活・経済の現地情報を発信。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。